SONICWIRE

FURY

フューリー

激情を操るディストーション・プラグイン

Win
Mac
AU
AAX-Native
VST3
税込価格¥19,833
594pt
(現地定価:USD 119.00)info
製品概要

『FURY | DISTORTION DESIGNER』は、クラシックなオーバードライブからハードなクリッピング、アナログ回路や真空管のエミュレート、ビットクラッシャー、ローファイ、カオスまで、これ1つであらゆるサウンドをシェイプし、加工する、モンスター級のディストーション・プラグインです。

『FURY | DISTORTION DESIGNER』の中核は、セミモジュラー・ディストーション・デザイナーです。歪みエフェクトの中心は、ディストーションのタイプを決める"DRIVE"、クリッピング回路にあたる"DISTORTION"、歪みを調整するフィルター/EQ"TONE"の、3つのセクションで構成されています。これらの各セクションにはそれぞれ複数のモジュールが用意されており、700通り以上のモジュールの組み合わせが可能です。ディストーション前段のフィードバック・ゲートやインプットEQ、後段のクリーンアップ EQと組み合わせ、歪みを作り込んでいきます。

また、ディストーションには珍しいモジュレーション・システムを搭載。入力信号のレベルに追従するエンベロープ・フォロワー / LFO / シーケンサーをモジュレーション・ソースとし、それぞれ4つのデスティネーション(DRIVE / TONE / FEEDBACK / OUTPUT)にルーティング可能。微妙な動きや反応性を加えたり、リズム感やハーモニックの複雑さを作り出したりと、ユニークな歪みを生みだします。

豊富なオプションで細かい作り込みが可能な『FURY | DISTORTION DESIGNER』には、ドラムやギター / ベース、シンセなど特定の楽器に向けたもののほか、モジュレーションを組合せリズミックなエフェクト効果のものなど、様々な音源と用途をカバーする128個のプリセットを収録。シンセサイザーには肉厚でアグレッシブなクランチを加えてヘヴィなシンセラインに。ドラムにはサチュレーションを加えてドライブ感を与えることで、よりダーティで、よりダイナミック、エネルギッシュなドラムサウンドに。ベースには、サウンドの多様性を高めるローエンドに迫力とパンチ、そしてドライブを加えます。

デモ
デモソング
デモムービー
主な機能
メインコントロール

頻繁に使用するコントロールがまとめられ、常にインターフェイス上に表示されています。入出力ゲインやトーン、モジュレーションの適用度、インプットとディストーションのブレンド、アウトプット手前の最終的な処理選択(クリッピング、リミッター、無処理)などを調整します。"PHASE INVERT"パラメータによりディストーション・サウンドの位相をコントロールし、インプットに歪んだ音を加えるのではなく減算させることが可能になります。

MODULES ページ

『FURY | DISTORTION DESIGNER』ディストーションの心臓部となる3つのモジュールを選択します。モジュールはその役割からDRIVE / DISTORTION / TONE の3つに分類されており、それぞれの中から1つずつ選択します。

DRIVE

メインコントロールのDRIVEノブに割り当てられるディストーションを選択します。トーンシェイピングのみではなく、ドライブの強さにも関わります。

  • BOOST:シンプルな全周波数域のボリュームブーストです。
  • CLEAN:信号がDISTORTION モジュールに達した時に信号が濁ったり変化しないよう、微妙なフィルタリングを施したボリュームブーストです。
  • MELLOW:他のモジュールよりもドライブレンジが低く、高域のフィルタリングにより変化しすぎ過ぎないようにします。
  • HARSH:ブースト量を多くし、高域のゲインを追加して、DISTORTION モジュールの中で最も厄介なサウンドを引き出すようにします。
  • RODENT:70年代のギターペダルがベース。低レベルではローエンドがフィルターで除去されますが、DRIVEを上げるとローエンドが支配的になり、ファズのようなトーンを作り始めます。
  • MID+:70年代のギターペダルをベースにした、中域のハイゲインブーストです。
  • BIG FUZZ:60年代後半のギターペダルをベースに、ハイエンドをほぼカットし、ミッドをブーストします。
  • METAL:MID+ モジュールと同様にハイゲインの中域ブーストですが、より90年代初頭のテイストが強くなっています。
DISTORTION

