SONICWIRE

SPITFIRE CHAMBER STRINGS ESSENTIALS

チェンバー ストリングス エッセンシャルズ
4.0
★★★★★
4 件の評価 »

大人気の定番ストリングス音源から必須テクニックを抜粋

28GB
Win
Mac
VST
AU
StandAlone
AAX-Native
VST3
税込価格¥38,632
386pt
(現地定価:USD 249.00)info
製品概要
細部まで徹底的にこだわった定番ストリングス音源

『SPITFIRE CHAMBER STRINGS ESSENTIALS』は、ロンドンの超一流のストリング・プレーヤーと、「ハリー・ポッター」シリーズなど名だたる映画音楽を数多く生み出したレコーディング・スタジオ「AIR STUDIO」による、KONTAKT PLAYER フォーマットのチェンバー・ストリングス音源です。

1st Violins(4人編成)、2nd Violins(3人編成)、Violas(3人編成)、Cellos(3人編成)、Basses(3人編成)の小規模な編成による繊細なサウンドは、映画などの劇伴音楽だけでなく歌モノにも使いやすく、数多くの作曲家に愛用されています。

『SPITFIRE CHAMBER STRINGS』から抜粋した53個の必須アーティキュレーションを収録し、2種類のマイク(クローズとツリー)のサウンドをブレンドすることで、ロンドンが誇る「AIR STUDIO」の気品あるサウンドを奏でることができます。

デモムービー/デモソング
  • 日本語チュートリアル

  • Walkthrough

※デモソングには本製品以外の音源が使用されている場合がございます。

エディション

SPITFIRE CHAMBER STRINGS シリーズには下記のような違いを持つ、3種類のエディションが存在します。

特徴
ESSENTIALS
通常版
PROFESSIONAL
奏者の総数
16人
16人
16人
アーティキュレーション
53種類
193種類
193種類
ラウンドロビン
最大8個
最大8個
最大8個
ダイナミック・レイヤー
最大4段階
最大4段階
最大4段階
レガート(収録パッチ数)
5個
45個
45個
ロング(収録パッチ数)
12個
52個
52個
ショート(収録パッチ数)
18個
38個
38個
トリルとトレモロ(収録パッチ数)
18個
39個
39個
エフェクト(収録パッチ数)
-
19個
19個
マイク
2種類
3種類
7種類
ライブラリサイズ
28GB
81GB
236GB

通常版ではEssentials版に収録されているC - Close、T - Treeに加えてA - Ambientのマイクポジションが収録。Professional版では更にCr - Close Ribbon、St - Close Stereo Pair 、G - Gallery 、O - Outriggers の4つのマイクポジションが追加収録されている他、F - Fine、M - Medium、B - Broad の3つのステレオ・ミックスが追加されています。ミックスされたシグナルは、個別にミックスするよりもCPUやメモリの消費を最小限に抑えつつ使用することが可能になっています。

製品詳細
奥深く、そして細部まで綿密に

「chamber(室内楽)」とは、交響楽団よりも小規模なアンサンブルのことで、カルテット(四重奏)から40人の奏者までを指します。本製品が目指したのは、室内弦楽ライブラリの決定版であり、壮大で大きな編成のストリングス・ライブラリでは実現が難しいディテールと奥深さを備えた、作曲家の需要を満たすサウンドを提供することです。

「CHAMBER STRINGS」の背景

Spitfire Audioは、この「CHAMBER STRINGS」プロジェクトを土台に作られました。当時、多くの一流作曲家が「ストリングス音源はコンセプトが曖昧で扱いにくく壮大すぎる。」という声を上げていました。「CHAMBER STRINGS」の最初の試みは非公開のプロジェクトとしてリリースされ、同業者の間で大評判となりました。

しかし、一部の人たちは「サウンドがまだ少し大きい」と感じたようでした。そこで私たちは、「どこまで編成を小さくすればセクションのように聴こえなくなるのか。」という問いの答えを考えました。そしてたどり着いたのが4、3、3、3、3、3の編成だったのです。世界最高のレコーディング・スタジオと並外れたスキルを持った奏者たちによる他に類を見ない密接な編成。美しくて使いやすいユニークなサウンドは、今でもSpitfire Audio チームが愛するストリングス・ライブラリです。

主な特徴

  • 53種類のアーティキュレーション:ショート38種、ロング12種、トリルとトレモロ18種、レガート5種
  • 2つのマイクポジション:Close、Tree
  • ロンドンの超一流ストリングス・プレーヤー(16名)
  • マイクはヴィンテージのチューブ及びリボンを使用
  • プリアンプはNeve 88R desk のNeve Monserrat を使用
  • テープ経由で96kHz デジタル収録
  • 複数のダイナミックレイヤー及びラウンドロビンを丁寧に収録
  • 必須アーティキュレーションを収録
  • Andrew Blaney 氏がレガートをデザイン
  • 個別のセクションとアンサンブルを収録
  • Kontakt Player 対応
  • NKS 対応
収録内容

セクション (4、3、3、3、3)


  • Violin 1
  • Violin 2
  • Viola
  • Cello
  • Double Bass
  • Ensemble

アーティキュレーション


  • Legato (Slurred) - (アンサンブルのパッチには含まれません)

    ※「Total Performance Legato」パッチは含まれておりません

  • Long
  • Spiccato
  • Staccato
  • Pizzicato
  • Col Legno
  • Unmeasured Tremolo
  • Trill (Minor 2nd)
  • Trill (Major 2nd)

