格安でお手軽なストリングス/ブラス音源はこれで決まり!SOUNDIRON「HYPERION」シリーズを紹介!
皆さん、ストリングス/ブラス音源と聞くとどんな印象をお持ちですか。「価格が高そう」「操作が難しい」などと、マイナスなイメージが先行する事が多いのではないでしょうか。今回は、そんなお悩みを解決するSOUNDIRON「HYPERION」シリーズより、『HYPERION BRASS ELEMENTS』『HYPERION BRASS MICRO』『HYPERION STRINGS ELEMENTS』『HYPERION STRINGS MICRO』を紹介します!
「HYPERION」シリーズには、それぞれ「ELEMENTS」エディションと「MICRO」エディションが存在します。「ELEMENTS」エディションは、誰でも使えるをコンセプトに制作されたユニバーサル・アンサンブル・ライブラリのフルバージョン。「MICRO」エディションは、「ELEMENTS」エディションより奏法・パッチなどを厳選して収録し、その分、容量を抑えたスターターエディションになっています。
まず初めに、今回ご紹介する「HYPERION BRASS」シリーズと「HYPERION STRINGS」シリーズの共通の魅力を紹介します。
低価格を実現
- 「ELEMENTS版」で12,000円前後、「MICRO版」で6,000円前後と非常にリーズナブル。
- 無償のKONTAKT PLAYERに対応しているので、エンジン導入費用がかからない。
必要十分なアーティキュレーションを搭載しており、手軽にリアルな打ち込みが可能
- ワンクリックで切り替えが可能なアーティキュレーションを搭載。煩わしい操作が不要です。
- 画面上にはサウンド毎に12種、MIDIキーボード上には自由にアーティキュレーションを割り当てることが出来ます。
- 「HYPERION STRINGS」シリーズは、スタッカートやピチカートなどのアーティキュレーションによる弦の立体感、「HYPERION BRASS」シリーズでは、フラッタータンやトゥルーレガートなどのアーティキュレーションによる生々しくリアルな部分を忠実に再現しています。
- 低価格ながらも「ELEMENTS」エディションと「MICRO」エディション共にレガートに対応しています。
様々なジャンルに対応するサウンド
- 必要最低限の楽器隊が揃っているので、オーケストラ系の楽曲にも対応。
- オーケストラはもちろんの事、ポップスにもマッチするドライで華やかなサウンドも出力可能です。
低スペックのパソコンでも動作可能
- 各製品1.1GB~10GBとブラス/ストリングス音源としては非常に低容量。後述のエディション比較で紹介します。
- 必要スペックもKONTAKT PLAYERに依存しているので、3GB以上のRAMメモリで起動可能。※詳しくは各製品ページをご覧ください。
- トランペット
- テナー・トロンボーン
- ホルン
- チューバ
- アンサンブル
- トランペット
- テナー・トロンボーン
- ホルン
- チューバ
- ユーフォニアム
- バス・トロンボーン
- サステイン
- シミュレート・レガート
- スタッカート
- ダイナミック・エクスプレッション
- トリプル・タン
- サステイン
- トゥルー・レガート
- スタッカート
- ダイナミック・エクスプレッション
- ダブル/トリプル・タン
- フラッター・タン
「ELEMENTS」エディションに比べ、「MICRO」エディションはユーフォニアム/バス・トロンボーンを収録していない代わりに、手軽にブラス隊全体の音が得られるアンサンブルパッチを収録。容量が1.1GBと、「ELEMENTS」エディションの4分の1以下なので、「オーケストラ主体の楽曲は制作しないけど、ポップスやロックなどの上物として使用したい」という方であれば「MICRO」エディションの導入をお勧めします。
「ELEMENTS」エディションは、フルバージョンでありながら4.7GBと非常に低容量。オーケストラ系の楽曲を制作する際、楽曲の性質上、高スペックを要求する製品を使用するケースが多々あると思います。そんな時に低容量の『HYPERION BRASS ELEMENTS』を使用すれば、PCへの負荷を最大限に抑えることができ、その抑えられた分を別の音源に充てる事も出来るので、制作を円滑に進めることが出来ます。サウンドについては、機械的ではなく、人間が弾いているような生々しさを十分に再現しているので、多くの方に満足いただけるでしょう。
- バイオリン
- ヴィオラ
- チェロ
- ベース
- バイオリン
- ヴィオラ
- チェロ
- ベース
- マルチ・ダイナミクス・サステイン(ビブラート/ノンビブラート)
- シミュレート・レガート
- スタッカート
- ピッチカート
- スピッカート
- マルチ・ダイナミクス・サステイン(ビブラート/ノンビブラート/トレモロ)
- トゥルーレガート
- マルチ・ダイナミクス・スタッカート(ショート/ロング)
- ピッチカート
- スピッカート
- バルトーク・ピッチカート・スナップ
- コル・レーニョ・ボウ・ストリング・タップ
「MICRO」エディションは、2.5GBと非常に低容量で、「ストリングス音源が気になっているけど敷居が高そうで手が出ない」という方に非常におすすめ。収録している奏法やパッチもオーソドックスなものが揃っているので、本格的なストリングス音源を買う前の入門機として十分に力を発揮します。
「ELEMENTS」エディションは、この価格帯ストリングス音源としては、収録内容が非常に豊富です。トゥルーレガートやサスティーン、ピッチカートなどのベーシックな奏法から、コル・レーニョ・ボウ・ストリング・タップといった玄人向けの奏法まで再現可能。本格的なストリングス隊を編成するのにも申し分ないです。価格と収録内容を比較しても、非常にコストパフォーマンスの高い製品と言えるでしょう。
今回は、非常に高いコストパフォーマンスとリアルなサウンドを実現した「HYPERION」シリーズを紹介しました。まだまだ知名度は低く、ストリングス/ブラス音源のスタンダードになっている訳ではありませんが、使い所によっては、どの音源にも勝るポテンシャルを秘めています。手に取りやすい価格帯だと思いますので、気になった方は是非お求めください!
SOUNDIRON「HYPERION」シリーズ一覧
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