SONICWIRE

IMPACT SOUNDWORKS『TOKYO SCORING DRUM KITS』発表。そのサウンドが明らかに!

2022年10月7日 12:10 by kta

昨年2021年12月、“室屋光一郎ストリングス”をキャプチャーしたストリングス音源『TOKYO SCORING STRINGS』を皮切りに幕を開けた「東京スコアリング」シリーズ。

世界中のクリエイターへ日本の音を届けることとなった『TOKYO SCORING STRINGS』に続き、日本のドラムサウンドにフォーカスしたシリーズ第2弾『TOKYO SCORING DRUM KITS』の情報が公開されました。まずは『TOKYO SCORING DRUM KITS』のデモソングをお聞きください!

『TOKYO SCORING DRUM KITS』は、日本のカルチャーを敬愛するIMPACT SOUNDWORKSとSONICWIREが連携した『TOKYO SCORING STRINGS』の制作中に企画が始動。『TOKYO SCORING STRINGS』でもレコーディングエンジニアを担当した相澤 光紀 氏を中心に設計され、澤野 弘之 氏、林 ゆうき 氏、横山 克 氏らのレコーディングに参加しているドラマー髭白 健 氏とのコラボレーションによりレコーディングが進められました。

『TOKYO SCORING DRUM KITS』のライブラリは、前作と同じく”SOUND CITY Studios”でレコーディングされました。その圧倒的で日本的なSOUND CITY のルームサウンドを自在に操りミックスの柔軟性を最大限に高めた「コア・サンプル・セット」と、相澤氏が所有するハードウェアで徹底的にミキシング処理された「相澤シグネチャー・サンプル」の2種類のサンプルセットを収録しています。

また、ドラムキットは最大3種類のスポット・マイク(スネアトップ/トップ/ボトム)、オーバーヘッド、3種類のアンビエントなど豊富なマイク・ポジションを収録。発音される直前のプリロール、スティックが打面に当たる前に発生する空気を切る音、キックのビーターの音など、人間が奏でる時に発生する僅かな「雑音」までもサンプルに含まれており、自然な演奏を実現します。

アニメのオープニングのようなリズミカルな楽曲から、ジャズ・フュージョンや熱い戦闘シーンまで、この『TOKYO SCORING DRUM KITS』で網羅することが可能です。

本製品は、今秋リリース予定。今後の動向はSONICWIREブログでご紹介してまいりますので、ご期待ください。

▼主な特徴

ドラムキット

ロック、ポップ、メタルなど、さまざまなスタイルの音楽に最適な独自のサウンドを搭載。

  • 8種類のクラッシュシンバル
  • 4種類のハイハット(アーティキュレーション:クローズ/クローズドチップ/ハーフオープン/ペダル/セミオープン)
  • 4種類のキック
  • 3種類のライドシンバル(アーティキュレーション:カップ/スマッシュ/チップ)
  • 5種類のスネアドラム(アーティキュレーション:センター/フラム/リムショット/ロール)
  • 16種類のタム
  • 1種類のチャイナシンバル

アンサンブル

3つのキットが同時に演奏され、壮大なサウンドを即座に提供します。

  • 左右のクラッシュ(ヒット)
  • ハイハット(クローズ/チャルフオープン/オープン/ペダル)
  • ライドシンバル(チップ)
  • スネア(センター/フラム/リムショット/ロール)
  • タム(スティック/ハンドヒット/リムショット)