STEREOSAVAGE 2
ステレオ幅や配置をコントロールするプラグイン!
- 製品カテゴリ プラグイン・エフェクト
- カテゴリ MULTI EFFECT
- リリース時期 2021年9月
- 商品コード B2184
- 短縮コード PIB025
- メーカー PLUGIN BOUTIQUE
『STEREOSAVAGE 2』は、試行錯誤されたスタジオテクニックと、モダンでクラシックなエミュレーションを組み合わせて、ミックスに命を吹き込むことが出来る革新的なステレオ処理ツールボックスです。
Detune/Delay/Reflect/Splitプログラムを使って、モノラルからステレオを生成可能。
また、Width/Pan/Rotationといった調整ツールを使って、ステレオの配置を自在にコントロールできます。
さらに、LFO機能でサウンドの動きやコーラスFXを作成し、Bass Bypassツールでしっかりとしたローエンドを維持します。
これらの機能を一つに収めた『STEREOSAVAGE 2』は、トラックに大胆なエフェクトを加える柔軟性を提供するだけでなく、繊細な仕上げにも最適です。
エフェクト
- Detune:力強いリードボーカルや豊かなバックコーラスに最適な、クラシックでワイドなボーカルサウンドを実現。シンセサイザーやギターにも抜群の効果を発揮し、あらゆる用途に活用できます。
- Delay:シンプルなディレイをチャンネルに加えることで、サウンドのパンニングや広がりを演出。 パーカッションをパンしたい場合にも大きな効果を発揮します。
- Reflect:アグレッシブなアーリー・リフレクションを加えて、不要な動きを加えずにサウンドをステレオ化・魅力的にします。
- Split:サウンドを複数の周波数帯域に分割し、それらの帯域を左右にパンする設定。他の3つのモードと比較して、非常に自然なサウンドが特徴です。
ステレオ調整
- Width:サウンドの幅を広げたり、他のサウンドにフォーカスさせるか選択可能。
- Pre:サウンドをワイドにする前にパンニングを移動させ、超ワイドなオートパンニングを実現します。
- Rotation:自然なパンニングを実現します。
LFO
キーコントロールにモジュレーションを加えることで、サウンドに動きを加えます。
同期(Sync)機能を使えば、モジュレーションをトラックのテンポに正確に合わせてコントロール可能。オーディオデモで実際の動作を確認してみましょう。
Bass Bypass
ベースをプラグインに無処理で通過させることで、しっかりとしたローエンド信号を維持できます。ゲインノブは、ステレオ処理のによって生まれるレベル差を補正するために使用します。
メーター機能
- Goniometer:超高精度ゴニオメーターにより、サウンドのステレオ配置を視覚的に表示します。
- Phase Correlation:フェーズの問題を防ぐ機能です。
- Input/Output:インプットとアウトプットのピークを利用して、音量のバランスを適切に保つことができます。
主な特徴
- モノラルソースからステレオを作成し、より豊かなサウンドスケープを実現。
- ステレオソースの配置と幅をコントロール。ステレオフィールド内の楽器を分離。
- Rotationエフェクトを使って、驚くほど自然なサウンドのパンを実現。
- みずみずしいワイドなボーカルを瞬時に作成。
- スケールの大きいサウンドを実現するためのシンプルで素早いコントロール。
- モジュレーションによりサウンドに動きを付加します。
- モノラルとの互換性が保たれるBass Bypass機能。
- ボーカルのテイク数を減らし、リッチでタイトなバッキング・ボーカルを実現。
バージョン2では、より分かりやすく、より高機能な入力ルーティングセクションが搭載されました。
入力信号を左チャンネル、右チャンネル、または両方のチャンネルから取得するかを指定することができ、MS信号にも対応しています。また、必要に応じて左右どちらかのチャンネルの位相を反転させることも可能です。
これらの機能は、ステレオマイクを使用した録音環境ではよく求められる処理ですが、ソフトシンセを使ったイン・ザ・ボックス制作においても創造的な活用ができます。
センターパネルには、すべてのメーター表示が含まれています。
モダンなゴニオメーターが搭載されており、45度のラインより下に表示される信号は位相がずれている(アウト・オブ・フェーズ)ことを示します。
また、位相相関メーターも備わっており、これは画面下部に表示される横棒です。位相相関メーターが右側にある場合、その信号はモノラル互換性があります。
一方、メーターが左端まで振れていると、ミックスの一部がモノラル再生時に消えてしまう可能性があります。出力セクションの「MONO」ボタンを押せば、実際に確認することができます。
さらに、入力と出力のレベルメーターも表示されます。これは、ステレオ処理によって音量に変化が生じることがあるためで、出力バランスを整えてA/B比較を正確に行うために重要です。
センターパネルの下部には、「Pan」「Width」「Rotation」の3つの主要なコントロールがあります。
「Pan」と「Width」については、ほとんどの方がDAWで既に馴染みがあるでしょう。「Rotation」は非常に興味深い機能で、センター成分だけをパンし、サイド成分はそのままにします。
たとえばリバーブがかかったドラムループにこの機能を使うと、ドラムキットそのものが左右に動く一方で、リバーブはその場に留まっているという効果をはっきりと体感できます。これは本当に魔法のようで、非常に自然なサウンドであり、単純なパンとは一線を画します。
また、Preボタンも搭載されています。これはパン操作をWidthコントロールの前段に移動させるもので、パンによるスウィープにWidthによるアウト・オブ・フェーズ効果を加えることで、よりドラマティックな動きを演出できます。まるでスピーカーの外側まで音が広がっていくように感じられることもあります。
さらに、Bass Bypass機能もあり、これは入力信号にクロスオーバー処理を施すことで高域のみにステレオ処理を適用し、低域はそのまま保持することが可能です。
また、新たに搭載されたMono Bass機能を使えば、ベースラインを単一のモノラル信号にサミングすることもできます。
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Powerful Stereo Creation with StereoSavage 2!
- OS:macOS 10.15以上
- CPU:Intel または Apple Silicon 対応
- DAW:64bit DAWのみに対応(32bit非対応)
- プラグイン形式:VST/AU/AAX(Pro Tools 10.3.6以上)
- OS:Windows 10以上
- DAW:64bit DAWのみに対応(32bit非対応)
- プラグイン形式:VST/AAX(Pro Tools 10.3.6以上)
- サウンド・モジュールをスムーズに動作させる為に、処理速度の速いCPU及びRAMメモリに十分な余裕があるコンピュータにインストールしてご使用されることをお奨めいたします。
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