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Ableton『LIVE 12』正式リリース!新たに実装された機能まとめ

2024年3月6日 20:00 by toy

2024年3月5日(火)に、Abletonより『LIVE 12』が正式リリースされました!こちらの記事では『LIVE 12』になって追加された機能、進化した点などを簡単にまとめます!

71GB以上にも及ぶ多彩な音素材と、LiveおよびMax for Liveすべてのインストゥルメントとエフェクト搭載した最上位モデル
税込価格 ¥84,800
  • メーカー:Ableton
  • カテゴリ:DAW
38GB以上の音素材と、一部のインストゥルメントとエフェクトを搭載したLiveのフル機能モデル
税込価格 ¥52,800
  • メーカー:Ableton
  • カテゴリ:DAW
主要機能を備えた低価格版 ー 16トラック、5GB以上のサウンドを収録
税込価格 ¥11,800
  • メーカー:Ableton
  • カテゴリ:DAW

思いがけないアイデアを無限に生成

MIDI 変形/生成ツール

シンプルなものから複雑なものまで、実に多様な MIDI ノートのバリエーションを生成する一連のツールが追加されました。

フラムなどの装飾音を追加したり、連続するノートやコードをつなげたり、ギターのストラムを再現したりできるほか、生成ツールでは 任意の設定に基づいてメロディ、リズム、和音を一から生成してくれます。

MIDI エディターの大幅な改善

選択したノートのピッチ、ベロシティ、持続時間の順序を並べ替えられるほか、ノートのストレッチや分割、チョップ、結合をはじめ、ノートのベロシティのシェイプを生成したり、任意のスケールにトランスポーズしたり、コードの間隔を任意のスケール内もしくはクロマチックに追加することも可能です。

ソングスケール機能

Live 内のコントロールバーでキーを選択すると、クリップ上にスケール内のノートが強調表示されます。

これをガイドにクリップを編集したり、クリップスケールを使って MIDI ノートを変形/生成したり、 MIDI デバイス/インストゥルメントのスケールを再生中のクリップに同期させたりすることができます。

チューニング・システム

12音平均律以外のチューニングで作業でき、Live のデバイスやMPE 対応プラグインでも様々な旋律にアクセスできるようになります。

自分でも驚くようなサウンドデザインが可能に

Meld(SUITEのみ)

扱いやすい2つのマクロオシレーターを備えた新しいシンセサイザー。

ディープなサウンドシェイプを可能にする多様なパラメータが搭載されており、あらゆるテクスチャーと実験的なサウンドを生成する MPE 対応のインストゥルメント。

2つのオシレーターをそれぞれ個別のLFOと広範なモジュレーションマトリックスでプログラム可能

サウンドデザインの多様性を最大化するために慎重に採用されたMeldの各オシレータープリセットを2つのエンジンにそれぞれ装備

Roar(SUITEのみ)

新しいカラーリング&サチュレーションエフェクト。マスタリングレベルの繊細かつ正確な温かみを足したり、過激で予測不可能な歪みまで、あらゆるサウンドを生み出します。

3つのサチュレーションセクションでは、直列、並列、ミッド/サイド、マルチバンドで使用することができ、広範なモジュレーション・マトリックスを装備しています。

マルチバンドで使用すれば特定の周波数帯域に強い歪みをかけることも可能

Roarのエンベロープフォロワーでモジュレーションを適用

Granulator III(SUITEのみ)

ロバート・ヘンケ( Robert Henke )によるグラニュラー・インストゥルメントの最新版が登場。

完全な MPE 機能を備え、ノートベンド、ビブラート、グリッサンドなどのパラメータを表現力豊かに制御できるようになりました。さらに、オーディオをリアルタイムでキャプチャできるようになり、より直感的な操作が可能になりました。

Granulator IIIのCloud再生モードはパッドやドローンのレイヤーサウンドが得意

Loopモードではグレインが重なり合うことなく次々に再生される

新 Pack(SUITEのみ)

パフォーマンスのために開発された4つの Max for Live デバイスが Performance Packとして登場。さらに、 Lost and Found では、ありそうでなかったインストゥルメントや環境音を提供します。

より直感的なワークフローを実現

詳細ビューが一元化

トラック内の全貌を一画面で把握できるようになりました。デバイスビュー、クリップエディター、オートメーション、デバイスパラメータのすべてを同時に確認できるので、各画面を何度も切り替えることなく、作業中のトラックに集中できます。

画面がより見やすく

画面がよりクリーンかつモダンなデザインになり、視覚的な複雑さが取り除かれ、より音楽に集中できます。

ミキサーの改善

セッションビューでのみ表示ができたミキサーが、アレンジメントビューでも使用できるようになりました。また、ミキサーが見やすくなる細かな改善が行われ、さらに正確なミキシングが可能となりました。

ブラウザ内でのタグ機能

内蔵のタグやカスタムタグ を使って、ブラウザ内の内蔵カテゴリーに縛られることなく音源を検索できます。

類似サウンド検索機能

ブラウザ内で、類似するサンプル、インストゥルメントのプリセットなどを検索する機能が追加されました。

まとめ

新たな機能はもちろんのこと、より制作で扱いやすくなった『LIVE 12』!

「類似サウンド検索」は制作の強い味方ですね。「これっぽいサウンド」、「これっぽい音色」などが思いつけば、すぐに似たサウンドを探すことができちゃいます。一部の機能は最上位版である『LIVE 12 SUITE』のみ搭載されていたりしますので、各エディションの比較をチェックしてみてくださいね!

71GB以上にも及ぶ多彩な音素材と、LiveおよびMax for Liveすべてのインストゥルメントとエフェクト搭載した最上位モデル
税込価格 ¥84,800
  • メーカー:Ableton
  • カテゴリ:DAW
38GB以上の音素材と、一部のインストゥルメントとエフェクトを搭載したLiveのフル機能モデル
税込価格 ¥52,800
  • メーカー:Ableton
  • カテゴリ:DAW
主要機能を備えた低価格版 ー 16トラック、5GB以上のサウンドを収録
税込価格 ¥11,800
  • メーカー:Ableton
  • カテゴリ:DAW