Windows XPの時代にレトロ回帰。Cradle新作『State Machine Frutiger Aero』
Cradle『State Machine Frutiger Aero』
CradleのState Machineシリーズに最新作『State Machine Frutiger Aero』が早くも登場。
Frutiger Aero(フルティガー・エアロ)とは、2000年代に見られたような、無機的なイメージのテクノロジーに対して自然や海、野原など有機的なインターフェースでカバーするようなデザインを指します。
まさしくそんなビジュアルを持つ本製品は、2000年代初頭の澄んだサウンドを現代の作曲にいともたやすく持ち込めるシンセサイザー音源です。
直感とともに生まれるハーモニー、リズム
『Frutiger Aero』の優れた点は、State Machineシリーズで代々引き継がれる、スマートなMIDIツールにあります。
自然に配置されるコード、生き生きと展開されるアルペジオ、シンプルなフック。透明感のあるリバーブ、クリアなディレイ、光沢のあるモジュレーションエフェクトが加わることで、ハーモニーとリズムが労せず生まれ、煮詰まりがちな作曲工程に涼風が吹き込みます。
全体的なサウンドは、RolandやKorgなど当時の日本のシンセ音源というより、EnsoniqやE-MU、Alesisのような洋モノのシンセ音源に近いテイスト、というふうに筆者は感じています(これはこれで非常に珍しい)。

モダンポップからアンビエントまで
モダンポップ、エレクトロニック、アンビエント、劇伴など、幅広いジャンルに対応するよう設計された『Frutiger Aero』は演奏性が高く、未来っぽさを匂わせながらも身近さを覚えるサウンドスケープを構築します。
あるいはヴェイパーウェイヴからオルタナティヴポップまで、繊細なシンセとコードが、未来を明るく鮮やかに描きます。
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