YUM AUDIO『CRISPY CLIP』で、クリッピングを完全コントロール!
YUM AUDIO社より、『EXTRACTOR』『THE GRATER』に続く新製品、『CRISPY CLIP』がリリースされました。いわば「音の太さや強さ」を制御するシリーズの3作目にあたります。
内部で歪みが発生しない仕組みを備えたモダンなDAWや波形編集ソフトでも、本製品に代表されるクリッパー・エフェクトを使用すれば、激しい風の音や破壊的な金属音の演出、またはじけるようなパンチを伴ったドラムサウンドも難なく実現できる優れものです。
『CRISPY CLIP』は、クリップ手法の原点も原点である2つの手法、「ソフト・クリッピング」と「ハード・クリッピング」を機能のコアに据え、実際の利用場面で必要なコントロールを一画面にぎゅっと押し込んだ、コンパクトかつ切り札的な製品です。
シンプルなだけに、作曲やミックスといった場面に限らず、音効や環境音等のサウンド・デザイン、配信用音声の編集のような場面でも活躍を期待できます。
- メーカー:YUM AUDIO
- カテゴリ:プラグイン・エフェクト
最大48dBにも達するPUSHとCEILINGのコントロールが可能で、太さや温もりを得られる「ソフト・クリッピング」と、アツさや苛烈さを得られる「ハード・クリッピング」の、2つのクリッピング・アルゴリズムを搭載。両者のバランス調整が行えるSHAPEコントロールは、数あるクリッパー・エフェクトの中でもかなり特異な仕組みです。
ハイパス/ローパスフィルター(CROSSOVER)、MIXコントロールを活用することで、例えばダイナミクスを保ちつつ歪ませる定番のパラレル処理など、通常ならセンド・バスやエフェクト・ラックの中でややこしいルーティングが必要となる作り込みも本製品のみで完結できます。
ひときわ大きな波形ディスプレイは正確な描画にこだわっており、クリッパーの反応とその処理結果が一目で確認できます。
DAWの個々のチャンネルにインサートするオーソドックスな使い方以外に、ミックス・バスやマスターに挿して様々な演出を施すのに使用してもよいでしょう。
作り手のクリエイティビティをサポートする『CRISPY CLIP』、ぜひ導入をご検討ください。
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