ABBEY ROAD ONEシリーズ完結! 大トリは甘美なレガートをフィーチャーしたバイオリン音源
SPITFIRE AUDIO社が2020年に発売開始した『ABBEY ROAD ONE: ORCHESTRAL FOUNDATIONS』(以下「基本パッケージ」)。そこから続く計10製品によるABBEY ROAD ONEシリーズは、今回リリースされた『ABBEY ROAD ONE: SOARING HIGH STRINGS』をもってついに完結します!
基本パッケージ、およびさまざまな角度から表現を補強するオプションをひっくるめたABBEY ROAD ONE シリーズは、優れた音質、統一感、扱いやすさで、プロアマ問わず数々の作曲家から高い評価を受けています。
品質を保ちつつ低価格に抑えられ、数あるオーケストラ系ライブラリの中でも随一のコスパを誇っており、これからチャレンジする入門者にもオススメです!
- メーカー:SPITFIRE AUDIO
- カテゴリ:ソフト音源
本製品は、基本パッケージと同じく16名の1stバイオリンと14名の2ndバイオリンで構成されており、Long(長音)とSpiccato(短音)、そして目玉となるSoaring Legatoが収録されています。
流麗なレガートは、ロマンスやスリル、ファンタジーの演出に並ならぬ威力を発揮します。羅列に過ぎなかった音は互いにつながって意味を持ち始め、新たな音世界が描き出されます。
あるいは、かつての映画音楽(現在はムード音楽と称されるかもしれません)のような、リリカルで艶めかしく、甘やかなストリングスの調べは、周囲に深い余情を喚び起こしてゆくはずです。
ABBEY ROAD ONEシリーズは、全て共通のSPITFIRE AUDIO社独自エンジンを搭載しています。そのため、サウンドの質感や操作方法が一貫しており、SPITFIRE AUDIO社製品を扱いなれている方は、音楽制作に全神経を集中させられる点も見逃せません。
実はオーケストラパートを作成する際「シリーズ一貫」はとても重要なポイントです。ダイナミクスや響きが異なるライブラリを使用してしまうと音が嘘っぽくなったり、プロの作曲家の視点から見ると、仮に本物のオーケストラに演奏してもらう場合に辻褄が合わなくなってしまう場合もあります。
「本物」志向の作家を目指すなら、統一されたトーンで更なるリアリティを具現化しましょう!
folder SONICWIREニュース, SPITFIRE AUDIO, オーケストラ音源, クリプトンDTMニュース, ストリングス音源
label Abbey Road One, SPITFIRE AUDIO, バイオリン