【カテゴリ別】2025年の人気製品総まとめ ~SONICWIRE セールスランキング~
こんにちは!SONICWIREスタッフです。
2025年も残すところあとわずかとなりました。今年も音楽制作の現場では、AI技術を搭載した革新的なプラグインや、驚くほどリアルな音源が数多くリリースされました。皆様の制作環境も、この1年で大きく進化したのではないでしょうか?
今回も年末特別企画として、2025年にSONICWIREで最も売れた・注目を集めた製品をカテゴリ別にご紹介します。「今年こそ導入しようと思っていたけど迷っていた」という製品があれば、ぜひこの機会にチェックして、来年の制作活動の相棒に迎えてみてください!
- 1. ピアノ
- 2. ドラム
- 3. シンセサイザー
- 4. ストリングス
- 5. コンプレッサー
- 6. EQ
- 7. リバーブ
- 8. リミッター
- 9. ソフト/ツール
[ソフトウェア音源]
[プラグイン・エフェクト]
1. ピアノ
3位
世界で最も美しいコンサートホールの一つと称される「Stage A」の響きと共に収録された『SYNCHRON YAMAHA CFX』が3位。
ヤマハのフラッグシップ「CFX」の深みのある低音と輝くような高音を、開発元ならではの圧倒的な技術でサンプリング。クラシックからポップスまで、楽曲に「本物の格調」を与えてくれるピアノ音源です。
2位
イタリアの名門Fazioliのピアノを収録した『SYNCHRON FAZIOLI F308』が2位にランクイン。
巨大なボディから放たれるダイナミックレンジの広さは圧巻の一言。繊細なピアニッシモから力強いフォルテッシモまで、指先のニュアンスを余すことなく表現できる、ピアノ好きにはたまらない逸品です。
1位
ピアノ部門の覇者は、作曲支援機能を搭載した『EZkeys 2』!
単に音が良いだけでなく、BANDMATE機能を使えば、手持ちのオーディオやMIDIに合わせて最適な伴奏パターンを提案してくれます。「ピアノのアレンジが苦手」というDTMerにとって、これ以上ない強力なパートナーとなったと言えるでしょう。
2. ドラム
3位
シネマティック・パーカッションの絶対王者、『DAMAGE 2』が3位。
映画やゲームの劇伴制作には欠かせない、破壊的かつ壮大な打楽器サウンドを収録。リリースから時間が経っても色褪せない、圧倒的な存在感と使い勝手の良さが支持され続けています。
2位
DTM初心者からプロまで愛用者の多い『EZdrummer 3』が2位。
生のドラム演奏のような豊富なMIDIグルーブと、AIによる演奏提案機能が魅力。とりあえずこれを立ち上げておけばドラムトラックは安心、と言えるほどのド定番音源です。
1位
ドラム部門の1位は、究極のドラム制作スタジオ『Superior Drummer 3』。
約230GBという圧倒的なライブラリ容量、ドラムに必要な全ての作業を完結できる、まさに最強のドラム音源。エンジニアリングの領域まで踏み込める深さが魅力です。こだわり派のユーザーからも絶大な信頼を獲得しています。
3. シンセサイザー
3位
2025年10月に衝撃の発表が行われた『Omnisphere 3』が、発売からわずか2ヶ月足らずでランクイン。
注目の新機能「Patch Mutations」や、26,000以上のプリセットの追加など、更なる進化を遂げました。
2位
オールジャンル対応の万能シンセ『AVENGER 2』が2位。
EDMから劇伴までカバーする守備範囲の広さと、スペクトラル・モジュールによる自由度の高い音作りが人気。1台で何役もこなせるコストパフォーマンスの高さも評価されています。
1位
シンセ部門の王者はやはりこの製品。待望のメジャーアップデートを果たした『Serum 2』です。
ウェーブテーブル・シンセの代名詞として君臨し続け、バージョン2では3つの強力なオシレーターや、直感的なビジュアルエディターなどを実装。「結局、一番使うのはSerum」というユーザーの声が多く聞かれました。
4. ストリングス
3位
使いやすさとリアリティのバランスが絶妙な『Cinematic Studio Strings』が3位。
少しダークで情緒的なサウンドは、歌モノのバックでも邪魔にならず、しっかりと感情を揺さぶります。キースイッチの操作体系が直感的で、作業スピードを落とさない点もプロに愛される理由です。
2位
日本のアニメ・ゲーム音楽に特化した『Tokyo Scoring Strings 2.0』が2位。
日本が誇る、室屋光一郎サウンドを徹底的に収録した本作。日本特有のドライで扱いやすい音色は、歌モノやポップスをキーワードとした楽曲にベストマッチ。Impact Soundworks社独自の内蔵ミキサーによる音色のコントロールのしやすさも抜群です。
1位
ストリングス部門1位は、英国の気品漂う『SPITFIRE CHAMBER STRINGS』。
少人数の編成(チェンバー)ならではの、弓の擦れる音まで聴こえてくるような繊細さが最大の魅力。大規模なフルオケ音源よりも小回りが利き、ポップスやバラードに最適な「色気」のあるサウンドを提供します。
5. コンプレッサー
3位
見た目も音も重厚な『Shadow Hills Mastering Compressor Class A』が3位。
オプティカルとVCAの2段構えで、ミックスバスに通すだけで楽曲に「高級感のあるまとまり」と「パンチ」を与えてくれます。マスタリングでの使用率が高いプラグインです。
