SONICWIRE

『東京スコアリング・ストリングス』は日本の音を広く世界に発信するフラッグシップ的音源に仕上がっている。/西木康智氏による一言レビュー

2021年12月23日 16:20 by Takamichi Koizumi

室屋光一郎ストリングスをキャプチャーし、そのサウンドを世界に届けるために開発された『東京スコアリング・ストリングス』。OCTOPATH TRAVELERなどの作品で室屋氏の演奏を制作に取り入れてきた作曲家の“西木康智”氏にレビューをいただいた。

 

西木康智 氏:

まさに聴き慣れた室屋ストリングス×サウンドシティ×相澤光紀の音がします!

特にスタッカートやピチカートの残響にサウンドシティの個性的なリヴァーブ感が感じられ、サウンドシティのコントロールルームに居る錯覚を覚えました笑

出音は確かに日本のストリングス&スタジオ、しかしとても使いやすくチューニングされ、どんな用途の音楽にも広く使いやすく作られていると思います。

日本の音を広く世界に発信するフラグシップ的音源に仕上がっていると思います!

 
成長を続ける『東京スコアリング・ストリングス』、これからもご注目ください。

日本が誇るストリングス・サウンドをその手に。
税込価格 ¥69,487¥54,013
  • メーカー:IMPACT SOUNDWORKS
  • カテゴリ:ソフト音源

西木 康智
作曲 / 編曲

東京音楽大学「作曲科 映画・放送音楽コース」を卒業後、ゲーム制作会社に入社。
ゲームサウンドのディレクション及びBGMの作曲に携わったのち、2015年よりフリーランスとしての活動を開始する。

現在は主にゲーム音楽の分野で活動し、代表作は「OCTOPATH TRAVELER」「モンスター烈伝オレカバトル」「FINAL FANTASY VII REMAKE」等。

近年ではゲーム音楽以外にもアニメやテレビの劇伴音楽も担当し、「TVアニメ アズールレーン」「GranBlueFantasy The Animation」「おかあさんといっしょ人形劇 ガラピコぷ~」等の音楽も手がける。