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AUDIOTHING『RES-09』マニア垂涎、シンセの名機を再現

2025年5月1日 17:00 by mak

AUDIOTHING『RES-09』

SX1000』に続く、AUDIOTHINGの往年の名機シリーズ第2弾『RES-09』が到着。

モデルとなったROLAND「RS-09」は、70年代後期にリリースされたシンセサイザーです。「SATURN-09」の姉妹機にあたり、いわゆるアナログシンセ(減算方式)とPCMシンセの合間に位置しながら、分周回路の採用によりパラフォニックを実現した名機です。

RES-09』では、「RS-09」の温かみと深みのあるサウンドの特徴をそのままに、現代の音楽制作環境に適応した操作性と機能を提供します。

💡 本製品は、App StoreからiOS版も提供されています。

オルガン&ストリングス・シンセサイザーの名機を再現した音源
税込価格 ¥8,415
  • メーカー:AUDIOTHING
  • カテゴリ:ソフト音源

甦るクラシックサウンド

その独特な出音は、内蔵のアンサンブル・エフェクトや外部エフェクターとのコンビネーションにより、優れたオルガン、ストリングス・マシンとして、広がり、厚み、温かみ、存在感をぞんぶんに発揮。シンフォニックなアレンジメントを好むアーティストのニーズに応えてきました。

ちなみに、分周回路によるディバイド・ダウン方式を採用した機種として『Eminent 310』と、それに由来する『Solina String Ensemble』がよく知られています。Solinaがノコギリ波系であるのに対し、「RS-09」は矩形波系で、サウンドのテイストが異なります。印象論になりますが、「RS-09」のほうが少し前に出てくる感じ。

ソフト音源 「RES-09」 | SONICWIRE

直感的なインターフェースを含む忠実なエミュレーションにより、一般的なソフトシンセでは再現が難しい“Lush”感のあるストリングスを、これからは簡単に楽曲中に活かせるようになります。

エフェクト、プリセット

テープエコー、スプリングリバーブ、オーバードライブ、フェイザーといった高品質な4種類のエフェクトは、ドラッグ&ドロップで順序を自由に変更でき、必要に応じてサウンドを自在にカスタマイズできます。

またオシレータの(音程ごとの)微調整機能、そしてランダマイザー付きプリセットシステムは、新しい扉を開くかのようにユーザーの創造性を引き出します。

ヴィンテージなサウンドデザインを好む方にも、現在の制作環境に積極的な変化を求める方にもマッチする、手頃なアイテムとなるでしょう。