SONICWIRE

[NAMM2009・社長レポート]NAMM情報3日目

2009年1月18日 20:08 by ich

namm09_day3.jpg

NAMM SHOW ‘2009 3日目の社長レポートはGARRITAN、TOONTRACK、ART VISTAブースの紹介です!現地で採れたての最新情報をどうぞ〜。

———-

こんにちは、クリプトン伊藤です。

アナハイムは今日も晴天。気温もグングン上がって、北海道感覚で言うと完全に夏です。でもこの気温は今週に入ってからみたい。先週まではとても寒かったそうです。LA付近の雪道でスリップして骨折した取引先も居ましたよ。そんな夏と冬が入り混じった現地より、NAMM3日目のレポートをお届けします。

まずはつかみの1コマです。あまりに可愛いのでシャッターを押してしまいました(笑)。

SANY0102.JPG

SANY0068.JPG

ガーリタン社のブースでは、自社開発の新しいサンプラーエンジンARIAを搭載した以下の2製品がアナウンスされました。共に近日中のリリースとなります(価格など詳細情報は分かり次第弊社HPで発表いたします)。なお旧製品につきましても順次ARIAエンジンに切り替えて行くことが発表されております。旧製品をお使いのお客様には、詳細が確定し次第ご案内申し上げます。

「WORLD INSTRUMENTS」 ビビッドでエキゾチックな民族楽器をふんだんに収めたソフト音源です。打楽器から、木管楽器、弦楽器まで多彩なサウンドを収録。

「ORCHESTRAL STRINGS 2」 名器Stradivari、Guarneri、Gagliano、Montagnana、Testoreをはじめ、幾種かの弦楽器を収めたソフト音源です。

なお、写真右上にMicrosoftのロゴが見えますが、これはMicrosoft社の「Song Smith」という鼻歌から音楽を作り上げるというコンセプトの製品の中で、ARIAエンジンが採用された関係で展示しているもの。ガーリタン社では、自社製品のライセンスを積極的に進めている様で、他にもAKAI EWIシリーズやSony ACIDシリーズでもARIAエンジンを見ることができます。

SANY0088.JPG

Toontrack社のブースです。「S2.0」を発表した昨年ほどの華やかさはありませんが、日本国内に限らず世界各国で『ドラム音源売り上げナンバーワン』を記録している「EZ Drummer」の根強い人気は健在。今回のNAMMの直近に発表された新しいEZX「Jazz」もその出音を確かめたいユーザにより常に賑わってました。なおToontrackのスタッフが日本に行きたがっているので、今年あたり来日セミナーということもあるかも!?

SANY0015.JPG

Art Vista社からは、2009年に2つの新製品がリリースされる旨発表されました。

「LA Scoring Strings (LASS)」 弦楽器を弦楽器らしく聞こえるための要素=『レガート』に徹底的にこだわって収録しました。Violin、Viola、Cello、Bassの4つの楽器毎に、ソロ〜最大16人編成のセクションを収録してます。桁違いの表現力を実現する弦楽器音源としてご期待ください。※Kontaktフォーマットを予定。

「Groove Master」 モータウンの伝説のベースプレイヤーTony Newtonのベースフレーズを山の様に収めたライブラリです。※収録フォーマット、価格などの情報は入り次第弊社WEBでお知らせします。

【参考:Tony Newtonがツアーやレコーディングに参加したアーティスト】
Diana Ross and the Supremes, Martha Reeves and the Vandellas, Marvin Gaye, Stevie Wonder, Four Tops, Temptations, Michael Jackson and the Jackson 5, Spinners, Aretha Franklinなど

明日はいよいよ最終日です。趣味的なことも含めてレポートしたいと思います。それではまた明日!

by Hiroyuki Itoh

———-

社長の趣味的なことと言えば、ギター関係のネタでしょうか。気になりますねー。札幌に残っている我々スタッフも楽しみなNAMM2009・社長レポート、最終日の明日も期待しましょう!

folder NEWS

label