WAVEOSC

本製品は2つの標準的なオシレーターと1つのウェーブテーブルオシレーターを搭載しています。3つ目のオシレーターは、オシレーター1と2の出力から瞬時にウェーブテーブルを生成し、専用のウィンドウ上でスキャンしながらカスタマイズ可能です。

左右のチャンネルでウェーブテーブルの位置をそれぞれ独立して設定し、モジュレーションをかけることで、ステレオで動きのある有機的なサウンドを生み出します。

オシレーター1と2は、減算合成が可能なアナログスタイルのサウンド・ジェネレーターです。7種類の波形（Sine、Square、Saw、Triangle、Noise、Organ、Metallic）から選択し、フィルター、ピッチ、ボイシング、エンベロープが調整可能です。

また各オシレーターにはフェイザー、ディストーション、ディレイ、リバーブといったエフェクトを独立搭載し、サウンドの幅をさらに拡張できます。

1オシレーターあたり最大32ボイスのユニゾン機能を備え、最大で96ボイスの出音が可能です。各オシレーターに独立したフィルターを搭載し、多彩な音作りが実現します。

各オシレーターには、ADSRボリュームエンベロープ、MOD ADSRモジュレーションエンベロープ、LFOが搭載され、パラメータに動きを与えられます。

直感的なドラッグ＆ドロップのモジュレーションシステムにより、カットオフ、レゾナンス、デチューン、ブレンド、Mid/Side、Pan、レベルなどにアサイン可能です。

各オシレーターの専用エフェクトに加え、以下の9種類のマスターFXラックを搭載しています。音作りの可能性を広げるだけでなく、楽曲のミックスに馴染むような最終調整が可能です。各エフェクトは詳細な調整が可能です。

グライドコントロールによるポルタメント調整、シンセ全体のベロシティレンジ設定など、演奏表現のカスタマイズが行なえます。

さらに、CPU負荷を軽減する「D-Mode」を搭載し、多数のインスタンスをセッション内で快適に動作させることができます。

主な特徴

• 7種類の波形を持つ2つのアナログスタイル・オシレーター
• オシレーター1＆2の出力からウェーブテーブルを生成する第3オシレーター
• ワンクリックでユニークなウェーブテーブルを作成
• フェイザー、ディレイ、ディストーション、リバーブを搭載
• 1オシレーターあたり最大32ボイスのユニゾン機能
• ADSRエンベロープ＆LFOを各オシレーターに搭載
• 9種類のマスターエフェクトモジュール
• エフェクト用の独立LFO x4
• CPU負荷を抑えるD-Mode搭載
• 高品質なスペクトル・アンチエイリアシング
• ポルタメント＆ベロシティのグローバルコントロール
• 300種類のプリセット