【Spitfire Audio】人気音源からコスパのいい「低価格」音源まで担当スタッフが一挙紹介!
<2024年11月更新>
英国が誇る超一流の演奏家とエンジニア、そして歴史あるレコーディング・スタジオによって数々の人気音源を世に送り出してきたSpitfire Audio。名だたる映画音楽を想起させるリアリティ、そして奏者の息遣いさえ聴こえてきそうな臨場感のあるサウンドは、日本をはじめ世界中の作曲家を虜にしてやみません。
できることなら全製品を手に入れたいですが、そうもいかないのが悩ましいところ。
そこで本記事では、Spitfire Audio担当のSONICWIREスタッフがオススメのSpitfire Audio音源をご紹介いたします。
迷ったらコレ!定番の人気音源
まずは、持っておいて損は無いベストセラー3製品をピックアップ。
- メーカー:SPITFIRE AUDIO
- カテゴリ:ソフト音源
- メーカー:SPITFIRE AUDIO
- カテゴリ:ソフト音源
『SPITFIRE CHAMBER STRINGS』は、日本の音楽シーンにマッチした小規模な編成の音源となっており、プロの作曲家をはじめ数多くのDTMer達に長年愛されている、SONICWIREで一番人気のSpitfire Audio製品です。
音の立ち上がりが速く、クローズマイクを中心に音作りすることで歌モノにおいても強い力を発揮します。
アーティキュレーションが厳選されたお求めやすい『SPITFIRE CHAMBER STRINGS ESSENTIALS』も非常に人気です。
- メーカー:SPITFIRE AUDIO
- カテゴリ:ソフト音源
オーケストラ向けのソロ・ストリングスが収録された『SPITFIRE SOLO STRINGS』は、ベロシティー/ダイナミクス/ノートの長さによって自動でアーティキュレーションが切り替わる「Total Performance」パッチを搭載。
効率的な楽曲制作をサポートします。
『ALBION ONE』は、ハリウッド映画のように壮大なオーケストラ楽曲を簡単に制作できる総合オケ音源です。
楽器個別ごとのパッチではなく、「ストリングス」「ブラス」「木管」などセクションごとのパッチが収録されており、オーケストラ楽曲を作り慣れていない方でも扱いやすい音源となっています。
上級者の方は、本格的な制作に着手する前のラフスケッチ用として持っておくと便利でしょう。
オーケストラと相性のいいシンセ音色なども入った上で、10万円を超えるハイエンド音源よりも価格が抑えられており、オススメの製品です。
コスパ最強!低価格帯のオススメ音源
Spitfire Audioの「ORIGINALS」シリーズは、数千円程度で購入できる入門音源という位置づけではあるものの、一切見劣りしない音の良さを誇ります。むしろ、容量が少なくて動作が軽いため取り回しが良く、使用頻度の高い音源となるに違いありません。
『ORIGINALS EPIC STRINGS』は、インストール容量約2.4 GBと軽量ながらも、ハリウッド映画のような大迫力のストリングスを収録した音源です。オーケストラ以外のジャンルを作るうえでは困ることのないアーティキュレーションも完備しています。繊細で情緒豊かなストリングスをお求めの方は『ORIGINALS INTIMATE STRINGS』をぜひご覧あれ。
- メーカー:SPITFIRE AUDIO
- カテゴリ:ソフト音源
ヴィンテージの Steinway Model A をクローズマイクで収録したピアノ音源『ORIGINALS INTIMATE GRAND PIANO』は、ポップスから劇伴まで対応する使い勝手のいいピアノ音源です。独特の味を持った音色は、音楽において重要な要素の一つである”個性”を楽曲に与えます。
「ORIGINALS」シリーズのピアノ音源は他にも沢山ありますので、一度チェックしてみましょう。
- 『ORIGINALS FIREWOOD PIANO』
- 『ORIGINALS CINEMATIC SOFT PIANO』
- 『ORIGINALS FELT PIANO』
- 『ORIGINALS JANGLE BOX PIANO』
