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ソニコン最優秀賞『ろじ』氏の使用機材・プラグインをご紹介!
次世代の音楽クリエイターの発掘と創作支援をミッションとしたコンテスト
「ソニコン – SONICWIRE CONTEST 2024 – 歌モノ編 -」受賞者インタビュー
今回は、最優秀賞を受賞した『ろじ』氏が楽曲製作に使用するプラグインや機材をご紹介いたします。
■ PreSonus『Studio One』シリーズ
ろじ: PreSonusの『Studio One』シリーズを使っています。
動作の安定感やインターフェイスの使いやすさなどが好きなポイントです。
見た目のカスタマイズ性が高く、気分によって変えられる点も気に入っています。
■ TOONTRACK『SUPERIOR DRUMMER 3』
ろじ: 拡張音源の『SDX – AREA 33 ORIGIN』を使用しました。大枠ではメタル向けの音源ではありますが、いい意味で泥臭さがあり、ロック系の曲にも合うかなと思います。
■ SPECTRASONICS『KEYSCAPE』
ピアノとエレピをブレンドしたプリセットの「Electric Acoustic Grand」という音色を使用しました。
ピアノ以外にも鍵盤系の音色が充実していて、とても重宝しています。
■ XFER RECORDS『SERUM』
シンセが全面に出ている曲ではないのですが、シンセパートは『SERUM』を使っています。
定番のため、How to動画なども数多くあり、そういった点が心強いです。
■ UNIVERSAL AUDIO『BRIGADE CHORUS PEDAL』
ギターのサウンドに特徴を出したいと思い、リードギターに後掛けしてみたら曲に合っていたので、
そのまま活用しました。
- メーカー:Universal Audio
- カテゴリ:プラグイン・エフェクト
■ TOONTRACK『SUPERIOR DRUMMER 3』
ろじ: 標準音源だけでもドラムトラック作成に必要なものが一通り揃ってはいるのですが
拡張製品群が非常に充実していて、好みや必要性に応じて細かくグレードアップしていけるという点がお気に入りです。
曲に合う音色を選ぶのに時間がかかってしまうところが嬉しい悩みです笑
■ PRS『Silver Sky』(ギター)
ろじ: 個性がありつつも、オールマイティーに使えるギターで重宝しています。
また、ピッチが安定していて、録音していてストレスが少ないです。
■ AKG『K712PRO』(ヘッドフォン)
今回のソニコンの副賞で頂いたものなのですが、優しい音質と着け心地の良さでとても気に入っております。
ほぼヘッドホンで作業しているので、長く付けていても疲れないというのは非常にありがたいです。
■ RME『Fireface UCX』(オーディオ・インターフェース)
音質の良さと動作の安定感が気に入っています。
現在はUCX IIも発売されていますが、特に不満な点もなく、これからも使っていきたいオーディオインターフェイスです。
■ AKAI『MPK mini Plus』(MIDIキーボード)
AKAIの製品は打ち込み系の曲を作る方に好まれている印象ではありますが、37鍵盤でサイズ感がちょうど良かったため、MIDIキーボードはこちらを使っています。
▲ろじ氏の制作デスク。左奥からモニタースピーカー IK Multimedia「iLoud Micro Monitor」、手前にヘッドホン AKG「K712PRO」、MIDIキーボード AKAI「MPK mini plus」、オーディオインターフェース RME「Fireface UCX」が整然と配置されている。
■ OEKSOUND『BLOOM』
ろじ: 簡単にクリアなサウンドを作ることができるプラグインという印象を持ちました。
見た目や操作も分かりやすく、イメージした音作りがしやすかったです。
バスやマスターに挿して前に出したり、全体を整えたい時に使ってみていますが、
他にも幅広い用途で使えそうだと感じました。
■ MINIMAL AUDIO『CURRENT』
シンセの音作りはあまり得意でないため、プリセットを利用することも多いのですが、
プリセットが派手過ぎず、数も多いため、使いやすいと感じました。
特にグラニュラーを使ったプリセットは幻想的なものが多く、個人的に好きでした。
■ TOONTRACK『SDX – STATE OF THE ART』
ろじ: 拡張音源の『SDX – STATE OF THE ART』は程よい力強さや、音の質感に惹かれました。3種類の部屋で録った音が入っていますが、どれも好きなサウンドです。
- メーカー:TOONTRACK
- カテゴリ:ソフト音源
■ MUSIK HACK『MASTER PLAN』
『MASTER PLAN』は簡単かつ綺麗に音圧を上げられる印象で、今後マスタリングをする際は、積極的に使っていきたいと思っています。
■ FABFILTER『PRO-Q 3』
『PRO-Q 3』は、デジタル系のEQをあまり持っていなかったため、評価が高く、定番と言われているこちらの製品を選びました。
※2025年2月現在、『PRO-Q 3』の後継製品『PRO-Q 4』が発売。
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初音ミク歌唱の楽曲制作をメインに活動中。
00年代くらいのJ-Pop、Rock、アニソンが特に好き。
・「ソニコンコラボ: -初音ミク Happy 16th Birthday- 編」SONICWIRE賞受賞(2023年)
・「ソニコン – SONICWIRE CONTEST 2024 – 歌モノ編 -」最優秀賞受賞(2024年)
folder NEWS, SERUM, SONICWIREニュース, TOONTRACK, インタビュー/レビュー, ソフト音源, ドラム音源
label ソニコン