SONICWIRE

Audiomodern『LOOPMIX』を使って、自分だけのループを作ろう!

2022年12月16日 21:00 by toy

Audiomodern社より今年11月にリリースされた、ループを手軽に加工する「ビートメイカー必携」ソフト『LOOPMIX』。ランダマイズ機能を活用して、既存のサンプル素材から新たなサウンドへ“無限”に変化させる、ユニークなソフトウェアです。今回は、実際にサンプルをアレンジしてみた例を交えて『LOOPMIX』の魅力をご紹介します!

ループを手軽に加工する、ビートメイカー必携ソフト
税込価格 ¥11,682
  • メーカー:AUDIOMODERN
  • カテゴリ:ソフトウェア/ツール

まずは『LOOPMIX』の使い方から。起動すると以下のような画面が表示されます。起動時はサンプルがロードされていないので、まずはもとになるループサンプルを読み込みます。

ウィンドウ上部の「Load」ボタンをクリックすると、登録されているサンプルを一覧できるサンプル・マネージャが表示されます。サンプル・マネージャ内で読み込みたいサンプルを選択すると、トラックにサンプルが反映されます。

もしくは手持ちのサンプルを直接トラック上へドラッグ&ドロップするとインポートできます。インポートしたサンプルは、ユーザープリセットとしてサンプル・マネージャ内にも保存できます。それではサンプルをエディットしていきましょう。

スタッフが実際に『LOOPMIX』で付属の「Loopmix Packs」と弊社取扱いの「サンプルパック」に収録されているループ素材を使ってエディットしてみました。今回はサンプルをロード/インポートして、上部の赤い〇ボタンをクリックすることで適用できる「ランダマイズ」のみを使ってみます。

リリース時には SONICWIRE Twitter簡単な紹介動画を公開していましたが、今回はしっかりとウィンドウキャプチャで撮影したので、その分音声も鮮明で魅力が伝わると思います。是非ご視聴ください!

  • Loopmix – 「Loopmix Packs」で演奏してみた①

  • Loopmix – 「Loopmix Packs」で演奏してみた②

  • Loopmix – RANKIN AUDIO社『JERSEY CLUB』を使ってみた

  • Loopmix – PRODUCTION MASTER社『MELLOW WORLD』を使ってみた

少々分かりづらいかもしれませんが、赤いボタンをクリックするたびに各サンプルの発音するスライスがランダムに変化しているのが見て取れます。

各動画では、シーケンスを表示させる「SUQUENCER」タブのみで表示していますが、「REARRANGE」タブではサンプルのステップの並び替え、「REVERSE」タブではサンプルのスライスを逆再生、「DENSITY」タブでは、各スライスの等分が可能で、「VOLUME」タブではスライスごとに音量を変化することができ、「PITCH」タブでは各スライスのピッチを変更できます。ランダマイズ以外にも細かく自分でエディットができるので、ひとつのサンプルからオリジナリティのあるサンプルを生成することができます!

これがあのサンプルパックのループの音・・・?と思いませんでしたか?動画を見ていただけたなら伝わったかと思いますが、いとも簡単にオリジナリティのあるフレーズを制作できてしまいます。「ビートメイカー必携」と謳っているものの、作曲や編曲など制作に関わる多方面の方々から「こういうのが欲しかった!」と好評を得ているのも納得です。

そもそも素材になるサンプルを持っていないという方もご安心を。『LOOPMIX』には「Loopmix Packs」という“1.6GB”超のファクトリー・プリセットが付属しています。さらにはAudiomodern社サイトで「LOOPMIX EXPANSION PACKS」という無償のプリセットが今後も定期的に公開されるようです!現在は「BLEND」というパックが公開されています。『LOOPMIX』で自分だけのサンプルを作ってみませんか?

ループを手軽に加工する、ビートメイカー必携ソフト
税込価格 ¥11,682
  • メーカー:AUDIOMODERN
  • カテゴリ:ソフトウェア/ツール

LOOPMIX by Audiomodern | Complete Overview