VIENNA SYNCHRON PLAYER
ビエナ・シンクロン・プレーヤー
「VIENNA SYNCHRON PLAYER」は、VIENNA 社が世界に誇るスコアリング・ステージ(映画音楽向け大規模レコーディング・スタジオ)「Synchron Stage Vienna」で収録されたライブラリ専用に開発された、高性能プレイバック・ソフトウェアです。
複数のマイクで収録されたアーティキュレーション(奏法)ごとに豊富なノート・バリエーションやベロシティ・レイヤーを組み合わせると、膨大な数の同時発音数や高いCPU 負荷が生じる可能性があります。新しい「VIENNA SYNCHRON PLAYER」には過去最強のサンプル・プレイバックが搭載されており、前例のないストリーミング・パフォーマンスと、圧倒的な使いやすさの両方を実現しています。そして革新的なアルゴリズムは、リアリティと音楽的表現力を最大限に引き出します。
「VIENNA SYNCHRON PLAYER」では手動でアーティキュレーションを切り替える必要性が最小限に抑えられており、1つまたは2つのコントローラを動かすだけで、ショート・ノートや様々なアタック・タイムのロング・ノート、レガート、ヴィブラートを自在にコントロールすることができます。また「VIENNA SYNCHRON PLAYER」には5バンドEQ, マイク・チャンネルごとにディレイ、アルゴリズミック・リバーブ、フェーズ・スイッチ、パノラマ・コントロールを備えた本格的なミキサーなど、様々な機能が搭載されています。
スクリーンショット
「VIENNA SYNCHRON PLAYER」の特徴
ワークフロー
- Synchron Player のディメンジョン・ツリーによって、収録アーティキュレーションを「音楽的に」活用可能
- 直感的なリアルタイム演奏を想定したインストゥルメント・プリセット
- 伝説的なVIENNA INSTRUMENTS ソフトウェアのMATRIX(マトリクス)を遥かに凌駕する柔軟性
- 既存のプリセットをコピー&ペーストするだけで、自分だけのプリセットを構築可能
- インターフェースやワークフローに合わせ、アーティキュレーションを柔軟に使用可能
- 複数のアーティキュレーションをスタック&クロスフェードすることで、今までにないパフォーマンスとサウンドスケープを構築可能
- 分かりやすいカラー・コーティングが操作性の直感性を向上
- キーボード・ディスプレイにキースイッチ等のラベルを表示
- キーインフォ・ウィンドウ(フローティング)にアサインされているアーティキュレーションを表示
サウンド&ミキシング
- Close マイクからDecca ツリー、複数のOutrigger マイクまでの幅広いマイク・ポジションを駆使したミキシングが可能
- CPU フレンドリーなミックスからサラウンド to ステレオ・ダウンミックス、没入型サラウンド・ミックスまで、幅広いバリエーションのミキサー・プリセットを用意
- アーティキュレーション(レガートとリピテーションの機構を内蔵)ごとに正しいノート・トランジションを実現する高音質なプレイバック・エンジン
- 各マイク・チャンネルには、内蔵EQ、ランタイム・ディレイ、リバーブ・センド、パワー・パン/バランス・コントロールを搭載
- バスとステムを作成するための、ユーザーフレンドリーなルーティング・オプション
プレイヤー
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パフォーマンスを検知するインテリジェントなインストゥルメント・スクリプト:
- インターバル検知:レガートのノート・トランジションをリアルタイムで自然に
- ポリフォニック・レガート:レガート・パッチでもコードの演奏が可能に
- リピテーション検知:どのような演奏スピードでも同音連打が自然に
- スピード検知:演奏スピードに応じた最適なサンプルを自動的にトリガー
- アーティキュレーションを手動で切り替える手間を最小限に
- Velocity XFade 機能がベロシティ・レイヤーの自然なクロスフェードを実現
ミキサー
- VIENNA ENSEMBLE(無償)とVIENNA ENSEMBLE PRO(別売)のセットアップ・テンプレートによる、直感的なルーティング・オプション
- 革新的なアルゴリズムが、リアリティと表現力を最大化
- アルゴリズム・リバーブを搭載
- サラウンド・キャパシティ(5.1 ~ 没入型サラウンド・サウンド・フォーマット)
- Retina 対応のスケーラブルなGUI
- Windows およびOS X でプラグイン動作(VST, AU, AAX-Native)
- 完全な64bit オーディオ・プロセッシング
- スロットのEnable(有効)/Disabe(無効):プリセットには膨大な数のアーティキュレーションが組み込まれていますが、まず全てDisabe(無効)の状態でRAM に負荷をかけずに読み込みます。使用したいアーティキュレーションはダブルクリックでEnable にします
- 「Enable on MIDI Activity」機能が、プレイバックに必要なアーティキュレーションだけをロード
- SSD 対応。プリロード・バッファサイズを変更することで、ロードの速度とRAM の使用量を最大10倍まで低減
- リアルタイムCPU メーターがコンピューターの負荷をフィードバック
- スロットのDisabe(無効)状態からEnable(有効)状態に、高速で戻すことが可能
- RAM とハードディスク・リソースを節約する為のロスレス・リアルタイム・デコンプレッション
動作環境
- Windows 7/8/10 以降(64bit, 最新アップデート), Intel Core 2 Duo または AMD Athlon 64 X2 以降
- macOS 10.10 以降(最新アップデート), Intel Core 2 Duo 以降
- サウンドライブラリはSSD(M2, Sata 6 または USB3/3.1 UASP サポート)へ
- 8 GB RAM(16GB 以上を推奨)
- AU/VST/AAX Native 対応ホスト(AAX はPro Tools 10.3.5 以降)
推奨環境
- Windows 7/8/10 以降(64bit, 最新アップデート), Intel i5/i7/Xeon 以降
- macOS 10.12 以降(最新アップデート), Intel i5/i7/Xeon 以降
- サウンドライブラリはSSD(M2, Sata 6 または USB3/3.1 UASP サポート)
- 16GB 以上のRAM
- 88鍵のマスター・キーボード
ムービー
「VIENNA SYNCHRON PLAYER」対応製品
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※「SYNCHRON PIANOS」はVIENNA SYNCHRON PLAYER をベースに開発されています。
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