VIENNA ENSEMBLE PRO 5
オーディオまで扱える、最上位版ミキシング&ホストツール
- 製品カテゴリ ソフトウェア/ツール
- カテゴリ SOFTWARE/TOOL
- DLサイズ 約6.2 GB
- リリース時期 2011年12月
- 商品コード 34980
- 短縮コード VEPRO5
- メーカー VIENNA SYMPHONIC LIBRARY
本製品は販売を停止しています。
『VIENNA ENSEMBLE PRO 5』は、サードパーティ製ソフトウェア音源やプラグインエフェクトを多用した音楽制作におけるシステム負荷の問題を改善するために開発された、高機能ホスティングツールです。
旧バージョン『VIENNA ENSEMBLE PRO 4』の最大の特徴であったサードパーティ製ソフトウェア音源のホスティング機能と、LANケーブル1本でスレーブコンピューターとMIDI/オーディオをやりとりする通信機能に加え、スレーブコンピューターを "バーチャルFXラック" にすることも可能なオーディオ通信機能、サラウンド機能、そして完全遅延補正機能など多数の新機能を搭載。さらにはオートメーションをよりコントロールしやすくする機能や、同社ミキシングソリューション『VIENNA MIR PRO』(別売)と完全統合するオプションも盛り込まれています。
特徴
- Mac及びWindows両方で使用可能な、クロスプラットフォームMIDI&オーディオLANソリューション
- ソフトウェア音源専用コンピューター(スレーブコンピューター)には、オーディオインターフェース及びMIDIインターフェースが不要。Ethernet(Gigabit)ケーブル一本でMIDIとオーディオを通信
- 最大7.1chのフルサラウンドをサポート。くわえて内蔵プラグインにて、サラウンド→サラウンドのバランシングや、モノ/ステレオ→サラウンドへのルーティングが可能
- Mac版Vienna Ensemble Pro 5ではサードパーティ製AUプラグイン、Windows版Vienna Ensemble Pro 5ではサードパーティ製VSTプラグインをホスティング可能(マルチアウト対応)
- 64bit版及び32bit版のVienan Ensemble Pro 5を用意。32bit版のVienan Ensemble Pro 5を使用することで、64bitDAWソフトウェア環境下でも32bitAU/VSTプラグインが使用可能
- VST, AAX Native, RTAS, MAS プラグイン・フォーマットに対応。インスタンス毎に最大48MIDIポートと768オーディオポートをサポート
- 1つのMIDIポートしか使えないAU/VST2のDAWソフトウェア環境(Logic, Digital Performer 7)下でも、16チャンネル分以上のMIDIデータをVienna Ensemble Pro 5に送ることを目的とした「Event Input」プラグインを用意
- オーディオシグナルをVienna Ensembmle Pro 5に送る「Audio Input」プラグインを用意。スレーブコンピューターを "バーチャルFXラック" としても活用可能
- DAWソフトウェアとの接続を解除しても、Vienna Ensemble Pro 5上で立ち上げたインストゥルメントやロードしたサンプルをキープし続ける「Preserve」(プリサーブ)機能を搭載。これにより、キューやプロジェクトの切り替えをスムーズに行うことが可能
- Vienna Ensemble Pro 5上に立ち上げた、全Vienna InstrumentsソフトウェアのRAMを一発でパージする「Optimize All」機能を搭載
- DAWのテンポと同期
- プラグインレイテンシーを完全補正
- Vienna Ensemble Pro 5上で立ち上げたソフトウェア音源やFXプラグインのノブ/フェーダーを、DAWソフトウェアでオートメーション可能
- Vienna Ensembmle Pro 5のミキサー(ボリューム、パン、センド)を、DAWソフトウェアでオートメーション可能
- Vienna Ensembmle Pro 5のミキサーでは、プリフェーダー・センドの後ろに「ポスト・エフェクトプラグイン・ラック」をセット可能
- 任意のプロジェクトファイルをマージ可能
- ワンクリックでVIENNA MIR PRO(別売)と統合するオプションを用意
- 手軽に大編成のオーケストラを構築することができるボーナスライブラリ「EPIC ORCHESTRA」を収録(約9GB)
