

作編曲の常識を変える「音楽理論」補助ツールSCALER MUSIC『SCALER 3』
新機能追加でメガ進化。SCALER MUSIC『SCALER 3』
SCALER MUSICから、音楽理論やコード理論がわからなくても簡単に凝ったコード進行が作れる作曲支援ソフト『SCALER 3』がリリースされました。
『SCALER 3』はコード進行をドラッグ&ドロップで構築でき、適切なコードやスケールを提案してくれる便利ツールです。初心者からプロまで誰もが抱える「コードに合う違和感のない音はどれか」「次のコードは何が適切か」といった悩みを解消します。
『SCALER』『SCALER 2』と多くのユーザーに愛用されてきたシリーズですが、今回のバージョンアップでGUIが刷新され使いやすさが大幅に向上したほか、既存ユーザー大喜びの新機能が追加されました。
本記事では、その中でも特に注目すべき新機能をピックアップしてご紹介します。
外部のソフト音源/エフェクト・プラグインに対応
『SCALER 3』では、音源内部でAU / VST プラグインを動作させることが可能になりました。スタンドアロンモードも追加され、DAWを立ち上げなくても、作成したコード進行を手持ちの音源で鳴らせるようになりました。
また音源だけではなく、プラグイン・エフェクトも外部のものを使用可能。普段聴きなれた音色で、より具体的にコード変化による楽曲のイメージを捉えることができます。
楽曲のアレンジをサポートする「Arrange」画面が追加
『SCALER 3』はBrowse、Create、Arrangeの3種のメインページで構成されており、コードセットの閲覧、スケールの検索、コード進行の作成・管理がより効率的に行えるようになりました。
新たに追加された「Arrange」画面では、作成したコード進行をもとにDAWと同じような操作で楽曲の編曲が行えます。また豊富に収録された演奏パターンから好きなものを選択することで、コード進行に沿ったフレーズが自動生成可能。
初心者でも簡単に編曲ができ、プロは楽曲制作の時間を大幅に短縮できます。

大幅に増えたコードセット
『SCALER 2』でも多くのコード進行パターンが収録されていましたが、『SCALER 3』では、更に多くのコード進行パターンが追加されています。
「J-POP」や「Anime」のコードセットも含まれており、日本の音楽シーンにも寄り添った製品になっています。
4つ打ち主体でシンプルなコード進行の洋楽とは異なり、ドラマチックでありながら複雑で難解とされる日本の音楽において、避けては通れない音楽理論の高い壁。
その壁を軽々と飛び越える、まさにチートとも言える便利ツール『SCALER 3』。『SCALER 2』の時から何となく気になってはいたものの「操作が難しそう」と思っていた方、作編曲のスピードをアップさせたい方は、この機会に是非導入してみてはいかがでしょうか。
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