

無料版もあり!全地形対応型サチュレーター FOREVER 89『TOPOS』がリリース!
FOREVER 89『TOPOS』
実在する音と音との「中間」に位置する「実在しない音」に着目したデビュー作『VISCO』が記憶に新しいFOREVER 89から、新作『TOPOS』が登場しました。
前作同様に音をデータとして捉え、複数のデータの中間値を取ることで新たな「響き」を探索しようというコンセプトです。今回のメインテーマはサチュレーション。
果たしてどのような未知の「響き」が手に入り、新たな境地が開拓されるのか。ユーザーのセンスと腕の見せどころです!
30以上のアンプ/スピーカーモデルから、自分だけの「響き」を紡ぎだそう
元来アンプの再現には、大雑把にはウェーブシェーピングとスピーカーのIRデータで形成されます。より複雑な挙動を再現するためにさらなるモデリングや機械学習を盛り込むこともあります。
『TOPOS』ではアンプ、コンパクトエフェクター、テープマシン等をモデル化したデータベース+スピーカーの挙動(反応)を「数値」と割り切って扱うことで、場合によっては物理的に不可能な、実世界で存在し得ないサウンドシステムを架空世界に作り出します。
ブリティッシュのようなアメリカン・プリアンプを実現することも、スマホスピーカーとTweed Bass 4×10、そこにベーシックな2×10のサウンドを混じえるなんてことも可能になるわけです。
そう言ってしまうと実験領域を出るものではありませんが、既存の「響き」では満足できない、冒険心溢れるミュージシャンやクリエイターたちへ確実に、新たなソリューションを提供するものとなるでしょう。

無料版 TOPOS:PLAY もラインナップ!
『TOPOS』では、ブレンドやデザイン機能を排除した無料版『TOPOS:PLAY』もラインナップしています。
モデルの自由設計が不要であれば、まずは『TOPOS:PLAY』をお試しください!
『TOPOS:PLAY』は、以下 FOREVER 89 のWEBサイト、DOWNLOAD TOPOS + TOPOS:PLAYより、ダウンロードが可能です。
※FOREVER 89社サイトへ遷移します。
まだまだ未開拓な中間値の世界
前作と本作で共通するのは「中間値」の捕捉。
今後の彼らのリリースすべてがそれを目指すとは限りませんが、FOREVER 89が理念として掲げる「イノベーション」、そしてそこに掛ける並ならぬ意欲はこの2作で存分に伝わったのではないでしょうか。
独自の視点で音の未知の領域を探求するFOREVER 89の姿勢には、音作りの本質を見つめ直すヒントがあります。
『TOPOS』との出会いが、クリエイターたちの音楽制作に思いがけない発見をもたらしてくれることに今後も期待しています。
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label forever 89, サチュレーション