Superior Drummer 2.0でアンビエンスをコントロール!
簡単ドラム音源『EZdrummer』とハイエンドドラム音源『Superior Drummer 2.0』の決定的な違いの1つとして、アンビエンスコントロールの自由度が挙げられます。
ドラムサウンドの鳴りを太く、生々しくするためには、このアンビエンス(部屋/スタジオの部屋鳴り/空気感)が結構重要だったりしますので、EZdrummerの「POP/ROCK」セットと、S2.0の「AVATAR」セットの差異を簡単にご紹介したいと思います。
下図は「POP/ROCK」セットのミキサー画面です。チャンネルの一番右側にある「ROOM」でアンビエンスをコントロールすることができます。
下図は「AVATAR」セットのミキサー画面です。ちょっと見づらいかもしれませんが、アンビエンスコントロール用のチャンネルとして、「AMB Close」(近距離)、「AMB Mid」(中距離)、「AMB Far」(遠距離)、「AMB Mono」(モノラルのアンビエンス)、「AMB Bullet」(TOONTRACKのサウンドデザイナーがサウンドメイク)の5つが用意されています。
ギターをマイクで録音している方や、音が太いハードウェアシンセをラインで録っている方は、「AMB Mid」と「AMB Far」を足すとよい感じになると思います。
ちなみにS2.0とSDXシリーズは、ドラムそのものではなく、「レコーディングスタジオの中のドラム」にフィーチャーしています。S2.0はニューヨークにあるAVATAR STUDIO(アバタースタジオ)にフィーチャーしており、今回ご紹介したアンビエンスサウンドは「アバタースタジオの音」です。
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