【Q&A】スムーズ進行、サポートします!SONICWIREにお寄せいただく「よくあるお問い合わせ」5選
DTMソフトウェアを扱ったことがある人の中には、ソフトウェア関連のトラブルやサンプルパックの使い方など、壁にぶつかった経験があると思います。
SONICWIREでは、ユーザーサポートの一環としてお問い合わせ窓口をご用意しています。
本記事では、そちらにお寄せいただいたお問い合わせの中から、お問い合わせ頻度が高いものを厳選して5つご紹介いたします!
『製品がアクティベートできない、エラーが表示される』
アクティベーションは多くの場合ネットワークを介するため、作曲やソフトウェアへの理解とは別の角度からエラーが出やすい作業です。
具体的には、ネットワーク障害や開発元のサーバー障害、お使いのPC環境のファイアウォールやセキュリティソフトによる遮断といった問題が挙げられます。
また、その他にもシリアルコードの入力ミスや重複登録といった、ネットワークが直接関わらない様々な原因も想定されます。
詳しい情報は、これらのFAQにまとめられていますので、ぜひご確認ください。
『購入したサンプルパックを使った楽曲を販売してもよい?』
サンプルパックをご購入いただくと、プロのサウンドクリエイターが制作したサウンド素材やシンセプリセット等を楽曲制作に役立てることができます。
ただ、注意しなければならないのは、サンプルパックを購入して手に入るのは「サウンドを使う許諾」である、ということです。
少し難しい言い方をすると、ユーザー様がご購入されたサンプルパックであっても、サウンドの著作権や著作隣接権はサウンドクリエイターに残る、ということです。
そのため、ご購入いただく前に、製品ページにある「使用許諾契約書」をよく確認し、サウンドを使用できる範囲を確かめる必要があります。
制作した楽曲をリスニング目的で販売する場合は基本的に問題ございませんが、特に注意しなければならないのは、サンプルパックのサウンドを使った楽曲をライセンスフリーBGMとして配布する場合や、ストックサイトなどに登録して「音楽の使用権」を販売する場合です。
こういった用途では、デベロッパーや製品によってサウンドが使用できるかが異なってきます。そのため繰り返しにはなりますが、サウンド素材を購入する前に使用許諾契約書をあらかじめ読んでおくことは非常に重要です。
さらに詳しい情報を知りたい方は、下記のFAQをご確認ください。
『なぜシリアルコードを開発元に登録する必要があるんですか?安全ですか?』
製品によっては、SONICWIREで製品を購入した際に発行されたシリアルコードを開発元にも登録する必要があります。
理由としては、まず製品のダウンロード先が挙げられます。特にソフト音源は、その多くが開発元のWEBサイトから製品をダウンロード、あるいは開発元ユーザーアカウントと紐づいたアクティベーションを行う必要があります。
また、ユーザー様が万一ソフト音源に関するトラブルに直面してSONICWIREにお問い合わせいただいた際に、シリアル情報をもとにSONICWIREが本国とやり取りし、サポート情報を直接お伝えする場合があります。
ご面倒かもしれませんが、開発元へシリアルコードをご登録される際は、導入手順の案内を熟読のうえ、必要箇所への入力をお願いいたします。
『製品がアクティベーションを済ませなくても一定期間使えてしまう』
シリアルコードを入力することで使えるようになるプラグインは多いですが、フルパッケージに試用期間が設定されているため、シリアルコードを入力しなくても一定期間使えてしまう、ということは往々にしてあります。
もし、いわゆる「お試し版」ではなくフルパッケージで購入したはずが、突然「試用期間切れ」により使えなくなったという場合は、まずシリアルコードを入力したかを確かめてみてください。
入力方法については、アカウントページの「購入製品一覧」から各製品の導入手順が確認できるので、迷った場合はこちらをご確認ください。特に外部ソフトを用いてシリアルコードを入力するタイプの製品の場合は、製品単体で完結しない、比較的複雑なフローが必要なため要注意です。
『大容量のメモリを積んだのにもかかわらず、ソフト音源が正常に発音しない』
ソフト音源は、シンセサイザーや物理モデリング音源を除き、膨大なサンプルファイルを読み込み様々な処理を施して発音 / 演奏するソフトウェアです。
サンプルファイルは、入力された演奏データに基づいてリアルタイムにライブラリから読み込む必要がありますが、ここで重要なのは、メモリの容量が潤沢であっても、ストレージの最大処理速度が遅い場合、サウンドの読み込みが追いつかなくなり、結果的に聴こえるサウンドが想定通りにならなくなってしまうことが要因の一つとして考えられます。
楽曲が複雑になるほど、短時間で読み込むサウンドの量は膨大になってきます。サンプルファイルを格納するストレージは「容量」だけで選んでしまいがちですが、「速度」も重視して選ぶようにすると、ソフト音源を使った楽曲制作がよりスムーズになることでしょう。
そのほか、発音の音切れやノイズには、「同時に起動しているアプリケーションやプラグイン」「演奏内容」「サンプルレート設定」「オーディオデバイスのバッファサイズ」等、様々な理由が考えられます。そのため、原因が特定できない場合はお問い合わせください。
また、設定の調整による改善の例として、こちらのFAQもご参照ください。
いかがでしたでしょうか?今回はSONICWIREにお寄せいただいたよくある質問をご紹介しました。
今回ご紹介したのはほんの一例で、「よくある質問」ということでどうしても初歩的な内容が多くなってしまいましたが、「FAQ」ページには、特定の製品に対して寄せられたエキスパートな質問とその解決方法もあわせてストックされています。トラブルで行き詰った際は、ぜひご参考ください!
FAQ に無い内容のお問い合わせや原因不明のトラブル、製品購入前のお問い合わせなどに関しては、ぜひ お問い合わせ窓口 から詳しい内容をご相談下さい!
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