MODO BASS 2
究極のフィジカル・モデリング・ベース音源v2
- 製品カテゴリ ソフト音源
- リリース時期 2022年4月
- 商品コード B5296
- 短縮コード IKMDB2
- メーカー IK Multimedia
本製品へのアップグレードについて
『MODO BASS 2』は、業界初のフィジカル・モデリング・エレクトリック・ベース音源です。V2へ進化し、フレットレス、アップライト・ベースを追加。パターン再生機能の追加、ピック、スラップの向上など、ソフトウェア本体の仕様も強化されています。かつてないリアリスティックなベース・トラック作成を実現してくれるヴァーチャル・インストゥルメントです。
ヨーロッパ最古の大学の1つでもあるパドヴァ大学と、ギター・アンプやエフェクターのアナログ・モデリング技術で着実に実績を重ねてきたIKとの8年間にも及ぶ長い長い共同研究開発を経て、満を持してお届けするヴァーチャル・インストゥルメント製品です。そのサウンドはあくまでもリアル。熟達したベーシストにより演奏されたかのようなリアルで確かなサウンドを、この最新ヴァーチャル・インストゥルメントにより得ることができるのです。
『MODO BASS 2』は、コンピュータ・ベースのヴァーチャル・インストゥルメントを再定義するほどの、まったく新しいテクノロジーに基づいています。サンプル・ベースのインストゥルメントではありません。『MODO BASS 2』は、最終的なベース・サウンドを形成するあらゆる側面の物理モデルを基に、リアルタイムに音響合成を行うというフィジカル・モデリングのコンセプトに基づいたベース音源なのです。
まず、楽器としてのベースそのものがモデリングされています。ベースを構成しているボディの材質、弦、ピックアップやワイヤリングだけでなく、その相互作用までもがモデリングされています。また、さまざまな奏法、アンプやエフェクトなどもモデリングされています。そして、こうした実際の楽器の特性や奏法などの物理モデルを基にして、そのサウンドがリアルタイムにシンセシス(音響合成)されるのです。
プロデューサーなら誰しも最良のベース・サウンドを求めるものです。リアルでオーセンティックなサウンドにインスパイアされて作品を制作したいと、常々考えているに違いありません。しかしながら、信頼に足るベーシストがいつも側にいてくれる訳ではありません。既存のヴァーチャル・インストゥルメントでは力不足ということもあるでしょう。そんな時はぜひ『MODO BASS 2』をお使いください。
『MODO BASS 2』のサウンド・エンジンは、リアルタイム・モーダル・シンセシスという新しいテクノロジーに基づいています。実際の楽器を演奏しているかのようなレスポンスと感覚で『MODO BASS 2』を演奏することができるのです。
サンプル・ベースのインストゥルメントの場合は、演奏のある瞬間を捉えたサンプル・データを鳴らしているのです。細かなニュアンスを表現するには、さまざまなニュアンスを捉えた沢山のサンプル・データが必要となり、それを切り替えて演奏する必要があります。コンピュータの記憶装置の容量の限界などを考えると、楽器としての表現能力には、残念ながらどうしても制限がつきまとってしまいます。
物理モデルに基づく『MODO BASS 2』は、サンプルとして記録されたデータを鳴らすのではなく、実際の楽器を演奏しているのと同じように演奏することができます。そのサウンドはリアルタイムにシンセシスされますから、毎回毎回同じデータが再生される訳ではありません。例え演奏に用いるMIDIデータがまったく同じであっても、毎回微妙に異なるニュアンスのサウンドで演奏されるのです。そして、楽器、ピックアップ、奏法の物理モデルと演奏との相互作用により、演奏していて心地よい、従来のフィジカル・モデリング音源とは一線を画す太くて芯のあるベース・サウンド、ある意味「官能的」とも言えるサウンドで演奏できるのです。
『MODO BASS 2』は、あらゆる音楽スタイルをカバーするために、オリジナルの14種類のアイコニックなモデルに加え、新たに8種類のモデルを収録しています。伝説的なフレットレス・ベース2種とアップライト・ベース2種を含む多彩な新モデルの追加により、サウンドの選択肢はさらに広がります。
新しい8種のベース・モデル
- Fretless Jazz(Fender Jaco Pastorius Jazz Bass®を参照)
- Fretless Bass Man(Pino Palladino Music Man® Stingrayを参照)
