空間を奏でるプラグイン!歴史的建築を楽器に変える『Environments』が登場
AudioThing『Environments』
AudioThingの新作『Environments』は、単なるリバーブ・プラグインではなく、実在する歴史的建築空間の音響特性を楽器として演奏できる斬新なツールです。
複数のインパルス・レスポンスを組み合わせた複雑なコンボリューション・エンジンにより、各空間に深みや生気をもたらし、リバーブレーションを固定的なエフェクトではなく、演奏可能な生きた要素へと変化させます。
クラシカルピアニスト・作曲家・サウンドデザイナーであるSalvatore Carannante氏との長年のコラボレーションが生み出した、建築空間と音楽の新しい対話を体験しましょう。
3つの建築空間、音響の彫刻
収録されているのはイタリアの歴史的建造物、①紀元前1世紀の「メルクリウス神殿(Temple of Mercury)」、②古代ローマ最大級の貯水槽「ピシーナ・ミラビリス(Piscina Mirabilis)」、③19世紀新古典主義建築の「チステルノーネ(Cisternone)」。これらは観光地としてでなく、優れた音響特性と歴史的個性を持つ空間として厳選されています。
「Room」セクションでは、収録された環境内を自由に移動して空間の特性をリアルタイムに変化させられ、モジュレーション機能を利用することで時間経過とともにかすかな変化と動きを加え、「静的な残響」を「動的な音響体験」へと進化させます。
同じ空間でも演奏者の位置や動きに応じて音の表情が変わり、建築空間そのものが楽器となるのです。
完璧な半球形状による音の反射が生み出す陶酔的な雰囲気や、128本の柱が織りなす神秘的な音響空間を、指先のコントロールで自在に操作できる奇跡をぜひ体験してください。

Gestures――空間との物理的対話
本ソフトウェアには、「Gestures」と呼ばれる独自のコンボリューション・レイヤーが追加されており、これは通常のインパルス・レスポンスではなく、各空間で収集された共鳴体や、Spare Parts Sound Projectで開発されたDIYフィードバック機器、現地の廃材を使って録音されたサウンドから構築されています。
これにより、空間内でのリアルタイムなサウンド・デザインが可能になり、かすかで予測不可能なフィードバックによって、継続的な変化が引き起こされるのです。
テクスチャ、リズム、そして空間との物理的な接触感覚として、またリバーブを超えた、建築・共鳴・物理空間を音楽の一部として演奏する新しいアプローチをもたらします。
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