【音効ピックアップ】2024年にリリースした効果音やBGMから注目製品を紹介!
札幌の最高気温がマイナスをカウントするようになり、今年の終わりが近づいていることを肌で感じるようになってきました。
今年も様々な効果音パックやBGM製品を皆さまにお届けしてきましたが、今回の音効ピックアップでは、この2024年にリリースした効果音やBGMから注目製品を紹介します!
BOOM Library『ANIME ESSENTIALS』
アニメの戦闘シーンを中心としたイメージの効果音
その名の通り、アニメやゲームの戦闘シーンをイメージしたサウンドが満載の効果音ライブラリです。
「上下に揺れるサウンド」「キラキラしたサウンド」「ノイズのようなサウンド」などの抽象的なサウンドが中心のラインナップで、「ボカッ」という打撃音や「バシュッ」という斬撃音のようなクラシカルな効果音にはない柔軟な使い方ができることが特徴です。
たとえば、サウンドを組み合わせて複雑な魔法を演出したり、クラシカルな効果音にレイヤーして「強化」したりするなど、様々なプロダクションにおける表現力の向上に一役買うこと間違いなしです。
BOOM Library『CASUAL UI』
生録音の素材を中心としたインターフェイス音声集
生録音を中心とした素材から作られたサウンドが満載の、ユーザーインターフェース内での使用が意識された効果音ライブラリです。
「承認/拒否」「リワード獲得」といった基本的なUIサウンドに加え、魔法やロケットの音、液体がねばつく音、トランプを切る音など、最近よくあるカートゥーン調のCGを使ったゲームにぴったりなサウンドを網羅。
サウンドを作るための音声素材を収録した「コンストラクションキット版」とミキシング済みの即戦力サウンドが揃う「デザインド版」という2つのバリエーションも嬉しい、デジタルなサウンドが馴染みづらいゲームにフィットする貴重な効果音集です。
BOOM Library『SEASONS OF EARTH』
地球の息吹を感じる四季のアンビエントサウンド集
聴くだけで四季の風景が頭の中に飛び込んでくるような、オーガニックなアンビエントサウンドの決定版ともいえる効果音ライブラリです。
北米大陸の四季を跨ぐ遠大なフィールドレコーティングにより収集された長尺のサウンドが惜しみなく収録されている本製品には、求めやすく使いやすい「ステレオ版」と、ステレオ版に加えてイマーシブオーディオに対応するサウンドも収録した「3Dサラウンド/ステレオ版」という2つのバリエーションがあり、サウンドクリエイターの様々なニーズを満足させる内容になっています。
今回はシリーズを代表して春夏秋冬のサウンドを収録したバンドル版を紹介しましたが、それぞれの季節ごとのパッケージもありますので、ぜひ製品ページ内のリンクからチェックしてみてください!
- メーカー:BOOM Library
- カテゴリ:効果音
AQUASUITE MUSIC『INDUSTRIAL MOTION』
近未来的な世界観で統一されたテクノビート系BGM
AQUASUITE MUSIC社によるお手頃価格の高品質ロイヤリティフリーBGM集「Affordable Products シリーズ」の最新作のひとつで、「神秘の文明」や「未探索の土地」「奇怪な実験」などのテーマが付けられたテクノロジー感、別世界感に満ちたBGMが5曲収録されたBGM集です。
近未来や荒廃した世界を題材とした舞台や映像作品はもちろん、アナログゲームやTRPGのセッション動画などにも使えそうな、ジャンル独自の魅力を巧みに捉えたサウンドが魅力的です。
ポケット効果音『ONE DAY MUSIC LIBRARY』
一日を通した様々な光景をイメージさせる汎用BGM
『MORNING』『DAY TIME』『NIGHT』の3タイトルからなる、一日の様々なシーンを彩るBGMが合計30曲収録されたバンドル製品です。
一気に30曲が使えるお得感もさることながら、場を問わずに溶け込む、バランスの良い楽曲が揃っていることも見逃せません。企業CMから動画配信までワンパッケージで対応する、汎用性抜群の製品です。
ポケット効果音『MYSTERY HOUR』
古き良き探偵ドラマを意識したミステリアスなBGM
「ヨーロッパ探偵ドラマ」がイメージされた、スモーキーで緊張感に満ちながらも少し楽しげなBGM集です。
楽曲ごとにメロディの有無が選べるため、例えば舞台の「セリフの多い場面」と「動きの多い場面」で同じテーマを使い分けられるなど、実用性の高さも魅力です。
ポケット効果音では、他にも「Jホラー」や「80年代感」といった「層に刺さる」テーマのBGMをリリースしていますので、気になった方はぜひチェックしてみてください!
今回は、2024年にリリースした効果音やBGMの中でも注目すべき製品を、合計6点紹介してきました!
ここで、今年の効果音やBGMまわりの動きについて、軽く振り返ってみようと思います。
今年は、大自然からファンタジーまでバラエティ豊かなラインナップで、効果音パックを37製品リリースしました。
その中でも特に、「UIサウンド」カテゴリがご好評をいただいていた印象です。ゲームや動画作品などの様々な使い道が想像できる製品が揃っているので、創作という世界の広がりを感じ、担当としては嬉しい限りです。
また、BGMパックに関しても、バージョン違いを含めた17製品/132曲をリリースし、多くの方にお手に取っていただきました。
製品紹介でも少し触れましたが、AQUASUITE MUSIC社の「Affordable Products シリーズ」や、ポケット効果音の「層に刺さる」展開などの新しい動きもあり、今後に期待しかありません!
SONICWIREでは、今回ご紹介した製品のほかにも様々な製品をリリースしていますので、ぜひチェックしてみてください!
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