【初心者必見】音楽理論が分からなくてもOK!「流行りのコード進行」で作曲しよう!
好きな曲や、最近流行っている曲の雰囲気を自身の楽曲に取り入れてみたいと思ったことはありませんか?
実は、楽曲の「コード進行」を真似るだけで簡単にそれが実現できてしまいます。
しかし、そこで大きな壁となってしまうのが音楽理論。DTMをやっている方はコード進行の話題を耳にしたことがあると思いますが、特定のコード進行に丸サ進行/カノン進行などと名前が付けられていたり、謎の数字で456/4536のように表記されていたり、コードの知識が無いと何が何だかさっぱりわかりません。
そこで本記事では、コードの知識を使わずに好きな曲のコード進行で作曲する方法をご紹介します。
「同じコード進行を使うとパクリになってしまうのでは?」と不安に思っている方はご安心ください。
コード進行が全く同じ曲は数多く存在しますが、メロディ、リズムやテンポ、楽器や音色など、音楽を構成する要素は他にも無数にあるため、同じ曲になることはありません。
コード進行以外の部分で自身の個性を爆発させましょう!
コード進行を検索しよう
まず「(楽曲名) コード進行」とWEBやYouTubeなどで検索すると、有名な曲であれば大抵の場合コード進行が紹介されていますので、メモします。
試しに筆者の好きな曲のサビ部分のコード進行を検索してみると、「Gmaj7 ⇒ F#7 ⇒ Bm7 ⇒ Am7 ⇒ D9 ⇒ Gmaj7 ⇒ F#7 ⇒ Bm7 ⇒ Dmaj7」であることが分かりました。
英語や数字がたくさん書いてあって意味が分からないと思いますが、全く問題ありません。
恐れずに次のステップに進みましょう!
コードの構成音を検索しよう
使いたいコード進行が決まったら、DAW上で伴奏用のトラックを立ち上げましょう。
今回は伴奏にピアノ音源『EZ KEYS 2』を使用します。
この伴奏用のトラックに、先ほどメモした各コードを構成する音を調べて打ち込んでいきます。
各コードを構成する音は、「コードの名前 + 構成音」などでWEB検索して調べましょう。
例えば、「Gmaj7」は調べると「ソ、シ、レ、ファ#」で構成されていることがわかります。調べながらノートを打ち込んでいきましょう。
すべてのコードを打ち込んで再生してみると、簡単なピアノ伴奏ができました。何となくメロディが思い浮かんできますね!
また、打ち込んだすべてのノートを選択して上下に移動することで、簡単に楽曲のキーを変えることもできます。
キーやスケールについては、以下ブログ記事内で解説していますので、興味のある方は是非一度読んでみてください。
コードの構成音を軸にフレーズを打ち込もう
なかなかメロディが浮かばない場合は、先ほど打ち込んだコードの構成音を中心にメロディを打ち込んでみましょう。
耳で聞いて「なんか変だな…?」と感じる部分の音を上げたり下げたりして調整を繰り返すと、伴奏にフィットしたきれいなメロディが完成します。
音楽理論を使わないメロディの作り方は以下の記事で解説していますので、うまくいかない方はチェックしましょう!
次に、ベースの音もコードの構成音を使って打ち込みましょう。
ベースは、コードの中で一番下にある音を使うだけでも問題ありません。
おまけにドラムを入れると…曲っぽくなりましたね!
[番外編]『EZ KEYS 2』を活用しよう
伴奏用に使用した『EZ KEYS 2』にはとても便利な機能が搭載されており、うまく活用することでコードの構成音を一つ一つ調べなくても、コードの知識を使わずに作曲することができます。
例えば、以下の画像のように一覧から任意のコードを選択するだけで、構成音がわからなくてもコードの音を打ち込むことができます。
更に、多数の演奏データが予め収録されており、指定したコードで演奏してくれるなど、DTMをサポートしてくれる便利機能が複数搭載されていますので、気になる方は製品ページをチェックしてみましょう。
まとめ
作曲初心者の方は、思いついたメロディにどんな伴奏をつければいいか困ることも多いと思います。そのようなときは、コード進行からメロディやフレーズのインスピレーションを受けて作曲する方法も試してみましょう!
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