「歌モノで非常に使用しやすいなという感触。」/『Tokyo Scoring Solo Strings』 Review – ハマダコウキ氏
Impact Soundworks の大ヒット作『Tokyo Scoring Strings 2.0』(TSS 2.0)。その完璧なパートナーとなる待望のソロ音源『Tokyo Scoring Solo Strings』(TSSS)が、ついに登場しました。
本作のリリースにあたり、多くの歌モノ楽曲を手掛けられている作曲家・ハマダコウキ氏にレビューをいただきました。
■ ハマダコウキ氏レビュー
結論、「かなり使えそうだな」という印象でした!
過去に室屋光一郎さんに演奏していただいたことがあり、デモ楽曲のMIDIデータを使ってご本人の演奏を再現してみましたが、『TSSS』はかなり近い印象を持ちました!海外製のもので作るより印象近いかも。
とくに高音域の抜け方や質感が、歌モノで非常に使用しやすいなという感触があります。ビオラやチェロの質感も好みでした。また、ショート系のアーティキュレーションが豊富なのも魅力。作り込めば、かなり理想に近い音を作れそうです。
自分は楽曲にストリングスを入れる際、各パートごとに、ファーストチェア・マイク(近い音)とミックス・マイク(遠い音)の2種類の音源を混ぜて使用しています。ファーストチェア用ではVirHarmonic 『Bohemian Violin』かAudiobro 『LA Scoring Strings 3』を使用することが多かったのですが、そこに最有力候補として躍り出てきた感じです。
一方で、他の多くのストリングス音源と同じく出来ることが多いため、打ち込みの難易度は比較的高めだと感じました。狙った音像にするには、キースイッチ等を活用した音の作り込みが必須となります。作り込みさえすれば、歌モノのオケ中でも埋もれず抜けの良い、所謂J-POPやアニソン的なストリングスに近づけられると思います。
上記の理由から、ストリングスのアレンジを進める際はNative Instruments 『Session Strings 2』などの手軽な音源でまずはスケッチを進めて、ある程度固まったところで『TSSS』に差し替える…といった流れがコスパ良い運用となりそうです。
また、各パートをソロのように単体で使うよりも、アンサンブルとしてオケ中で聴かせることで真価を発揮すると思います(自分の場合、ソロ用途では、Audio Modeling『SWAM Solo Strings』シリーズや、『Bohemian Violin』が向いていると思います)。特に低弦楽器の表現力が豊かでしっかり聴かせられるので、自分のように歌モノをメインで制作している方には是非試していただきたい音源です!
クロスグレード版
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価格などの詳細は、『Tokyo Scoring Solo Strings』製品ページをご覧ください。

高校時代からVOCALOIDを使用したオリジナル楽曲を動画投稿サイトにて公開し始め、2018年から3ピースバンドLemontic(レモンチック)のギター・ボーカルとして活動。
作詞作曲、編曲、プロデュースのほか、映像制作なども担当。
キャッチーなメロディラインとキラキラしたサウンド、バンド編成のアレンジを得意とする。
また音楽制作の傍らITベンチャー企業の役員も務めるなど、弱冠27歳ながら異色のキャリアを積み上げている。
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