マイク


  • Close
  • Tree
動作環境
  • CPU:Intel Core i5 以上、または Apple Silicon
  • RAMメモリ:4GB(6GB推奨)
  • 対応インターフェース:スタンドアロン、VST3、AAX、AU(64bitのみ)
  • データサイズ:28.0GB
  • 本製品は、KONTAKT (PLAYER) バージョン 6.5.3以上 に読み込んでお使いいただけます。
  • OSの対応状況は、Native Instruments社 WEBサイト内の KONTAKT PLAYER システム要件ページをご覧ください。
  • CPU:Intel Core i5 または同等のCPU以上
  • RAMメモリ:4GB(6GB推奨)
  • 対応インターフェース:スタンドアロン、VST3、AAX(64bitのみ)
  • データサイズ:28.0GB
  • 本製品は、KONTAKT (PLAYER) バージョン 6.5.3以上 に読み込んでお使いいただけます。
  • OSの対応状況は、Native Instruments社 WEBサイト内の KONTAKT PLAYER システム要件ページをご覧ください。
ご使用にあたって
  • 28GB以上のストレージ空き容量が必要です(インストール時には倍の空き容量が必要です)。
  • サウンド・モジュールをスムーズに動作させる為に、処理速度の速いCPU及びRAMメモリに十分な余裕があるコンピュータにインストールしてご使用されることをお奨めいたします。
  • 本製品をご使用いただくにはインターネット経由でのチャレンジ&レスポンスによるオーソライズが必要となります。オーソライズにはインターネットへの接続環境、及びE-Mailアドレスが必須となります。
  • ここに掲載している製品の仕様は、予告無く変更されることがあります。
ユーザーレビュー (4件)

平均評価4

★★★★★

4 件の評価


★5
50%
★4
25%
★3
0%
★2
25%
★1
0%

参考になったレビュー

歌もの~中規模劇伴のストリングス音源の入門はこれで良いかも

★★★★★
投稿者: zero
投稿日時: 2025-11-12 12:32:55

音と奏法がとてもリアルで使いやすい音源です。元の音が良いからベタ打ちでも良い感じですが、自分でちゃんとmidi編集するとより一層リアルなストリングスに近づきます。設定が少ないから操作もしやすいです。
ですが、作編曲経験を積むともっと操作項目が欲しくなってしまうと思います。幸いにも上位グレードに割引価格でアップグレートできるので、本格的なストリングス音源が欲しいならここから初めて良いと思います。

コスパに優れたストリングス音源

★★★★★
投稿日時: 2025-11-12 15:50:08

90年代ポップスライクな楽曲をボカロで作成している者です。
DAW 付属音源からのステップアップとして購入し、一年が経ちました。

結論としては、大変満足しております。
求めていたあのストリングスの音がこんなに手軽に出せてしまうとは、と驚いています。

歌もの、特にJ-POP に用いるストリングスは“素早いパッセージに反応できる”、
“オーケストラよりも小さい規模や響き”など制約や条件が多くなりがちかと思います。

その際の選択肢としてよく登場するであろうSPITFIRE CHAMBER STRINGS 。
こちらの音源はその抜粋版です。
抜粋版ということで容量が軽く、設定項目も少なめで扱いやすい印象を受けます。
しかし音質は無印と同じであり、収録内容に満足がいけば圧倒的なコストパフォーマンスを叩き出す音源です。

ベタ打ちであっても良いパートが作れますが、MIDI CC などで作り込むとグッとリアリティが増します。
個人的には音質がよい分、ある程度作り込まないとかえって打ち込み感が強くなってしまう印象を受けましたが、
それだけリアリティが高い証左かと思います。

普段はClose マイクのみをオンにし、奏法ごとにMIDI タイムをずらした上で適宜DAW 側で位相を調整し、
必要な広さにまとめることで使用しております。
使い慣れてくると上位版が欲しくなってきますが、無印へのアップグレードは割引されますので安心です。

予算に余裕のある方やDTM に慣れている方は無印かPro 版を、
初めてストリングス音源を購入する方やSPITFIRE 製品が気になっている方はこちらを選ぶと楽しいのではないでしょうか。

あれれ~?

★★★★★
投稿者: ゆき
投稿日時: 2025-11-17 13:58:36

この音源を使用して最初に抱いた感想は「ピッチわる!?」でした。
DAWやKONTAKTで変なところを触ってしまったのかと探し回りましたが、おかしなところは見当たらず他の音源はいつも通り正常です。
メロダインやチューナーをインサートすれば一目瞭然ですが、1st Violinのロングノートやレガートは高音域になるほどピッチがうわずっていきます。
それだけなら後からいくらでも補正できるのですが、問題は奏者ごとのピッチのズレです。
「1st Violinはちゃんと4人いるよ~」ということをアピールするためなのか、奏者ごとのピッチのずらし方があからさますぎて、子供の演奏会のようなルーズさがあります。
Essentialsでは奏者ごとにピッチを調整することはできなさそうですが、通常版やProfessionalではできるのでしょうか?
ホールの響きが豊かで気品を感じますが、楽器自体の音は真逆でガッツのある音です。
ピッチの問題があるのでメインで使うには勇気が必要ですが、他のメインストリングスにうっすらレイヤーする使い方であれば、奥行きとガッツが足されてアリかもしれません。
ストリングス音源の話題になればまず名前が挙がる超人気製品ですが、「音質の良さ」というよりは「導入のしやすさ」や「販売店・インフルエンサー(?)のプロモーション」がその人気の大きな要因かなと感じています。
☆2~☆3の評価ですが、期待が大きかった分ガッカリの落差も大きかったので☆2にします。
注意事項
  • 製品の購入手続き完了後、受注確認メールとシリアルナンバーをお知らせするメールの2通が送信されます。メールに記載されております説明に沿って、製品のダウンロード/導入を行って下さい。
  • ダウンロード製品という性質上、一切の返品・返金はお受け付け致しかねます。

Demosong Playlist
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