SHAKUHACHI PREMIER G
尺八音源はここまで「生」に近づける
- 製品カテゴリ ソフト音源
- リリース時期 2018年10月
- 商品コード A6587
- 短縮コード PSFD005
- メーカー PREMIER SOUND FACTORY
96kHz/24bitのスーパーハイレゾ・サウンドというだけでなく、尺八という繊細な楽器の持つどこまでも深い味わい、無限の表現力をどうやって音源ソフトウェアとして鍵盤で再現するか、この難題に対し、プレミアが出した答えがこの尺八Premier Gです。
日本を代表する尺八奏者、泉州尺八工房、三塚幸彦氏監修の元、思うままにただ鍵盤を演奏するだけで、目の前に一流の尺八演奏家が現れる、そんな斬新な音源を誕生させる事が出来ました。
一般に尺八と呼ばれる楽器は一尺八寸の長さの楽器です。一尺六寸と一尺八寸は、楽曲のキーにより、頻出ポジションの鳴りのいい楽器をチョイスします。
- 一尺六寸:ソプラノ (48cm)
- 一尺八寸:メゾ・ソプラノ (54cm)
- 二尺三寸:アルト (69cm)
- 3本の尺八を収録
- スーパーナチュラル・レガートモード搭載
- コンデンサーマイク・ダイナミックマイク切り替えシミュレーション
- オーバードライブ・エフェクト(絞り切りでHard Bypass)
- 尺八で表現されるお化け登場シーンの表現など、鍵盤で演奏出来ない多数のSE収録。
- C3には呼吸音を11レイヤーご用意。
- モジュレーション・ホイール(CC#1)にてボリューム・コントロール
尺八再現の5大課題「ビブラート・揺れの変化・息の濃淡・かすれ・強弱」
従来の尺八音源では再現が難しかった、尺八の揺れや奥深い表現力を尺八プレミアは獲得しました。
従来は一つの鍵盤を押しっぱなしにすると、表情のない機械的な音に聞こえます。それは時間経過の中でほとんどサウンドに変化が無いからです。尺八はもともと民族楽器であり、西洋楽器のような発達を経ていないため、楽器自体、そもそも一定の音を持続するのには不向きで不安定な鳴り方をします。
邦楽の5音階、レファソラド以外は大きい音が出ませんし、フルートと比べてもノイズが多く、音もかすれます。しかしそれらが全て「尺八」と感じさせるのに重要な役割を果たしています。音が整い過ぎていたり、ノイズを綺麗にしてしまうと、尺八に聞こえなくなってしまうのです。
尺八プレミアでは一音一音、最初から表現力を持たせた音を収録し、徐々に始まるビブラートのかかり具合、揺れ方の変化、息の濃淡など、実際の演奏では無意識下で行っている動きを、強さ別に徹底検証、集積し、表現込みでそのまま鍵盤に割り当てています。(Expressive Whole Tone Sample)
そのためユーザーは、ただ一音を押しっぱなしにするだけで、生の尺八が現れます。何も意識する事なく、鍵盤でナチュラルな尺八を演奏する事が出来るようになりました。
尺八は流派により奏法が様々なため、代表的なすり上げ(Slide upwards)、ユリ、プラル、ムラ息を収録しています。そして尺八独特の装飾的な手癖(てぐせ)込みの音を、一音一音、各音程ごとに全Key収録。シンプルに鍵盤でメロディを弾くだけで、気迫のこもったプロの尺八が得られます。そしてこれらは、キースイッチで切り替えながら、リアルタイムに演奏する事が出来ます。
息継ぎ
尺八は息継ぎが必要な楽器です。長く吹き続ける事が出来ませんので、テンポ60で2小節間、つまり一音の長さは4秒に固定してあり、ループ等はあえて施してありません。仮演奏のデモ作成の際も、息継ぎを意識したシミュレーションが可能です。
ベロシティ・Map
- 121-127: Keyスイッチ切り替えアーティキュレーションZone
- 101-120: Hard
- 71-100: Middle
- 51-70: Soft
- 1-50: すり上げ (Slide Upwards)
エモーショナル・ベロシティ・システム
音量の大小と、表現の強弱は少し異なります。
実際の尺八の強弱は、音量の大小よりもアタック感の表現の変化によって表されます。大きくても優しい、音量が小さくても力強いといった、表現の強弱を集積した「Emotional Velocity System EVS」を開発。従来はベロシティに頼った音源作りが主流でしたが、尺八Premierはより現実の楽器に近づきました。
尺八Premierは、一音一音が感情を持ったこの変化をベロシティ5段に忠実に再現しました。もちろん自動再生されるリリースノイズプログラムも装備し、スタッカート時も実に自然な鳴り方をします。
日本古来の本物の能楽堂をモデリングしたIRを3種、月をイメージした神秘的なロングリバーブ、Lunar Kaguyaを2種収録。お箏音源かぐやと同じ空間を共有出来るため、互いの相性は完璧です。
