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KIRCHHOFF-EQ

キルヒホフ・EQ
PICKUP

究極の32バンド・パラメトリックEQ

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VST3
税込価格¥25,069
752pt
(現地定価:USD 149.00)info

『KIRCHHOFF-EQ』Plugin Alliance バージョンの取得について

2021年から2022年にSONICWIREで『Kirchhoff-EQ』をご購入いただいたユーザー様は、無償で『Kirchhoff-EQ』現行バージョン(Plugin Alliance バージョン)をお使いいただくことができます。

『KIRCHHOFF-EQ』Plugin Alliance バージョン取得に関する詳細はこちら >>

製品概要

『KIRCHHOFF-EQ』は、究極の32バンド・パラメトリックEQプラグインです。洗練された音質、アナログにマッチしたカーブ、15種類のスロープフィルター、実在のデバイスをモデリングした32種類のビンテージEQタイプフィルターを備えています。また、内蔵されているダイナミック・プロセッシング機能は非常に柔軟性が高く、歪みが非常に少ないのが特徴です。

究極の音質
『KIRCHHOFF-EQ』は、独自に開発した「Robust Nyquist-matched Transform」により、通常のIIR(無限インパルス・レスポンス)イコライザーのように高域が窮屈になることなく、デジタルの周波数特性をアナログに近づけています。この技術は、『KIRCHHOFF-EQ』のすべてのフィルタータイプに適用されています。

高精度な処理
ホストアプリケーション(DAW)の設定に関わらず、『KIRCHHOFF-EQ』の内部処理は常に64ビット(または117ビット)で行われます。64ビットは必須であり、交渉の余地はありません。

Psychoacoustic Adaptive Filter Topologies
すべてのリニア・フィルタは、理論上では同じ音になるはずです。しかし、実際には丸め誤差によって、すべてのフィルターが異なる音になってしまいます。『KIRCHHOFF-EQ』では、「Psychoacoustic Adaptive Filter Topologies」と呼ばれる技術を採用しています。帯域の変化に合わせてフィルター構造を「最適な状態」に変化させることで、低域と高域の両方で最適な音質を実現しています。

117ビット処理
64ビットだからこそ、さらに上を目指したい。『KIRCHHOFF-EQ』は「Double-Double」と呼ばれる手法を用いて、内部処理の精度を117ビットにまで高めました。これは、イコライザーとしては世界初の試みです。64ビットと117ビットの切り替えはいつでも可能です。厳しい耳をお持ちの方にも満足いただけます。

Linear-phase モードは、FIR(有限インパルス・レスポンス)フィルターであるため、常に64ビットを使用し、117ビットをサポートしていません。

デモ
デモムービー
レビュー
特徴
15種類のEQバンド・フィルター
  • low pass / high pass / band pass:0dB/octから96dB/octまで連続可変。
  • bell / notch:12dB/octから96dB/octまで連続可変。
  • low shelf / high shelf / tilt shelf:6 dB/octから96 dB/octまで連続可変。
  • flat tilt / flat top
  • sword:ベルよりもシャープなスロープで、特に共振部を「掘る」ために設計されています。
  • brickwall low pass / brickwall high pass / allpass low and allpass high
  • low pass
  • band pass
  • high pass
  • lowshelf
  • tilt shelf
  • high shelf
  • bell
  • flat top
  • notch
  • flat tilt
  • sword

連続可変するスロープ

ほとんどのバンドフィルターは、スロープを0dB/oct、6dB/oct、12dB/octから最大96dB/octまで連続的に変化させることができます。8.125dB/octのハイパスを試してみませんか?

歴史的なヴィンテージEQをモデルにした32種類のフィルタータイプ

『KIRCHHOFF-EQ』は、9機種のビンテージEQハードウェアのイコライザー部分のみに焦点を当ててモデリングしたEQ(フィルター)タイプを合計32種類搭載しています。すべてのEQタイプの特性はオリジナルのハードウェアと正確に一致し、ナイキスト周波数付近で窮屈になることはありません。さらに、オリジナルのハードウェアでは決まった周波数しか選択できませんが、自由に周波数ポイントを調整できるようにしました。いずれも、通常のフィルタータイプや他のヴィンテージモデルと組み合わせて使用することができ、ダイナミック機能を適用することも可能です(lowpass、highpassを除く)。

British N(BritN HP / BritN LS / BritN Bell / BritN HS)

イギリスの有名なハードウェアEQにインスパイアされました。ベルタイプのQ値を調整できるよう回路のモデリングを変更。

Tone Stack(Tone Low / Tone High)