- AU, VST, VST3, AAX Native, RTAS, MASプラグインフォーマット及びスタンドアロンに対応
-
Epic Orchestra
-
An Epic Tale
ご注意:
- 本製品をご登録(レジストレーション)するためには、事前に最低でも1つのVIENNA KEY(別売)もしくはeLicenser キー (Steinberg Keyなど)をVSLユーザーアカウントに登録する必要がありますのでご注意下さい。
- 旧バージョン『VIENNA ENSEMBLE PRO 4』とは併用できません。
『VIENNA ENSEMBLE PRO 4』からの機能
- Mac/Windowsでユニバーサルに動作する "MIDI&オーディオLANソリューション"
- スレーブコンピューターにオーディオインターフェースとMIDIインターフェースは必要ありません。必要なのはギガビットに対応したイーサネット(LAN)だけです。
- VEPROのインスタンスを必要な数だけ立ち上げることができます。(RAMの使用量のご注意ください)
- サードパーティ製VSTi/AUプラグインをホスティングすることができます。もちろん、マルチチャンネルのルーティングも行うことができます。
- プリサーブ(Preserve)機能を搭載。ロードしたサンプルをRAMにキープさせたまま、ホストアプリケーションとの接続を解除することができます。この機能により、インストゥルメントやサンプルをリロードすることなく、ホストアプリケーションのプロジェクトファイルを切り替えることができます。
- VEPROのミキサー(ボリューム、パン、センド)はプラグインオートメーションに対応しています。
- 長時間の作業を考慮し、ユーザー・インターフェースをリデザインしました。
- チャンネルストリップとミキサーストリップはサイズを切り替えることができます。ナローモードに切り替えると、スクリーンスペースを節約することができます。
- 付属ライブラリ「Epic Orchestra」用のカスタムプリセットを用意。
- 「リンクページ」機能を搭載。この機能をアクティブにすると、全VIENNA INSTRUMENTSのページ表示が自動的に連動します。これにより、例えばトラック1のVIENNA INSTRUMENTSで"MATRIX ASSIGN"ページを表示させた場合、他のVIENNA INSTRUMENTSもそれに連動します。
- 「オプティマイズオール」機能を搭載。これにより、全VIENNA INSTRUMENTSのRAMオプティマイズ機能を一括で操作可能。
- VEPRO上の状態をテンプレートとして保存することができます。また、複数のテンプレートをマージ(結合)することもできます。
- ライブパフォーマンスを考慮し、複数のキーレンジを用意。
- Busを使い、フレキシブルにルーティングすることができます。
- オーディオインプットチャンネルを用意。ミキサーに外部オーディオをダイレクトに取り込むことができます。(スタンドアロンモード限定)
- 複数回のアンドゥ&リドゥが可能。
- ホストアプリケーションのテンポに同期します。
- ホストアプリケーションとは別領域のCPU&メモリを使用します。これにより、ソフトウェア音源が増えるにつれてホストアプリケーションの挙動が重くなるという状況を回避することができます。
- デュアルアーキテクチャーに対応。32bit版VEPROと64bit版VEPROを "同時使用" することができます。
- 64bitOSに完全対応
- Mac環境でのパフォーマンスを劇的に改善
- Mac版VEPROのプログラムをCocoaに刷新
- VST3とRTASに環境であれば、1インスタンスあたり最大32MIDIポート/128オーディオポートを使用することができます。
- トータルリコールに対応。ホストアプリケーションのプロジェクトファイルを開くと、VEPROも一緒に復帰します。
- VEPROのミキサー上で、AU(Mac版VEPRO)/VST(Windows版VEPRO)エフェクトプラグインをインサートすることができます。
- VEPROのミキサーには、標準的なPanの他に"Power Pan"が用意されています。
機能比較
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VIENNA |
VIENNA |
VIENNA |
32bit & 64bitサポート |
○ |
○ |