- Studio Upright(ジャズ・アップライト・ベースを参照)
- Rockabilly(ロカビリー・アップライト・ベースを参照)
- Aluminum(Noah Paraffina Bass®を参照)
- Fusion J-Bass(Fender Marcus Miller Jazz Bass®を参照)
- Horn Bass(Danelectro® Longhorn Bassを参照)
- Punk Bass(Fender Mark Hoppus Jazz Bass®を参照)
14種のベース・モデル
- 60’s P-Bass(Fender Precision Bass®を参照)
- 70’s P-Bass(Fender Precision Bass®を参照)
- 70’s J-Bass(Fender Jazz Bass® を参照)
- Modern J-Bass(Fender Jazz Bass® を参照)
- Devil Bass(Gibson® EB-0を参照)
- Bass Man 5(Music Man® StingRay 5-stringを参照)
- Rick n’ Bas(Rickenbacker® 4003を参照)
- Studio Bass(Yamaha® RB5を参照)
- Violin Bass(Hofner® Violinを参照)
- Thunder Bass(Gibson® Thunderbirdを参照)
- Japan Bass(Ibanez® Soundgearを参照)
- Flame Bass(Warwick® Streamerを参照)
- Imperial Bass (Fodera® Imperial Customを参照)
- Metal Bass(Dingwall® Combustionを参照)
2種類のフレットレス・ベース・モデルが、MODO BASSに加わりました。ジャコ・パストリアスがカスタマイズしたFender Jazz Bassを参照した「Fretless Jazz」は、一聴しただけでそれとわかるトーンとダイナミクスを備えています。ピノ・パラディーノの演奏で有名なMusic Man StingRayを参照した「Fretless Bass Man」では、ポール・ヤング、ドン・ヘンリーなどの名盤さながらのベース・サウンドをお楽しみいただけます。
『MODO BASS 2』では、この新しいフレットレス・ベース2種に加え、他の18種のエレクトリック・ベースもフレットレス・モデル化することができます。ネック、弦、ボディなど各構成要素のふるまいを再現して発音する、フィジカル・モデリング音源ならではのアップデートです。
フレットレスと並び、既存のMODO BASSユーザーからリクエストの多かったアップライト・ベースも追加されました。クラシックなジャズで使われるウッド・ベースを参照した「Upright Studio」、スラップを多用するロカビリーに最適なナイロン弦のダブル・ベースを参照した「Rockabilly」と、2種類のモデルが用意されているので、音楽スタイルにあわせてお選びいただけます。
アップライト・ベースを選ぶと、「STUDIO」画面にて近接マイクの位置を調整したり、ステレオ・ペアのアンビエント・ルーム・マイクをミックスすることができます。ピックアップ信号を混ぜたり、エフェクターやベース・アンプのモデルを通すこともできるので、アコースティックなサウンドを超えた音作りも可能です。
- 初のフィジカル・モデリング・エレクトリック・ベース音源。
- モーダル・シンセシス技術によりサンプル・データを使用せずに、リアルタイムにシンセシス。
- 想像しうるあらゆるエレクトリック、フレットレス、アコースティックベースサウンドを再現。
- 20のアイコニックなベースモデルに2つのフレットレスモデルを含む、エレクトリックベースの録音史を網羅。
- 完璧なサウンドを作り出すための専用の部屋とマイクを備えた2つのダブルベースモデル。
- MODOの新しいコントロールを使用して、標準的なエレクトリックベースをフレットレスベースに変換可能。
- 演奏スタイルの選択 – 超リアルなプラックとピックおよびスラップアーティキュレーションの新しいアルゴリズム。
- 奏法、楽器、エフェクト、アンプなど、ベースの演奏のさまざまな側面をモデリング。
- メモリーの使用を最小限に抑えた効率的なシンセシス。
- フィンガー、スラップ、ピックの3奏法をモデリング。
