DETROUBLER
心理音響学に基づく自動補正で、クリアなサウンドを実現するミキシングプラグイン
- 製品カテゴリ プラグイン・エフェクト
- カテゴリ EQ
- リリース時期 2025年3月
- 商品コード C7458
- 短縮コード WAP256
- メーカー W.A. PRODUCTION
ストレスフリーなサウンド
シルキーなシンセを作り上げるときも、完璧にバランスの取れたボーカルを仕上げるときも、音を際立たせながら不快な周波数を抑えることは常に課題です。特に、音が耳障りに感じたり、こもったり、低音が膨らみすぎたりする場合は、適切な処理が必要になります。
そこで『DETROUBLER』の出番です。サウンドを滑らかに整え、オーディオ処理における最も厄介な問題を解決します。
このプラグインを使えば、優れたサウンドを追求しながらも、耳への負担を抑えるバランスを簡単に見つけることができます。不快な周波数帯域を取り除き、ミックスを完璧に仕上げるためのオールインワン・ツールボックスを今すぐ手に入れましょう。
『DETROUBLER』は、ただ闇雲に周波数を削るわけではありません。心理音響学の理論に基づき、熟練のエンジニアでも見逃してしまうような耳障りな周波数を正確に特定します。
Fletcher-Munson曲線や Barkスケールといった音響理論を活用し、聴覚的な不快感の本質を解析することで、より精密な処理を実現しています。
理論を知らなくても心配はいりません。『DETROUBLER』には6つの専用メーターが搭載されており、直感的な操作でトラックの荒さを取り除き、音楽的に自然なサウンドに仕上げることができます。
主な特徴
- 心理音響学に基づいた音響処理プラグイン
- オーディオの問題周波数を的確にターゲット
- 耳の疲れを引き起こす周波数を簡単に特定
- 6つの専用ターゲットゾーンで調整可能
- 「Listenモード」で問題のある部分を正確にモニタリング
- リアルタイムの周波数スペクトラム表示
- AB比較 & Undo/Redo機能の搭載
- サイズの変更が可能なインターフェース
- 高い応答性と低CPU負荷
- 柔軟に使えるファクトリープリセット
デモムービー(英語)
Detroubler - Stress-Free Sound (VST / AU / AAX)
Listen & Learn
専用のListenボタンを最初に使用することで、修正が必要なオーディオの問題点を明確に聞き取ることができます。メインのDetroubleノブを上げると、プラグインがどの周波数を捉えて処理し始めているのかをリアルタイムで確認できます。
その後、Listenモードをオフにすると、調整された音がミックス全体の中でどのように変化したのかを確認できます。
成功への6つのステップ
メインのDetroubleノブを囲む発光オーブは、それぞれの周波数帯域を示すクリック可能なメーターとして機能します。
クリックすることで各帯域の処理を 有効/無効 に切り替え可能。オーブが明るくなるほど、処理の強度が増します。もし特定のオーブの動きが最小限であれば、その帯域はすでに適切なバランスになっており、プラグインによるゲインリダクション(音量調整)は不要です。
改善すべき6つのエリア
『DETROUBLER』は、6つの特定の周波数帯域に焦点を当てて処理を行います。
このプラグインは心理音響学の原理を活用し、Barkスケールに基づいて周波数帯とそのマスキング周波数を最適化することで、よりクリアでバランスの取れたサウンドに調整します。
- Boomy: 低音域(100-250Hz)の共鳴が過剰になり、音が圧倒的すぎたり、不明瞭になったりする現象。
- Boxy: 中低域(250-500Hz)のエネルギーが強すぎることで発生する、こもったような響き。ドラムやボーカルが狭い箱の中で鳴っているように聞こえることが特徴。
- Muddy: 200-500Hz付近で周波数が重なり、楽器の音が混ざりすぎて不明瞭になる現象。音の輪郭がぼやけ、こもったサウンドになる。
- Honky: 500-1500Hzの帯域が強調されることで、鼻にかかったような、金管楽器のような響きが生じる。ボーカルや楽器の音が不自然に強調されることがある。
- Harsh: 2-6kHzの高めの中域が強すぎることで、攻撃的で耳障りなサウンドになり、リスナーの耳が疲れやすくなる。特にギターやボーカル、シンバルに影響しやすい。
- Sizzle: 8-12kHzの高音域が過剰になり、シンバルやボーカルが不自然に明るく、人工的に聞こえる現象。高音が暴れすぎることで、耳に刺さるような音質になることも。
Visual Feedback & 比較機能
『DETROUBLER』は、ベクターグラフィックスを基盤としたリサイズ可能なインターフェースを備えています。
画面上部にはリアルタイムのスペクトラムが表示され、音の問題がある領域を特定し、信号がプラグイン内を通過する際に何が起こっているのかを正確に確認できます。これにより、チェーンの各ステップで正確なモニタリングが可能になります。
また、実験を楽しみたい方のために、AB比較機能を使って異なる処理チェーンを対比させたり、コピー&ペーストで設定を簡単に適用できます。さらに、元に戻す(Undo)/ やり直し(Redo)ボタンを使用して、変更をすばやく取り消したり、再適用したりすることができます。
プリセット
『DETROUBLER』には、膨大な数のファクトリープリセットが含まれており、繊細なサウンド補正から大胆な音の変化まで幅広く対応します。
提供されているパラメータを出発点として活用し、あらゆる種類のオーディオをクリーンアップして、サウンドやプロダクションのクオリティを最大限に引き出しましょう。
DERES と DETROUBLER の違いは?
DERESは、中音域の明瞭さを向上させるために特化した共鳴除去ツールです。通常、中音域の最も支配的な共鳴を取り除くことでトラックや個々のサウンドのクリアさが大幅に向上します。特に問題となる共鳴を除去することで、ミックスをより明瞭で洗練されたものにします。
一方、『DETROUBLER』は全く異なるタイプのプラグインです。心理音響学(サイコアコースティクス)に基づいており、人間の耳にとって問題となる、または聴き疲れを引き起こすと科学的に特定された周波数を抑えることで動作します。
DERESのように共鳴を除去するわけではなく、むしろ音の中で他のディテールをマスキングしてしまう問題のある周波数領域を滑らかに整え、より心地よく聴きやすい音にします。その結果、ミックス全体がより明確になり、バランスの取れたサウンドになります。
- 最新の動作環境はW.A.Production社 製品ページをご覧ください。
- OS:macOS 10.10 以降(64bit)
- プラグイン形式:VST2、VST3、AU、AAX(ProTools 11以上)に対応
- Intel および Apple Silicon ベースの CPU とネイティブ AAX 形式
- 最新の動作環境はW.A.Production社 製品ページをご覧ください。
- OS:Windows 8 以降(64bit)
- プラグイン形式:VST2、VST3、AAX(ProTools 11以上)に対応
- スムーズに動作させる為に、処理速度の速いCPU及びRAMメモリに十分な余裕があるコンピュータにインストールしてご使用されることをお奨めいたします。
- ここに掲載している製品の仕様は、予告無く変更されることがあります。
- 製品の購入手続き完了後、受注確認メールとシリアルナンバーをお知らせするメールの2通が送信されます。メールに記載されております説明に沿って、製品のダウンロード/導入を行って下さい。
- ダウンロード製品という性質上、一切の返品・返金はお受け付け致しかねます。
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