○ |
MIDI & オーディオ をLANで通信(クロスプラットフォーム) |
- |
○ |
○ |
VIENNA INSTRUMENTS ホスティング |
○ |
○ |
○ |
サードパーティ製プラグインホスティング(VSTi/AU) |
- |
○ |
○ |
FXプラグインをインサート(AU/Mac, VST/Win) |
○ |
○ |
○ |
オプティマイズ・オール機能(VIENNA INSTRUMENTS) |
○ |
○ |
○ |
ミキサーオートメーション&トータルリコール |
○ |
○ |
○ |
フル・パラメーター(プラグイン)オートメーション |
- |
- |
○ |
「AUDIO INPUT」プラグイン |
- |
- |
○ |
AU/VST MIDIポート制限 |
1 |
32 |
48 |
ITUサラウンドサポート |
- |
- |
○ |
シーケンサー再生&停止機能 |
- |
- |
○ |
VIENNA MIR PRO(別売)との統合 |
- |
- |
○ |
スタンドアロン&プラグイン(AU, VST, RTAS) |
○ |
○ |
○ |
ボーナスライブラリ「EPIC ORCHESTRA」 |
- |
○ |
○ |
- AUDIO INPUTプラグイン
- EVENT INPUTプラグイン
- VIENNA ENSEMBLE PRO Server
- VIENNA ENSEMBLE PRO Server Interface
- VIENNA ENSEMBLE PRO Standalone
- ボーナスライブラリ「EPIC ORCHESTRA」
- VIENNA ENSEMBLE PRO 5のライセンス x3
- ボーナスライブラリ「EPIC ORCHESTRA」のライセンス x1
AUDIO INPUTプラグイン
既に接続が確立されている「VIENNA ENSEMBLE PRO Server」にオーディオ信号を送るためのプラグインです。ホストアプリケーションにエフェクトプラグインとしてインサートすることで、既に接続が確立されている「VIENNA ENSEMBLE PRO Server」にオーディオ信号を送ることができます。
(VEPRO Serverとの接続が確立された状態)
EVENT INPUTプラグイン
既に接続が確立されている「VIENNA ENSEMBLE PRO Server」にMIDI信号やプラグインオートメーションを送るためのプラグインです。ホストアプリケーションにインストルメントプラグインとしてインサートすることで、既に接続が確立されている「VIENNA ENSEMBLE PRO Server」にMIDI信号を送ることができます。プラグインオートメーションを送るための専用プラグインとしての役割を果たします。また、VST2.0やAU環境下では MIDIポートの代わりとしてもお使い頂けます。
(VEPRO Serverとの接続が確立された状態)
VIENNA ENSEMBLE PRO Server Interface
コネクトする「VIENNA ENSEMBLE PRO Server」を決め、コネクトしたサーバーにMIDI信号やプラグインオートメーションを送るためのプラグインです。
VIENNA ENSEMBLE PRO Server
ソフトウェア音源やプラグインエフェクト、同社ミキシングソリューション『VIENNA MIR PRO』を立ち上げるための単体アプリケーションです。「EVENT INPUTプラグイン」と「VIENNA ENSEMBLE PRO Server Interface」からはMIDI信号を、「AUDIO INPUTプラグイン」からオーディオ信号を受け取ります。
VEPRO Serverはホストアプリケーションとは "別に" 起動します。また、このアプリケーションは「AUDIO INPUT」プラグインや「EVENT INPUT」プラグイン、「VEPRO Server Interface」と一緒に使用します。なお、このアプリケーションの起動には『VIENNA ENSEMBLE PRO 5』のライセンスが必要です。
VIENNA ENSEMBLE PRO Standalone
「VEPRO Server」のスタンドアロンバージョンです。このアプリケーションの起動にはVEPROのライセンスが必要です。
ボーナスライブラリ「EPIC ORCHESTRA」
手軽に大編成のオーケストラを構築することができるボーナスライブラリです。ライブラリ総容量は約6.2GB(非圧縮で約9.36GB)。「EPIC ORCHESTRA」には以下の楽器と奏法が収録されています。
