

「奥ゆかしさ」に宿る温かい魅力 SRM Sounds『SLEEP Piano』
SRM Sounds『SLEEP Piano』
Max Richterの記念碑的作品「SLEEP」の構想と作曲に使用された、まさにそのピアノが、SRM Soundsの『SLEEP Piano』として登場しました。
イギリスの田園地帯に佇むStudio Richter Mahrで、Kawaiの家庭向けアップライト・ピアノを忠実にレコーディング。生き生きとした高音域と美しいサスティンはそのままに、弱音(じゃくおん)に特化させることで、演奏者を音の世界に自然と引き込み、音との対話を促すソフト音源へと生まれ変わりました。
「音楽と意識の相互作用への深い探求だった」(Drowned In Sound, 2015)と語られる「SLEEP」由来のピアノサウンド。ぜひ鍵盤を弾きながら、どっぷりと浸ってください。
- メーカー:SRM SOUNDS
- カテゴリ:ソフト音源
「奥ゆかしさ」に宿る温かい魅力
Max自身が「控えめで派手さはないけれど、素晴らしい」と表現するこのピアノの魅力は、その「奥ゆかしさ」にあります。
小さなピアノながら、高音域に向かうほど開放的になり、豊かなサスティンを特徴とするそのサウンドは、思考を妨げることなく、演奏者を創造的な対話へと誘います。
mp(メゾピアノ)以下に絞った4段階の強さに対応するサウンドは、温かみのあるダークさと、感情に直接訴えかけるようなニュアンスを併せ持ちます。制作過程でアイデアを練り上げる場面や、控えめながらも表現力に豊んだ演奏を捉えるのに最適です。

マイクポジションとカスタマイズ
3つのマイクポジション(Close Condenser、Close Ribbon、Room)を搭載し、サウンドカラーを思うがままにコントロール可能。
近接マイクでは繊細で静謐な音色を、ルームマイクではより「クラシカル」な遠近感ある音色を実現します。
さらにリバーブの長さの調整、内部機構やペダルの音量調整、ベロシティ感度の設定など、演奏環境に合わせた細かなカスタマイズが可能です。
Kontakt Player 7.10.7以上に対応、またNKSとの互換性もあり、幅広い環境にスムーズに対応します。
folder SONICWIREニュース, クリプトンDTMニュース, ピアノ音源
label Max Richter, SRM SOUNDS, アップライト・ピアノ