SONICWIRE

[NAMM2012] 社長レポート 1日目!

2012年1月23日 09:47 by T

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抜けるような青空のもと、今年も世界最大級の楽器の見本市NAMM(開催期間:2012年1月19日(日)から22日(日)まで)がはじまりました!会場のアナハイム・コンベンションセンター(アメリカ・カリフォルニア州)には、初日の朝から世界中の楽器商、楽器愛好家(つまりはミュージシャン!)が大集結。日本からのビジネスマンの姿もちらほら見かけます。そんな現地から今年も最新情報をレポートいたします!


BFAブース

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サンプリングCDとソフト音源を多数手がけるBig Fish Audio社のブースでは、iMacによる試聴コーナーが盛況。また、幾つかの新製品がアナウンスされました。

  • 「Fractured」特殊奏法を中心にまとめたアコースティックギター音源。総容量約2.3GB、Kontakt Player 5が内蔵されています。予価$149.99。
  • 「Studio Kit Builder」アコースティックドラムの百科事典と言えるほど多数のバリエーションを収録したドラム音源。Kontakt Player 5内蔵。予価199.95。
  • 「Aliye」ユーラシア大陸系女性ボーカリストによる声ネタを収めたサンプリングCD。ささやき、叫び、祈り、つぶやき、泣き声など1,930種類以上収録。
  • 「Fe」鉄の元素記号のこの製品は、金属系パーカッション専門のサンプリングCDです。トータル2,400サウンド以上(約3.8GB)収録。
  • 「Rojin」伝統的なクルド族の女性の歌声を収めたサンプリングCD。2,000種類以上(約1.26GB)のサウンドを収録。

なお「Aliye」「Fe」「Rojin」は、ダウンロード方式でSONICWIREにて先行発売されています。


VSLブース

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Vienna Symphonic Library社では、NAMMを待たずして昨年末に「VIENNA SUITE」「VIENNA INSTRUMENTS PRO 2」「VIENNA ENSEMBLE PRO 5」「VIENNA MIR PRO」をリリースしました。会場ではそれらの製品を中心としたデモが行われ、新しい機能の説明に聞き入る熱心なユーザーで溢れてました。


Garritanブース

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Garritan社からは、「Instant Orchestra」が発表されました。この製品のコンセプトは、オーケストレーションを素早く構築すること。オーケストラ制作を手軽に行いたい向きに最適な音源となっているようです。こちらの製品はダウンロード方式となっており、まもなく日本でもSONICWIREより発売されます。


ArtVistaブースにて

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ArtVista社のブースでは、昨年NAMMでアナウンスされたがまだ開発を続けているEベース音源「Groove Master」と、ジャズ&ロカビリー系のアコースティックベース音源「Back Beat Bass」が出展されていました。サウンドと操作性に徹底的にこだわって創っているとのことで完成にはもう暫く時間がかかりそうです。ともにKontakt Player内蔵。


LoopmastersのMatt

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会場には、出展会社以外にも多くのメーカーが集まります。写真はサンプリング音源のダウンロードサイトを運営しているLoopmastersの創設者のMattさんです。彼と最初に会った十数年前は長髪でしたが。


LA Scoring StringsのAndrew

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「LA Scoring Strings」を手がけるAudioBro社のAndrewさんとSebastianさん。LASS2.0の日本での取り扱いもまもなくスタートしますのでユーザーの皆様もう少々お待ちください。


Zplaneの人々

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「VIELKLANG」を手がけるドイツzPlane社のAlexanderさんとTimさん。VIELKLANGの機能が大幅に上がった新しい製品がまもなくリリースされるとのこと。


BS, VSLと一緒に

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ドイツのBest Service社とVienna Symphonic Library社の皆さんと夜食事に行った帰りのショット。Best Service社からは、数年前から開発を始めた特殊効果音源「Galaxy X」がようやくリリースになとのことです。


Steve Vai

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その他NAMMには有名ミュージシャンもいっぱい来ています。写真はIbanezブースでサイン会中の元祖超絶テクギタリスト、Steve Vai氏です。


Michael Anthony

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Peaveyブースでサイン会中の元Van HalenのベーシストMichael Anthony氏。


EWFのベース

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通路に人だかりが出来ているので行ってみたところ、Earth Wind & FireのベーシストVerdine White氏が写真攻勢に合ってましたので私もパシャリ。


エイブラハム・ラボリーエル

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ベーシストAbraham Laboriel氏です。通りがかりのファンが、私がいかにあなたを敬愛しているかについて説明していました。私は氏へのリスペクトを込めてこの動画を貼ります。


Hilton Hotelロビー

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コンベンションセンターに一番近いHilton Hotelのロビーには、期間中2つのライブステージが設営され、朝から深夜まで交互にステージが繰り広げられます。特に夜は身動きが取れないほど多くの観客が集まります。NAMMの期間中は、近くのホテルやホールがこの様なライブでいっぱいになります。中には有り得ないアーティストの組み合わせのセッションもあったり。そしてそれらのライブの多くが直前にならなければ決まらないので、現地では口コミによる情報がとても重要なのです。

NAMMのレポートは明日も続きます、こうご期待!

folder Vienna, ソフト音源

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