- 演奏する手の位置も移動可能。
- 指で弾く強さやピックの厚さなども設定可能。
- 弦の数、スケール、チューニング、ゲージ、弦の巻き方や古さを設定可能。
- 32種類のベース・ピックアップを忠実にモデリング。
- アクティブ / パッシブ回路の選択とEQ設定が可能。
- ブリッジの下に設置されたピエゾ・ピックアップをミックス可能。
- 4つのエフェクト・スロットを装備し、7種類のベース用ストンプボックスから使用可能。
- AmpliTubeから派生した2種類のアイコニックなベースアンプ:ソリッド・ステートと真空管を収録。
- エフェクト / アンプ・セクションはバイパスが可能。
- 直感的なコントロールと新しいグルーブを備えた完全に再設計されたパターンセクション。
- 最適化されたリサイズ可能なインターフェース。
- Mac/PC用の64ビットプラグインまたはスタンドアロンインストゥルメントとして動作。
- MIDIラーンやキー・スイッチに対応したMIDIコントロール機能。
『MODO BASS 2』では、「PLAYSTYLE」画面で選択可能なピック、スラップのアルゴリズムもさらに磨かれて、これまで以上にリアルな演奏フィールを再現可能になりました。弦を弾く位置、強度、方向、弦の振動によるデタッチ・ノイズ、スライド・ノイズなどさまざまな調整機能と組み合わせることで、単調になりがちなMIDIファイルに生命を吹き込み、ベース、楽曲全体を新たな高みへと昇華させることができます。
「PLAY STYLE」セクションでは、フィンガー、スラップ、ピック、といった代表的な奏法が選択でき、どの奏法にもミュートのパラメータが用意されています。
- Finger: 最も一般的な奏法であるフィンガー奏法をモデリング。どのようなフィンガリングで演奏するか、どれくらいの強さで演奏するかを指定します。
- Slap: スラップ奏法をモデリング。親指による「スラッピング」と人差し指や中指による「プリング」を再現。実際にベースを演奏するように、弦を弾くごとに異なるニュアンスが得られます。
- Pick: ピック奏法をモデリング。ピッキング・スタイル、ピックの厚みを再現。ピッキング・スタイルを選択でき、弦を弾くごとに異なるニュアンスが得られます。
- Mute: 上記すべての奏法で利用できるミュートのオプション。ミュートのコントロールは、演奏時の弦にダンピングを加え、より人間味のある演奏に近づけます。
また、奏法だけでなく、弦のどの位置を弾くかも調整できます。ブリッジに近い位置で弾くと高音域、ネックに近い位置で弾くと中低音域が強調され、丸みのある音色が得られます。また、サスティンや鳴り方も調整できます。
弦の状態はサウンドに影響します。STRING画面では、弦の材質や状態、セットアップの仕方をカスタマイズできます。
- 弦の数を変更(4、5、6弦から選択)
- ドロップ・チューニングで音域を拡張
- 弦のゲージを選択可能。音色やサスティンが変化
- 弦の古さを設定。主に音色の明るさに影響
- 弦の 巻き方の種類(ラウンド・ワウンド、フラット・ワウンド)を選択
- 弦とフレットボードの距離、フレット・ノイズの音量を調節
ELECTRONICSセクションでは、さまざまな種類のベース用ピックアップをリアルタイムに変更しながら試聴でき、ピックアップの位置、音量、周波数特性の調整など、さらに踏み込んだ音色作りが行えます。
- ピックアップを全32種類から選択
- ピックアップの設置位置を自由に移動
- 実際には不可能に近いピックアップの組み合わせも実現
- ピックアップをアクティブに切り替えるとパラメトリックEQが利用可能
- ブリッジ下に設置されたピエゾ・ピックアップをミックス可能
2種類のアップライト・ベース・モデルが、MODO BASSに加わりました。アップライト・ベースを選ぶと、近接マイクの位置を調整したり、ステレオ・ペアのアンビエント・ルーム・マイクをミックスするなど、モデルならではの音作りが行えます。
- 近接マイクの種類を選択(マイク・ポジションの移動も可能)
- ピエゾ・ピックアップの信号をブレンド可能
- ストンプやアンプも併用可能
- ステレオ・ルーム・マイクによるアンビエント・サウンドをミックス
『MODO BASS 2』には、AmpliTube譲りのストンプ・エフェクト(7種類)とベース・アンプ(2種類)が内蔵されています。
- ストンプ・エフェクトとしてオクターバー、ディストーション、コーラス、コンプレッサー、ディレイ、エンベロープ・フィルター、グラフィックEQを搭載
