思い描いた効果音を自分で作成できる!Tsugi社の効果音作成ツールをご紹介!
SONICWIREでは、映像制作、ゲーム制作、動画配信といったオリジナルコンテンツの音声素材として使用出来る、様々な効果音をラインナップしています。しかしながら、効果音素材を使用せずに、シーンに合わせた効果音の収録/作成が必要となるケースもあるかと思います。思い描いた通りの効果音を作成するには、多くの知識や経験が必要となりますが、Tsugi社の効果音作成ツールを使えば、頭にあるイメージをサクッと具現化する事が可能です!
本記事では、ライトユーザーからヘビーユーザーまで活用いただける、Tsugi社のおすすめ効果音作成ツールをご紹介いたします!
思い通りの「動き」を生成する効果音作成ツール!『DSP MOTION』
『DSP MOTION』は、特別なプログラミング知識が無くても「動き」を伴うシーンに対応した効果音を作成する事が出来る、優れたインターフェイスを持った効果音作成ツールです!
『DSP MOTION』の操作画面には「移動」「回転」「拡大縮小」「出現」「結合」「変形」といった汎用性の高い「動き」を司る6種のモーションボタンと、「炎」「電気」「メカ」といった動かすモノを指すサウンドモデルボタンが16種類並んでいます。これらを組み合わせる事で、目的のサウンドを作成していく事が可能です。
16種のサウンドモデルの中から、サウンドのベースとなるモノを選択します。
6種のモーションから、対象の動きを選択します。
下の画像は「移動」のモーション、「風」のサウンドモデルを選択し、風が吹き流れる表現を作成している様子です。生成されるサウンドの「動き」は、中央のスケッチパッドに線を描く事で指示します。スケッチパッドへの入力は、予め用意されている描画パターンを選ぶか、マウスやペンタブレットによる自由入力も可能です。サウンドがどのような速度、軌道で動くのかを可視化しながら描いていく事が出来るので、簡単にイメージ通りのサウンドを作成する事が可能です。
スケッチパッドへ描かれた軌道通りにサウンドが動きます!
また、各サウンドモデル、モーション毎に固有のパラメーターが備わっており、様々なニュアンスに調整する事が可能です。各種パラメーターをランダムに変化させるサイコロボタンやランダムプレイボタンも搭載しており、ランダム生成を繰返しながらイメージにマッチするサウンドを探したり、複数のサウンドバリエーションを生成したい際などに役立ちます。
VIDEOボタンから動画を読み込めば、動画ファイルと描いた線の軌道時間をシンクロさせる事が可能です。これにより、動画の動きに合わせたサウンドの作成が素早く行えるようになっています。
作成した効果音は、WAVEファイルでの書出しの他、Unityゲームプロジェクトの為のAssetsフォルダのエクスポート、スクリプト生成に対応し、Unity環境でのゲーム開発もサポートします。
簡単な作成から、踏み込んだ編集まで可能な『GAME SYNTH』
プリセットや音源を選択し、XYパッドエリアへ線を描画するだけで効果音が作成出来るシンプルな操作感に加え、拡張性の高い独自のモジュールを搭載した『GAME SYNTH』。効果音の細部に渡る作り込みに対応するほか、プロジェクトが増える度に重宝するであろう、ユーザー自身によるサウンドモデルの設計も可能。
ゲーム制作者のニーズに応える、手軽さと柔軟性に富んだ使用感でのサウンドデザインを実現します。
効果音制作の知識が無い状態でも、すぐにイメージ通りの効果音が作成できるTsugi社の製品。
動画編集やゲーム制作での効果音作成に是非お試しください!