クラシックなロー/ハイシェルフEQにインスパイアされました。フィルターモデルを切り離し、ローシェルフとハイシェルフのパーツを個別に調整できるようにしました。

Vintage Tube(VT HP / VT LP / VT LS / VT Boost / VT Atten / VT LMF / VT HMF)

クラシックな3種類の真空管タイプEQにインスパイアされています。

Type E(E HP / E LS / E Low Bell / E LMF / E HMF / E High Bell / E HS / E LP)

クラシックなEQハードウェアにインスパイアされました。LMFタイプとHMFタイプの形状が似ており、どちらもベルタイプですが音が微妙に異なるため個別にモデリングされています。そのため、LMFを高音域に、HMFを低音域に適用することもできます。

Type G(G HP / G LS / G LMF / G HMF / G HS / G LP)

非常にクラシックなEQハードウェアにインスパイアされたもの。

EQ 250(250 LS / 250 Bell / 250HS)

非常にクラシックなEQハードウェアにインスパイアされたもので、ローシェルフとハイシェルフの形状が一般的なものとは大きく異なっています。

Blue(Blue Low / Blue High)

音質の良さに定評のあるEQハードウェアにインスパイアされたものです。ゲインを上げることはできますが、下げることはできません。

4種類の位相モード

『KIRCHHOFF-EQ』の位相モードは、Minimum-Phase Mode(ゼロレイテンシー・モード)、Analogue Prototype Mode、Linear-Phase Mode、Mixed Phase Modeに切り替え可能です。あらゆる位相関係のニーズに対応します。

Minimum-Phase Mode
すべてのモードの中で最もレイテンシーが低いモードです。

Analogue Prototype Mode
プロセッサの負荷とレイテンシーを犠牲にして振幅と位相の両方が補正されます。(レイテンシー:63サンプル、約1.4ms - サンプルレート44100Hzの場合)

Linear-Phase Mode
入力信号の位相を変化させないモードです。精度を選択でき、精度を高めるとサウンドの解像度が高くなる替わりにCPUの消費量が増え、レイテンシーが長くなります。(レイテンシー:2,047、4,095、8,191、16,383、32,767サンプル)

Mixed Phase Mode
周波数によって位相を徐々に変化させ、低域にはMinimumモードを使い、高域にはLinearモードを使用します。各バンドの周波数に応じてMinimumモードとLinearモードをスムーズに切り替えることができ、MinimumモードとLinearモードの境界となる周波数は選択可能です。(レイテンシー:63-2047サンプル、バンドの周波数ポイントに依存します)

フレキシブルなダイナミックEQ機能

lowpass / highpass / bandpass / notch を除くフィルタータイプで、スレッショルド / アタック / リリースといったパラメータに基づき音量が変化するダイナミックEQ機能を使用することができます。高度なDSP技術を用いてダイナミックEQの奇数倍音のエネルギーのほとんどを偶数倍音にシフトさせ、超低ノイズとサウンドの向上を実現しました。これにより、音の潰れを気にすることなくダイナミックEQ機能を自由に使うことができます。

双方向スレッショルド

入力信号がスレッショルドを上回っているか下回っているかにより、ダイナミクスをどのように処理するかコントロールできるようになりました。上回った場合はコンプレッサーまたはアップワードエクスパンダーとして機能し、下回った場合はエクスパンダーまたはアップワードコンプレッサーとして機能します。例えば、スレッショルドより下の信号を上げると同時に、スレッショルドより上の信号を圧縮し、帯域を「安定」させることができます。

ダブルエンベロープ検出

一般的なダイナミック・エフェクトとは異なり、「Double Envelope Detection」と呼ばれる方法でエンベロープを検出します。例えば、1khz付近の音が12dBで鳴っているオーディオクリップを再生しているとします。1khzの音が大きすぎると感じるかもしれませんが、もしオーディオ全体が30dBであれば、むしろ1khzが足りないと感じるかもしれません。『KIRCHHOFF-EQ』は、検出対象の周波数とQ値を設定するDetectパネル、リファレンスの基準を設定するRelativeパネルをそれぞれ設定し、全体の音量の中で相対的に判断しエンベロープを検出します。

スペクトラム・グラブ

『KIRCHHOFF-EQ』では、スペクトラム上で任意のポイントを直接掴むことで、特定の周波数のピークを素早く見つけることができます。目的の周波数を見つけると、その周波数にベル型のEQバンドを作成できます。

スイッチ可能な2xオーバーサンプリング

『KIRCHHOFF-EQ』は2倍オーバーサンプリングを内蔵しており、自由にオン/オフすることができます。

バンドごとの指向性EQ

各バンドはステレオサウンドの処理方法をLeft Right / Left / Right / Mid Side / Mid / Side から設定できます。バンドを左右にパン、MID/SIDEを調整、左右、MID、SIDEを別々に調整といった処理が可能です。