- AmpliTube 5譲りの最新のモデリング・エフェクト/アンプ
- クラシックな真空管アンプと1×15キャビネット、パワフルなソリッド・ステート・アンプと4×10キャビネットの組み合わせが利用可能
- 各アンプにはトーン・コントロールとグラフィックEQを装備
- MODO BASSのトラックにAmpliTube 5をインサートすれば、さらに本格的な音作りが可能に
『MODO BASS 2』では、ジャンル、曲のセクション、演奏スタイル、長さ、拍子など、さまざまな条件でブラウズできるスマート・フィルターを搭載した「PATTERNS」画面が加わりました。楽曲を支えるベース・トラック用のパターンからソロ・フレーズまで、各パターンを試聴しながら、必要なものを見つけることができます。
「ベタ打ちしても、人間味がでる」と言われることの多いMODO BASSですが、「PATTERNS」の各フレーズはプロのベース・プレイヤーの演奏を取り込んで収録されているので、さらに生々しい最高のグルーブ感とフィーリングを、DAWのテンポに同期した状態で再生することができます。
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MODO BASS 2 - What's New - The first physically modeled electric bass goes next level
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MODO BASS 2 - Expand your grooves - The first physically modeled electric bass goes next level
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MODO BASS 2 - New fretted basses
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MODO BASS 2 - New fretless & upright basses
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MODO BASS 2 new Patterns section
本製品のデモサウンドはIK Multimedia WEBサイトからご試聴ください。
- CPU:2 GHz Intel® Core™ 2 Duoプロセッサ 以上
- RAMメモリ:4GB以上(8GB推奨)
- CPU:Intel® Core™ 2 Duo 以上
- RAMメモリ:4GB以上(8GB推奨)
- ASIOサウンドカード
- 製品を購入後、製品を登録するのに必要なシリアルナンバーと、各種ダウンロード先URL、登録手順をご案内したメールがお客様宛てにメールで届きます。このご案内にそって、製品の登録、入手、インストールを行ってください。(要インターネット接続)
税込価格: ¥24,740
ご注意
※本製品は、同一ファミリーのIK Multimedia有償ソフトウェア製品をIK Multimediaアカウントに登録済みのユーザー対象のUPGRADE版です。
下記手順にて、ご利用可能なUPGRADE製品のリストに含まれているかをご確認のうえ、ご購入ください。
- 1. IK Multimediaアカウントにログイン
- 2. IK Multimedia UPGRADEページにアクセスして「アップグレードの対象です!」というバナーの下に表示されたUPGRADE製品のリストを確認
※アップグレード元製品が有償製品であること。キャンペーン等で取得された無償製品は対象外です。
※アップグレード版は、アップグレード元製品のレジストレーションを完了したIK Multimedia 社アカウントでのみ、レジストレーションいただけます。
※ご購入後の返品は原則不可となります。
- 製品の購入手続き完了後、受注確認メールとシリアルナンバーをお知らせするメールの2通が送信されます。メールに記載されております説明に沿って、製品のダウンロード/導入を行って下さい。
- ダウンロード製品という性質上、一切の返品・返金はお受け付け致しかねます。
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