- Appassionata Strings Ensemble
1つのキーボードにヴァイオリンセクションからコントランバスセクションまでをマッピングした、大編成のストリングスアンサンブルです。奏法はスタッカート、サスティン、スフォルツァート、トレモロ、ピッチカートが用意されています。 - Woodwinds Ensemble
1つのキーボードにピッコロ、3人編成のフルート、3人編成のクラリネット、3人編成のバスーン(ファゴット)、コントラバスーン(コントラファゴット)をマッピングした木管アンサンブルです。奏法はスタッカートとサスティンが用意されています。 - Oboe d'amore
スタッカート、サスティン、レガートパフォーマンスが用意されたオーボエ・ダモーレです。 - Cornet
スタッカート、サスティン、レガートパフォーマンスが用意されたコルネットです。 - Epic Horns (8 horns ensemble)
スタッカートとサスティンが用意された8人編成のホルンアンサンブルです。 - Fanfare Trumpets (6 trumpets ensemble)
スタッカートとサスティンが用意された6人編成のトランペットアンサンブルです。 - Drums & Percussion
ティンパニ、スネアドラム、バスドラム、タンバリン、トライアングル、ピアッティ、シンバル、タムタムが収録されています。奏法はシングルヒットとロール(ピアッティ以外)が用意されています。
- CPU:Core 2 Duo 以上 (Intel i5/i7/Xeon以上を推奨)
- RAMメモリ:2GB以上(4GB以上を推奨)
- CPU:Core 2 Duo / AMD Athlon 64 X2 以上を推奨
- RAMメモリ:2GB以上(4GB以上を推奨)
- ネットワーク機能を使用する場合、マスター/スレーブマシンともにギガビット(1000Base)のイーサネット(LAN)が必要です。
- 本製品を使用するためには、VIENNAキー(別売)が必要になります。※本製品にはシリアルコードが3つ付属されておりますので、ライセンスも3つ付与されます。ネットワーク機能を使用する場合は最大3個のVIENNAキー(別売)が必要になります。
- サウンド・モジュールをスムーズに動作させる為に、処理速度の速いCPU及びRAMメモリに十分な余裕があるコンピュータにインストールしてご使用されることをお奨めいたします。
- 本製品をご使用いただくにはインターネット経由でのレジストレーション(開発元への製品登録)、アクティベーション(USBドングルへのライセンス登録)が必要となります。レジストレーション、アクティベーションにはインターネットへの接続環境、及びE-Mailアドレスが必要となります。
- ここに掲載している製品の仕様は、予告無く変更されることがあります。
VSLユーザーアカウントにVSL製品を1つ以上(VIENNA KEYを除く)登録している方は、VSL本国サイトの「VIENNA ENSEMBLE PRO 5」製品詳細ページで [30 Days Demo]ボタンをクリックすることで、30日間試用可能なライセンス(アクティベーションコード)をご取得頂けます。
無償体験版に起因するいかなるトラブルに関しても、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社はその責任を負いかねます。また、試用版の使用方に関するお問合せについても、お答えすることができませんので予めご了承下さい。
『VIENNA ENSEMBLE PRO 4』、旧『VIENNA MIR』、『VIENNA MIR PRO』をお持ちの方は、アップグレード価格で本『VIENNA ENSEMBLE PRO 5』をご購入頂けます。
ご購入希望のお客様は、下記の「VIENNA ENSEMBLE PRO 5 アップグレードお申し込み用紙」にある必要事項を全てお書き添えの上、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社まで郵送またはFAX:011-222-0707にてお申し込みください。
製品 |
アップグレード価格 |
VIENNA ENSEMBLE PRO 4 をお持ちの方 |
¥13,176 |
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