グローバル・ステレオウィドス・コントロール

アウトプットのゲインとパンに加えて、2種類のステレオ幅コントロールが実装されています。MidとSideの比率を調整したり、Sideチャンネルを個別にゲイン調整することもできます。

Lookahead

本製品のようなダイナミック・エフェクトにとって、アタックは重要なパラメータです。アタックが高ければトランジェントが大きくなりすぎ、低ければひずんでしまいます。Lookaheadは、信号にレイテンシーを加え、処理が行われる前に。アタックを検出し、アタックの値に起因する他のトラブルを回避できるようにします。

バンドリスト

設定した全バンドの基本パラメーターが一覧表示します。項目をドラッグして並び替えたり、1クリックで周波数順に並べ替えることができます。

CPU最適化

手書きのアセンブリコードコマンドにより、Kirchhoff-EQは超低CPUワークロードを実現しています。

クリックノイズの低減

パラメータ変更、タイプ切り替え、バイパスのオン/オフ、ソロリスニングモードの開始/終了時に発生するクリックノイズを低減に最善を尽くしました。

GPUアクセラレーションによるGUI

スムーズな操作性、UIの開閉スピード、操作のレイテンシーにこだわりました。レンダリング効率を上げるために、『KIRCHHOFF-EQ』のGUIはOpenGLを使ってレンダリングされています。

視覚的に最適化されたスペクトルパネル

『KIRCHHOFF-EQ』のスペクトルパネルはビジュアルに最適化されており、デシベル幅、更新速度、解像度、周波数スケーリング、明るさを調整することができます。また、中心周波数を直接指定することもできます。

ユーザーカスタマイズ

『KIRCHHOFF-EQ』には、ワークフローをスピードアップするために豊富なオプションが用意されています。様々なGUIテーマからお好きなものを選ぶか、新しく作成可能です。高度にカスタマイズ可能なGUIにより、どのようなビジュアル要件も満たすことができます。

その他の特徴
  • ピアノ・ロール表示
  • ノブのスピードをカスタマイズ可能
  • フィルタータイプのお気に入り追加
  • アップルシリコンネイティブサポート
  • ソロモード
  • 位相反転
  • 自動ゲイン補正
  • ゲインスケール
  • リサイズ可能なインターフェース
  • フルスクリーンモード対応
  • MacOS RetinaおよびWindows high-DPI対応
  • ピアノロール表示: バンドの周波数を音程で設定することができるよう、GUI下部にキーボードを表示可能。
  • プリEQ / ポストEQ / 両スペクトル
  • マルチバンド選択
  • 複数の表示範囲: 3dB / 6dB / 12dB / 18dB / 30dB
  • 出力レベルメーター
  • プリセット・セレクター
  • ミキシングやマスタリング用の40種類以上のプリセット
  • アンドゥ / リドゥ、A/B切り替え
  • VST2、VST3、Audio Units、AAX Native(64ビット)に対応
  • フローティングウィンドウ:EQカーブ上のハンドルの上にアイコンが表示され、Q値、モニタリング、スロープの調整が可能。
動作環境
  • OS:MacOS 11 以降
  • CPU:Intel CPU SSE4.1以上 / Apple Silicon
  • RAM:4GB以上
  • ※64bitのみ動作
  • ※Logicは、Logic Pro X 以降に対応
  • 対応インターフェース:VST、VST3、AU、AAX(全て64bitのみ)
  • OS:Windows 10 / Windows 11
  • CPU:Intel あるいはAMD CPU SSE4.1 以上
  • RAM:4GB以上
  • 対応インターフェース:VST、VST3、AAX(全て64bitのみ)
  • 対応OSなど最新の動作環境は、THREE-BODY TECH 社WEBサイト内製品ページの Minimum System Requirements欄をご覧ください。
ご使用にあたって
  • その他、インストール時には最大1GB以上の空き領域が必要です。
  • サウンド・モジュールをスムーズに動作させる為に、処理速度の速いCPU及びRAMメモリに十分な余裕があるコンピュータにインストールしてご使用されることをお奨めいたします。
  • 本製品をご使用いただくにはPlugin Alliance 社のユーザーアカウントが必要となり、インターネット経由でのチャレンジ&レスポンスによるオーソライズが必要となります。※弊社にてオーソライズを代行することは出来ません。
  • ここに掲載している製品の仕様は、予告無く変更されることがあります。
注意事項
  • 製品の購入手続き完了後、受注確認メールとシリアルナンバーをお知らせするメールの2通が送信されます。メールに記載されております説明に沿って、製品のダウンロード/導入を行って下さい。
  • ダウンロード製品という性質上、一切の返品・返金はお受け付け致しかねます。

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