B00GA
研究用機器から着想を得た、ビートやドローンサウンドを生み出す音源
- 製品カテゴリ ソフト音源
- 楽器&カテゴリ Synthesizer
- リリース時期 2025年12月
- 商品コード C9381
- 短縮コード ATD092
- メーカー AudioThing

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2026年1月5日(月)まで
ミニマルなリズムからヘヴィなドローンサウンドまで
『B00GA』は希少な研究用機器である Hewlett-Packard Word Generator 8006A に着想を得ており、実験的なリズムや音のテクスチャを生み出すための音源です。クリック音、パルス、ノイズをシーケンスするユニークな方法を提供します。
タイトなグルーヴや独特なずれ感のあるビート、絶えず変化するマイクロサウンドパターンを作成することが可能です。それらを加速させて、豊かなドローンやトーン構造を作り出すことも可能です。
加えて5種類のヴィンテージ風エフェクトも備えており、無線電話のようなラジオフォニック効果を得ることができます。ブレインダンスからダンスフロア、そして高度なサウンドデザインまで B00GA があなたを導きます。
本作の出発点となったのは、アメリカ製の希少な試験機器「binary word generator(バイナリ・ワード・ジェネレーター)」でした。ワード・ジェネレーターは、論理回路のテスト、通信システムの開発、インターフェースのシミュレーションに必要な複雑な波形を生成するために使用されます。Hainbach が数ドルでこの機器を見つけたとき、すぐにその音楽的な可能性に気づきました。改造なしでも、彼の実験的な音楽のリズムの核となったのです。
ワード・ジェネレーターは、著名な Willem Twee スタジオでも使用されており、正確なタイミングや、リズムから連続音、さらには高周波スペクトルへの変化能力が高く評価されています。ただし熱を持ちやすいことで知られており、音楽的に最も有用な個体は非常に少なくなっています。
テスト機器音楽における主な用途は「ピング(pinging)」で、フィルターやロックインアンプなど他の機器を共鳴させ、リズミカルなパターンを奏でさせることです。
このプラグインについて
当初、私たちはワード・ジェネレーターのデザインに忠実に留めていました。それは、2列のシーケンスによって生成される一連のパルスです。オリジナルと同様に、私たちはこれを、テスト機器のチャンネルストリップ『DIALS』やレゾネーター『GONG AMP』といった他のプラグインにピング(信号を送る)して動作させる用途を想定していました。
しかし、極小の音でも多くの個性を含んでいることに気づきました。そのため私たちはB00GAの範囲を拡大し、それ自体が一つの楽器となるようにしました。ピング機能は、二次的な機能(ただし、依然として非常に効果的で美しい機能)となったのです。
機能概要
本作は 0.1Hz から 5kHz まで可変速度のデュアル・シーケンサーと、クロスフェード可能なサンプルプレイヤー、ノイズ・シンセサイザーを組み合わせたインストゥルメントです。ファクトリーバンクからサンプルを選ぶことも、自分の音を読み込むことも可能です。サンプル同士をクロスフェードすることで新しい組み合わせが生まれ、ランダマイズ機能を使えばステップごとに音が変化し、同じパターンでも毎回違った響きになります。
ノイズセクションでは、ノイズバーストの生成・フィルタリング・音作りが自由に行えます。パーカッションやパチパチとした質感のある音を作るのに便利です。エフェクトセクションには、この楽器のために特別に設計された新しいパッシブ・バンドパス・フィルターのほか、テープエコー、スプリングリバーブ、フェイザーが含まれています。
エフェクト
本作のエフェクトセクションはパッシブ・オクターブ・バンドパスフィルターを追加しました。これは特に美しいラジオフォニックなサウンドエフェクトに役立ちます。
各エフェクトの説明
- Passive Bandpass Filter:オクターブごとに10バンドを持つフィルターです。元となったパッシブフィルターの音になるようモデリングされており、科学的な正確さを追求しているわけではありません。ミックスノブでドライ音とフィルター音をブレンド可能です。
- Spring Reverb:温かみのあるクラシックなスプリング・リバーブです。深みや空間、レトロな雰囲気を付加します。
- Phaser:ヴィンテージのアナログ機器からインスピレーションを得た、渦巻くようなフェイザーエフェクトです。
- Tape Echo:Space Echoエミュレーション『OUTER SPACE』に基づいたテープディレイです。
これらのエフェクトはドラッグ&ドロップで自由に並び替えることができます。
バンクについて
まずはオリジナル装置からサンプリングを行いました。ただし、そのバリエーションはかなり限られていたため、所有しているさまざまなヴィンテージ・パルスジェネレーターを使い、あらゆる種類のパルスを録音しました。各機器が驚くほど異なる音を持っていたのです。例えば SMEM の Hainlab にある小型の「Berlin」ジェネレーターの重たい「ドスッ」という音から、PAR 175 Universal Programmerのアナログ計算波形まで、個性豊かな音が揃いました。
クラシックな機材を使い切った後は、デジタルジェネレーターを活用し、精密な整形によって「ロボットに切り刻まれているような」を作り出しました。そこからさらに実験を重ね、ドラムマシン、アナログシンセ、アコースティック楽器、フィールドレコーディングなどから音を録音・編集しました。微細な音でも元の音の原型が残っていて、ピッチを下げると奇妙で幽霊のような響きになります。
リリースに向けて、どこかで制作を止める必要がありましたが、『NOISES』と同様に、マイクロサウンドのバンクは今後もどんどん増えていく予定です。
独自バンクの作成方法
本作では簡単に独自のバンクを作成できます。 画面右上の「☰」アイコンをクリックし、Global Settings → Banks Path → Open Banks Folder を選択します。
ファイル構造はとてもシンプルで、サンプルをフォルダに入れるだけです。各フォルダ内の最初の8つのサンプルのみが読み込まれ、アルファベット順で読み込まれます。サンプルの冒頭部分のみがパルス音源として使用されます。
対応しているオーディオフォーマットはWAV、AIFF、FLAC、OGGです。追加後は、バンクリスト横のリロードボタンをクリックしてください。
- OS:macOS 10.13以上
- CPU:2GHz(Intel / Apple Mシリーズ)
- メモリ:4GB以上
- プラグイン形式:VST2/VST3/AU/AAX/スタンドアロン(64-bit)
- OS:Windows 10以上
- CPU:2GHz以上
- メモリ:4GB以上
- プラグイン形式:VST2/VST3/AAX/スタンドアロン(64-bit)
- サウンド・モジュールをスムーズに動作させる為に、処理速度の速いCPU及びRAMメモリに十分な余裕があるコンピュータにインストールしてご使用されることをお奨めいたします。
- 本製品をご使用いただくにはインターネット経由でのチャレンジ&レスポンスによるオーソライズが必要となります。オーソライズにはインターネットへの接続環境、及びE-Mailアドレスが必須となります。本製品をインストールするコンピュータがインターネット接続されていなくても、別なコンピュータで接続できればオーソライズ可能です。 ※弊社にてオーソライズを代行することは出来ません。
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