- 『ORIGINALS MRS MILLS PIANO』
- 『ORIGINALS WURLI』
- メーカー:SPITFIRE AUDIO
- カテゴリ:ソフト音源
『ORIGINALS EPIC CHOIR』は、総勢50人による壮大な合唱を収録したクワイヤ音源です。ひとたび使えば楽曲をシンフォニックな空気で包み込むクワイヤ音源は、容量も金額も大きめの製品が多いものの、本製品は必要最低限の機能を厳選することでPC負荷を軽減。シンプルな扱い易さを実現しています。
『TUTTI』は、ストリングス/ブラス/木管/打楽器など各セクションごとのパッチが収録されたフルオーケストラ音源です。筆者が始めてこの音源を目にしたときは、「この価格でこのサウンドクオリティ!?」と驚愕しました。普段オーケストラを制作しない方でも手軽に重厚なオーケストラのサウンドを扱える、低価格帯のオケ音源ではイチ押しの製品です。
プロが絶賛するSpitfire Audio初のエフェクト・プラグイン
- メーカー:SPITFIRE AUDIO
- カテゴリ:プラグイン・エフェクト
本格オーケストラ音源を提供するSpitfire Audioが初めてリリースしたプラグイン・エフェクト『AIR STUDIOS REVERB』は、教会を改修して作られたAIR Studios の Lyndhurst Hall(リンドハースト・ホール) の空間を丸ごと再現することに成功したリバーブ・プラグインです。
67,000以上のIRサンプルを元に、設定に応じたIRを再生成する独自の技術が投入されており、Lyndhurst Hall の好きな場所に、好きな向きで音源を配置することができるようになっています。本格的なシネマティック・スコアリングを指向する方は勿論、リバーブタイムが長めでありながらも、妖艶な質感をまとう残響が欲しい方にオススメです。
楽器ごとに用意されたプリセットを使用してスピーディーなサウンドメイクを実現するエッセンシャル版も必見です。
「とにかく音のいい音源が欲しい!」という方向けのハイエンド音源
音が良ければ価格は気にしない!という方は、Spitfire Audioが総力を注いで制作したプロ向けの音源をチェック!
- メーカー:SPITFIRE AUDIO
- カテゴリ:ソフト音源
Spitfire Audioの総合オケ音源といえばまずはコレ。ロンドンが世界に誇るレコーディング・スタジオ「AIR Studios」、そして超一流の奏者とエンジニアによって遂に世に解き放たれた『SPITFIRE SYMPHONY ORCHESTRA』は、オーケストラ音源の金字塔といっても過言ではないでしょう。
日本のレコーディングスタジオでは生収録できない、ハリウッドの壮大なオーケストラを求められたときにプロの作曲家が頼るほどの実用性と信頼性のある音源です。
2024年2月に旧シリーズが統合/刷新され生まれた本製品は、サウンドクオリティはもちろんのこと操作性も大きく向上し、現代の作曲環境で最大のパフォーマンスを発揮することができます。
- メーカー:SPITFIRE AUDIO
- カテゴリ:ソフト音源
『BBC SYMPHONY ORCHESTRA PROFESSIONAL』は、Spitfire Audioが世界的に有名なBBC交響楽団とパートナーシップを結んだことで生まれた、『SPITFIRE SYMPHONY ORCHESTRA』と双璧を成す至高のオケ音源です。製品ページでデモ音源を聴けばその凄さをすぐに実感いただけると思いますが、ソフト音源とは思えないほどのリアルさと表現力を誇ります。
数多くのマイクシグナルとアーティキュレーションを収録し、どのようなオーケストラの楽曲も華麗に演奏することができます。
プロの作曲家による製品レビュー
SONICWIREでは、プロの作曲家によるSpitfire Audio製品のレビュー記事を公開しておりますので、ぜひご参考ください。
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label SPITFIRE AUDIO, オーケストラ