NAMM SHOW 2013レポート前編
世界最大の楽器の見本市「NAMM Show」に行ってまいりました!場所は、米国カリフォルニア州アナハイム、Disney Landに隣接するAnaheim Convention Centerです。今年のNAMMは例年に比べ1週間後ろにズレて1月24日(木)から27日(日)までの開催。ズレのせいか、今年は初日からずっと雨がちのあいにくの天気。NAMMに通って17年になりますが、こんなに天気悪いこと初めてです。とは言え、NAMM会場の中はいつもと同じ熱気また熱気!今年も会場で撮影した写真が沢山ありますので、見てきたこといろいろレポートします。どうぞお楽しみに!
本物のMiniMoogが上。下はMiniMoog型のソファー。お茶目です。ボブ・モーグ記念財団のブースにて。
こちらはMinimoog Voyagerの発売10周年を記念して30台限定で生産されたお金持ちモデル。金ピカです(笑)
リボンコントローラーで演奏するアンティーク感ある最新アナログ・シンセ。big city musicのブースにて。
こちらもリボンコントローラー型のシンセEOWAVE。とてもポータブルで楽器の上にちょこんと載せて、飛び道具的に使えそう。日本では福産起業さんが輸入しています。
こちらはモダンなデザインの「AlphaSphere」。大小48個のパッドが円形に配列された近未来感楽器!USB接続して専用ソフトでパッドのアサインして使える様です。
こちらも新コンセプト。韓国JD Sound社のポータブルDJガジェット「PDJ」。
ギターにiPhoneなどのガジェットを取り付けるアダプターメーカーSONIC CLAMP社のブースです。デモでは、ギター弾きながらカオシレーター的なスペースサウンドを重ねてました。
iPadももう楽器でつな。。。
こちらはVocaloidさんのブース。日本からやって来たクリエイターさんがデモンストレーションされてました。お疲れさまでした。
今年はMIDI規格が出来て30周年の年。それを記念する歴代のMIDI楽器の陳列コーナー。古い機材の中には、昔持ってた楽器もあったりしてちょっと懐かしかったです。
MIDI30周年コーナーにて。上はYamaha TX7で、DX7一台分相当の音源です。下はAtari社のパソコン「1040ST」。Cubaseの前身となったシーケンサーソフト「TwentyFour」が動いたMIDI端子つきパソコン。ちなみに、私どちらも使ってました。
こちらは骨董品コーナー。これはメロトロンですね。
Birotronってはじめてみた。。
往年のトイシンセ、Stylophoneだよ!
骨董品コーナーのお誘いがあったからなのか、イギリスのStylePhoneが満を持して(?)、NAMMに出展してました。レトロなルックスのミニシンセ。私も持ってます。
今年のNAMMで一番気になった楽器はこれ!Antiquity Music社の「Wheel Harp」という楽器。筒の様なボディの手前側に筒を覆う様にラウンド状に鍵盤が配置。筒の中にははずみ車が常に回ってます。円筒ボディには音階毎にスチール弦が張られ、鍵盤押下することで対応する弦がはずみ車に擦れて音がでる仕組み。芸術作品の様なルックスで非常に重厚なサウンド。あと『キーキー』と軋む不完全さがまたいいです!
【今日のおまけ】Budweiser、Heinekenと同様、Sapporoは世界のビールブランド、大抵のレストランで置いてます。札幌市民として嬉しいですねー。と言うことで、この日の晩も、いただいちゃいましたよー!