De-hum (新機能追加)

音源のクオリティを劣化させず、瞬時にハムノイズを除去するDe-hum。倍音が多いハムノイズやダイアログの周波数に近い帯域のハムノイズの処理に適した、ダイナミックモードが新しく追加されました。ノッチフィルタが1024個（従来のStaticモードでは16個）に増加され、ゲインもインプットシグナルに合わせて変化する仕様となっています。

Guitar De-noise

ギターアンプのノイズや弦、フレットが擦れてキュッと鳴る音、耳に刺さるピッキングのアタック等、コンプレッサーやリミッターによって意図せず持ち上げられてしまった音に対処します。

Loudness Control

最終納品に向けたレベル、ラウドネス管理を行うことができます。

Music Rebalance

マシーンラーニングで培ったアルゴリズムによってミックスされた音声からボーカル、ベース、パーカッション(ドラム)、その他の4つの要素に分離する本機能がアップデートされ、さらにパフォーマンスが向上しました。各要素それぞれの音量の再調整やボーカルの分離やミュートなども自由自在。各ステムのエクスポートも可能です。

Repair Assistant

iZotopeが誇るA.I.によるアシスタント機能"Repair Assistant"が、よくあるノイズ問題を即座に自動解決(スタンドアローン版で利用可能)。

3つのタイプ（Music、Disalogue、Other）から1つ、3つの強さ（Light、Medium、Aggressive）から1つを選択したら、RXがファイル内のノイズを分析・検知して自動的に問題を修正します。

Batch Processor

カスタムの一括処理作業環境を作成し、複数のファイルに対し同様の処理工程を一括で適用する事で、作業時間を大幅に短縮することができます。

複数の一括処理作業をバックグラウンドで同時に並列させることができますので、ほかのタスクを実行しながら一括処理作業を行うことができます。

De-reverb

録音に入ってしまった部屋の鳴りを減衰・除去。

Interpolate

4000サンプル以下の短いクリックを、前後の文脈から類推して補完します。

Variable Time

音程に影響を与えずにタイムストレッチの度合いを変更。

Variable Pitch

音の長さを変えずに音程だけを調整。

Composite View

マルチトラックで録音されたドラムの素材など、複数のトラックにまたがる問題を一度に修正するための編集画面。

De-click

レコードのパチパチ音、リップノイズ、ベース弦のクリック音などのノイズを、独自の低レイテンシーなアルゴリズムで除去。

Mouth De-click

前述の「De-click」をダイアログ用に最適化した機能。唇や舌から発生するノイズを減衰・除去。日本語にも最適化済み

De-ess

iZotopeのスペクトラル・シェイピング・テクノロジーを利用したディエッサー。日本語の「サ行」、英語の「C」「F」「S」「Sh」「X」から発生する歯擦音を減衰・除去。

De-bleed

クリック漏れ、別パートの音を他のマイクが拾ってしまった場合に、その不要な箇所を除去するモジュール。

Spectral Repair

携帯電話や鳥の鳴き声、邪魔なサイレン音など、マイクが拾ってしまった不要な音を、視覚的に除去できるモジュール。

Breath Control

フレーズ間に録音されたブレスノイズを除去、または低減できるモジュール。

Voice De-noise

声または歌を残し、バックグラウンドで鳴ってしまっているエアコンや道路のノイズを減衰・除去。レイテンシーも無いのでOBS配信等においてもリアルタイムで使用可能。

De-plosive

日本語の「パ行」、英語の「P」から発生する破裂音を減衰・除去するモジュール。

Spectral De-noise

テープのヒス、カメラのモーター、扇風機、風など、音にあまり動きがないノイズを学習し、シグナルから減衰・除去します。

De-clip

オーディオのクリッピング（音割れ）問題を修正。

De-crackle

レコードの音、乾いた口内の音、木管楽器のリードの音など、連続的にパチパチ鳴る音（Crackle）を減衰・除去。