完パケ前の音源を追い込もう!国産メーカー「DOTEC-AUDIO」製品で、ボカロ曲をミックスしてみた。
日本発のデベロッパー「DOTEC-AUDIO」より、新作プラグイン『DEEFIELD』が登場!
ボーカル特化型のステレオミックスを拡張するステレオイメージャーで、センターに寄りすぎているボーカルを、モノラル互換を維持しつつ残響が残らない形で自然に左右に分散してくれます。同社の有償製品の中では、初めての「ボーカル特化型」プラグインです。
同社製品は特に「完パケ間近からの追い込み」に強力な製品が多く、その使いやすさと性能に長い間定評があります。今回はSONICWIREスタッフが『DEEFIELD』を含む同社の7製品を実際に体験しながら、同社製品の真価を検証していきます。
今回は、ドラム(EZ DRUMMER 3を使用)、ベース(EZ BASSを使用)、ピアノ(EZ KEYS 2を使用)、ボーカルとハモリ(初音ミクNTを使用)と非常にシンプルな構成の楽曲を使用します。使用して検証を行っていきます。
まずはDOTEC-AUDIO社製品を使ってみた結果と、オリジナルのサウンドを聴き比べてみてください!
DOTEC-AUDIO社製品を使用したミックスで完成した音源と、元のトラック(リミッターのみ適用)を比較すると、その違いは一目瞭然。ボーカルとハモリで棲み分けがされており、音の広がりや高音のきらびやかさも生まれたため、全体のトラックが聴きやすくなっているのではないでしょうか。
今回は「なるべく細かいパラメーターを触らない」方針でミックスを行いました。各工程で仕上げていく様子を動画でご覧ください。
ボーカル&ハモリ
『DEEFX』の後に『DEEFIELD』が登場していますが、エフェクトの挿入順としては『DEEFIELD』の後に『DEEFX』をインサートしています。
■動画内で使用した製品
マスタートラック
■動画内で使用した製品
もちろんもっと高いクオリティで追い込んでいくには細かい調整が必要になりますが、今回の方針である「なるべく細かいパラメーターを触らない」といった方向性で、ここまでのクオリティが出せることに驚きです。
今回はマスター最終段のマキシマイザーに『DEEPOPMAX』を使用しましたが、より強力なラウドネスを実現する『DEEMAXIMIZER』、最終のマキシマイザー前に挿して土台作りとして使うのがおすすめの『DEEMMAX』など、複数のラインナップがございます。求める効果によって選択肢が広く用意されておりますので、同社公式WEBサイトで配布されているデモ版もぜひお試しください。
尚、DOTEC-AUDIO 製品はそもそもの定価がかなりお手頃ですが、いずれか1点お求めいただくと次のご注文から他の製品がクロスグレード価格でお求めいただけるディスカウントもご用意。
ワンノブ/ワンフェーダーでも確実な効果を提供してくれるDOTEC-AUDIO社製品は、2023年11月5日(日)までセールを開催中。ぜひこの機会に国産デベロッパーの底力を体感してください!
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