- フォーマット: KONTAKT Instrument
- 対応サンプラー: 無料版KONTAKT 5 PLAYER(KOMPLETE PLAYERSにも付属) もしくは KONTAKT 5(version 5.7以上)
- カテゴリー: 和楽器音源
- 収録Key数: 74鍵(一尺六寸の場合)
- ダウンロードサイズ(Mac/PC): 約 1.2 GB
- 動作環境: Mac OSX 10.9以上(64bit only) Windows7以上(64bit only) 4GB RAM, 1.2GBのディスク空き容量。 KONTAKT 5 PLAYER system requirements、 KONTAKT 5 PLAYER FAQもご確認下さい。
- 対応ドライバ: スタンドアローン, Audio Units, VST, ASIO, Core Audio, WASAPI, AAX Native(Win: Pro Tools 10以上、Mac: Pro Tools11以上)
- DAW: Cubase, Logic, Sonar, Studio One, Pro Tools, Ableton-Live, Digital Performer, Reaper, Sonar その他…
- サンプリングレート: 96kHz / 24bit
- サンプルファイル数: 724 Samples (no loop)
- 収録楽器: 3 Instruments
- サンプルレイヤー数: 9 レイヤー(6ベロシティ・レイヤー)
- サイクルラウンドロビン: なし
- チャンネル数: モノラル
SHAKUHACHI PREMIER G (VST)
KONTAKT 5 PLAYER / NATIVE ACCESS のレガシ-バージョン導入で対応。 詳細はこちらから>> https://ec.crypton.co.jp/support/faq/732
SHAKUHACHI PREMIER G (AU)
KONTAKT 5 PLAYER / NATIVE ACCESS のレガシ-バージョン導入で対応。 詳細はこちらから>> https://ec.crypton.co.jp/support/faq/732
SHAKUHACHI PREMIER G (StandAlone)
KONTAKT 5 PLAYER / NATIVE ACCESS のレガシ-バージョン導入で対応。 詳細はこちらから>> https://ec.crypton.co.jp/support/faq/732
SHAKUHACHI PREMIER G (AAX-Native)
KONTAKT 5 PLAYER / NATIVE ACCESS のレガシ-バージョン導入で対応。 詳細はこちらから>> https://ec.crypton.co.jp/support/faq/732
- CPU:Intel Core 2 Duo 以上
- RAMメモリ:4 GB以上を推奨
- 対応OS:KONTAKTシステム要件に依拠
- CPU:Intel Core 2 Duo, AMD Athlon 64 X2 以上
- RAMメモリ:4 GB以上を推奨
- サウンド・モジュールをスムーズに動作させる為に、処理速度の速いCPU及びRAMメモリに十分な余裕があるコンピュータにインストールしてご使用されることをお奨めいたします。
- 本製品をご使用いただくにはインターネット経由でのチャレンジ&レスポンスによるオーソライズが必要となります。オーソライズにはインターネットへの接続環境、及びE-Mailアドレスが必須となります。本製品をインストールするコンピュータがインターネット接続されていなくても、別なコンピュータで接続できればオーソライズ可能です。 ※弊社にてオーソライズを代行することは出来ません。
- 本製品に収録のサウンドは、Native Instruments社KONTAKT 5 以降でも読み込みが可能です。 ※製品に収録のインストーラを使用して予め製品をインストール、及びアクティベーションを済ませておく必要がございます。ディスクからファイルをハードディスクにコピーしただけでは、本製品に収録のインストゥルメント、マルチ、サンプルを読み込む事は出来ません。 ※サンプルファイルのエクスポートは行う事が出来ません。
- ここに掲載している製品の仕様は、予告無く変更されることがあります。
- 製品の購入手続き完了後、受注確認メールとシリアルナンバーをお知らせするメールの2通が送信されます。メールに記載されております説明に沿って、製品のダウンロード/導入を行って下さい。
- ダウンロード製品という性質上、一切の返品・返金はお受け付け致しかねます。
SONICWIRE取扱い全製品を表示したい場合は、SONICWIREを日本語で閲覧されることをお奨めいたします。