ディストーションの「クリッピング回路」にあたります。

  • TRANSISTOR CLIPPING:ハードなクリッピングのモジュール。
  • CONSOLE:ハイエンド・ミキシングデスクのプリアンプがベース。信号をクリップするだけでなく、折り返し特性も有しています。
  • FUZZY MIXER:ヘッドルームの広いミドルレンジのミキサーがベース。
  • TUBE A:穏やかなサチュレーションを持つ真空管。
  • TUBE B: TUBE Aより強烈なサチュレーションがありますが、まだまろやかな真空管。
  • TUBE C:使い方を誤った真空管。ハイファイな真空管ではなく、よりダーティなもの。
  • DIODES: オペアンプとダイオードでクリッピングする、クラシックなディストーション・ギターペダル。
  • BIG FUZZ:本来のファズとは異なりますが、ハッシュダイオードのクリッピングにゲインステージを追加したもの。
  • METAL: ハードダイオードクリッピングとトーンのリバランスにより、90年代のミッドスクープを実現。
  • CRUSH: クラシックなデジタル・ビットクラッシュ。
  • DELTA CRUSH: 80年代の有名なゲーム機を彷彿させるモジュール。
  • TAPE:カセットテープをベースにした緩やかなサチュレーション。テープのピッチの揺らぎやノイズはエミュレートせず、非線形性と音色面のみをエミュレート。
  • FOLD: ファジーなディストーションのようなサウンドのモジュール。
  • OCTAVE FUZZ:歪む前の信号を整流することで、アッパーオクターブのような音になります。
  • BROKEN VALVE:このモジュールは何かがおかしいです。
TONE

DISTORTIONセクションの直後にある、1ノブのフィルター/EQです。メインコントロールのTONE ノブにアサインされます。ギターのディストーションペダルにあるトーンノブと考えてください。

  • HIGH CUT:TONEノブを下げると、高域がロールオフされます。
  • LOW CUTTONEノブを上げると、低域がロールオフされます。
  • TILT:TONEノブを上げると高域が、下げると低域がブーストされます。TONEノブが中央の位置で最もクリーンな信号が得られます。
  • BIG FUZZ:ミッドスクープが目立ち、サチュレーションがやや強めなオルタネイティブ・ティルトEQ。
  • MID:TONEノブを上げると中域がブーストされ、下げるとカットされます。TONEノブが中間の位置にある場合、信号は影響を受けません。
  • RESAMPLE:低いサンプル・レートでのデジタル・サンプラーをエミュレートします。TONEノブを使用して、レートとアーティファクトの強さをコントロールします。
SHAPE ページ

ステレオモードの選択や、ディストーションの前段に位置するゲート / インプットEQ、ディストーションのフィードバック、後段のクリーンアップ EQ を調整します。

STEREO

ステレオソースに使用する際のM/Sモードや、左右のチャンネル間(M/Sがオンの場合はミッドとサイド)の入力バランスをコントロールします。

GATE

インプット及びフィードバックに適用されるノイズゲート、またはダイナミック・シェイピングツールとして機能します。

INPUT EQ

DISTORTION に入力される直前の信号をクリーンアップするEQ。4 つのモード(SHELF / SHELF AND MAKEUP / FILTER / FILTER AND MAKEUP)を備えています。

CHARACTER

ディストーションの主なキャラクターは、MODULES の選択によって定義されますが、このセクションではエフェクト出力からエフェクト入力にフィードバックされる量、フィードバックへのゲートのON/OFF、モジュール固有のパラメータをコントロールします。

CLEAN UP

ディストーション・サウンドの低域の濁りや高域の鋭さを取り除くための、高域と低域のマルチレイヤーEQが含まれています。

MODULATION ページ

ディストーションではあまり一般的ではありませんが、音に動きをつけるモジュレーションをコントロールします。FURYには3つのモジュレーション・ソースがあり、それぞれをメインコントロールの4つのコントロールへ(DRIVE / TONE / FEEDBACK / OUTPUT)ルーティングすることができます。

ENVELOPE FOLLOWER

ディストーションを入力信号に反応させる、入力信号のレベルをモジュレーション・ソースに変換 / 使用します。

LFO

『FURY | DISTORTION DESIGNER』のLFOは、メインLFO とモジュレーターLFO を備えており、メインLFOをモジュレーターLFOでモジュレートする事で、シンプルなコントロールで複雑なモジュレーション・シグナルを作り出すことができます。

SEQUENCER

DAWのテンポに同期して繰り返されるパターンを描画し、ミニマル的なパターンを作成するのに適しています。2~16のステップを持ち、シーケンスの各ステップは等間隔ですが、各ステップに異なる値を設定したり、各ステップ間のカーブを変更することができます。

動作環境
macOS
macOS Catalina (10.15)
macOS 11 Big Sur (Intel CPU)
macOS 11 Big Sur (ARM)
macOS 12 Monterey (Intel CPU)
macOS 12 Monterey (ARM)
  • 64bit のみ対応
Windows
Windows 10 64bit
Windows 11
  • 64bit のみ対応
ご使用にあたって
  • スムーズに動作させる為に、処理速度の速いCPU及びRAMメモリに十分な余裕があるコンピュータにインストールしてご使用されることをお奨めいたします。
  • 本製品をご使用いただくにはインターネット経由でのアクティベーションが必要となります。 ※弊社にてオーソライズを代行することは出来ません。
  • ここに掲載している製品の仕様は、予告無く変更されることがあります。
注意事項
  • 製品の購入手続き完了後、受注確認メールとシリアルナンバーをお知らせするメールの2通が送信されます。メールに記載されております説明に沿って、製品のダウンロード/導入を行って下さい。
  • ダウンロード製品という性質上、一切の返品・返金はお受け付け致しかねます。

Demosong Playlist
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