2位
視認性抜群のデジタルコンプ『Pro-C 2』が2位。
洗練されたGUIによる直感的な操作性と、プロ仕様の高度な機能性が、理想的なバランスで両立されています。サイドチェインの設定も簡単で、クリーンなコンプレッションからポンピング効果まで、迷いなく音作りができる定番中の定番です。
1位
コンプレッサー部門1位は、名機を再現した『1176 Classic Limiter Collection』。
「とりあえず掛ければ音が前に出る」魔法のコンプ。実機の挙動を完璧にシミュレートしており、ボーカル、ドラム、ギターなど、ソースを選ばずアグレッシブな質感を付与できる、全DTMer必携のツールです。
6. EQ
3位
新世代AIイコライザー『Curves AQ』が3位にランクイン。
音源を解析して最適なカーブを提案してくれる、自律型EQ。AIがEQ処理をスムーズに仕上げてくれる時短ツールとして、注目を集めました。
2位
“音を良くするチートEQ”として知られる『Gullfoss』が2位。
人間の聴覚モデルに基づき、リアルタイムで周波数バランスを整えてくれます。ミックスの仕上げに薄く掛けるだけで明瞭度が上がり、霧が晴れたようなサウンドになる魔法のプラグインです。
1位
EQ部門不動の1位は、さらに進化した『Pro-Q 4』。
前作で好評だった操作性はそのままに、AIアシスタント機能が強化。欲しい処理へ最短ルートで辿り着けるワークフローは他の追随を許しません。世界中のエンジニアが愛用する、現代の標準EQです。
7. リバーブ
3位
世界最高峰のスコアリング・ステージの響きを再現した『SYNCHRON STAGE REVERB』が3位。
多くの映画音楽が録音されたウィーンのホール残響を、直感的な操作で楽曲に追加できます。楽器の配置位置も視覚的に調整でき、オーケストラ制作における空間処理の悩みを解決します。
2位
ニルヴァーナやメタリカなど、ロックの歴史を作った米国の伝説的スタジオを再現する『UAD Sound City Studios Plug-in』が2位。
単なるリバーブではなく、部屋の鳴りそのものを加えるプラグイン。ドラムやギターに挿すだけで、まるで「あの名盤を録音したスタジオ」でレコーディングしたかのような空気感を纏わせることができます。
1位
リバーブ部門1位は、名門スタジオ初のプラグイン『AIR STUDIOS REVERB』。
ロンドンのAIR Studios「Lyndhurst Hall」の響きを完璧にキャプチャー。オーケストラ音源との馴染みが抜群に良く、自宅にいながら、世界最高峰のスタジオが持つ圧巻の響きを再現可能です。その圧倒的な品位とリアリティが多くのユーザーを虜にしました。
8. リミッター
3位
マスタリングの常識を覆した『The God Particle』が3位。
ジェイセン・ジョシュア氏のミキシング・ワークフローを1つのプラグインに凝縮。「リミッター」の枠を超え、楽曲に深みと接着感を与えるマスタリング・ツールとして、爆発的な人気を誇ります。特にHipHopやダンス・ミュージックとの相性が抜群です。
2位
AIマスタリングの代名詞『Ozone 12 Advanced』が2位。
ボタン一つで、最適な処理を提案してくれる究極のマスタリングツール。初心者には「AIによる正解」を、上級者には「細部までのコントロール」を提供する、信頼の1本です。
1位
リミッター部門の1位は、昨年に続き大ヒット中の『Master Plan』。
「音を大きくしても崩れない」その魔法のような処理能力が最大の武器。クリッピングとリミッティングを絶妙にブレンドし、パンチ感を損なわずにラウドなマスターを簡単に作ることができます。シンプルな操作画面も高評価。
9. ソフト/ツール
3位
音源分離ソフトの最高峰『DEMIX PRO』が3位。
2ミックスからボーカル、ドラム、ベースなどを高品質に抜き出すことができます。リミックス制作や、耳コピのためのパート確認など、プロの現場でも活用される精度の高さが売りです。
2位
耳コピ支援ツールの決定版『DECODA』が2位。
楽曲を読み込むだけで、コード進行やキー、テンポを自動解析。「この曲のコードが知りたい!」という時にサッと使える手軽さが、学習意欲の高いDTMerに支持されています。
1位
ソフト/ツール部門の1位は、大幅な進化を遂げた『SCALER 3』!
待望のスタンドアローン起動に対応し、DAWを立ち上げずともコード進行の実験が可能に。さらにサードパーティ製プラグインをホスティングできるようになり、作曲支援ツールの枠を超えた「制作ハブ」として生まれ変わりました。
まとめ
以上、2025年のSONICWIRE セールスランキングTOP3を一挙にご紹介しました!
今年の傾向としては、AI技術を活用した「時短・効率化」ツールと、アナログの質感を極限まで追求した「高品位音源」の二極化が進んだ印象です。どの製品も、皆様の制作フローに取り入れることで、クオリティアップやインスピレーションの助けになること間違いなしです。
2026年もSONICWIREでは、最新のDTMトレンドをいち早くキャッチし、クリエイターの皆様に役立つ情報をお届けしてまいります。
本年もご愛読いただき、誠にありがとうございました。どうぞ良いお年をお迎えください!
























































