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フィルター・サウンドを生み出す、独創的プラグイン『Octaves』が登場!

2026年4月23日 14:00 by mak

AudioThing『Octaves』

数々の話題作を生んだ作曲家Hainbach氏とAudioThingによるコラボレーション、その新作はパッシブ・バンドパス・フィルターをモデリングした独創的なプラグイン・エフェクト、『Octaves』です!

BBC Radiophonic WorkshopやWDR電子音楽スタジオで前衛音楽の巨匠たちが使用していたレトロな科学的アプローチを、現代のデジタル環境で再現しました。

オーディオ・スペクトルをオクターブ単位で分離し、唯一無二のスペクトラル・サウンド・デザインを可能にします。

オリジナルを超える創造的機能

本製品は、Brüel & Kjaer 1613オクターブ・バンドパス・フィルターを忠実にモデリングしたプラグインです。

本来は音響測定用の携帯機器として設計された機材ですが、電気を使わず金属コイルのみで周波数をフィルタリングする構造により、シンセサイザーでは得難い独特のサウンド・キャラクターを実現しています。

オリジナルの「1613」は2kg、より大型のモデルは29kgにも及ぶ重量級の機材でしたが、このプラグインならその魅力的なサウンドを軽々と扱うことができます。

プラグイン・エフェクト 「Octaves」 | SONICWIRE

オリジナルのサウンドを忠実に再現しつつ、インプット/アウトプット、ミックス、ソフト・サチュレーション・コントロールを追加しました。バックパネルを開けば、インピーダンス調整によるレゾナンス制御や、各周波数バンドの個別ボリューム調整によってフル・フィルター・バンク化も可能です。

アーティファクトを「High」に設定すれば、周波数切り替え時のポップノイズを活かした「ピンギング」技法を通じ、一種のリズムマシンとしても使用できます。

あんなこと、こんなことにも活用したい

クリエイティブなフィルタリングから、ラジオ・ボイスやドローン・サウンドの生成まで、『Octaves』の用途は幅広く、リッチな音源(ノコギリ波、ディストーション・ギター、ピアノ、シンバルなど)を通すことで、空間的なトーンが創出されます。

ミキシングでは特定の帯域に音を配置して空間を生み出し、フィードバック・パッチングでは倍音豊かなトーンを生成します。

実験的な音楽に興味をお持ちであれば、新たな可能性をもたらすツールとして是非チェックしてみてください!