SONICWIRE

求めるサウンドをより見つけやすく!サンプルパックのジャンル区分を追加しました!

2024年8月5日 15:00 by knd

SONICWIREではこの度、サンプルパックのジャンル区分に新たなジャンルを追加しました!

追加したのは、音楽シーンの移り変わりと共に発展した下記8ジャンル!ぜひ作りたいジャンルを探し、サンプルパックを巡回してみてください!


LO-FI

アナログでノスタルジックな世界への憧れから生まれた幅広いジャンル

LO-FI(ローファイ)は、「高音質ではない」サウンドを表す業界用語がジャンル化したものです。

アナログシンセによるくぐもったサウンドやヴァイナル風のノイズ等のノスタルジーを感じさせるサウンドが特徴的で、「LO-FI HIPHOP」や「LO-FI HOUSE」など「接頭辞」的に関連ジャンルを広げています。

近年はストリーミングサービスのプレイリスト文化と結びつき、存在感の大きいジャンルになっています。

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SYNTHWAVE

懐かしくも新しい80~90年代カルチャーへのリスペクト

SYNTHWAVE(シンセウェイヴ/シンセウェーブ)は、1980年代の最先端の大衆文化を再現するようなサウンドが特徴的な電子音楽を主とするジャンルです。

アナログシンセや電子ドラムなど、現代から見て時代を感じる表現をあえて大胆に取り入れたサウンドが特徴的です。

MVなどのアートワークにも「低画質の映像」や「ネオン管」「グリッド」「ロービットゲーム」など80年代らしさあふれるレトロカルチャーが反映されているものが多く、サウンドのみならず文化圏全体でひとつの世界観を作り上げているジャンルといえるでしょう。

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NEUROFUNK

「ニューロベース」に象徴されるドラムンベースのダークサイド

NEUROFUNK(ニューロファンク)は、ドラムンベースから派生した無機質で圧迫感のあるサウンドが特徴のジャンルです。

特に「ニューロベース」と呼ばれるシンプルかつ破壊的なうねりを持つシンセベースは、ジャンルの名を冠するほど象徴的です。

ドラムンベースの最先端のひとつと言われており、SONCIWIREからもサンプルパックやシンセプリセットが多数リリースされています。

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AFRO HOUSE

アフリカンなバイブスを取り入れた4つ打ちサウンド

AFRO HOUSE(アフロハウス)は、アフリカ音楽の影響を受けたディープなサウンドが特徴となっているハウスのサブジャンルです。

ディープハウス特有の4つ打ちサウンドはそのままに、アフロ・パーカッションやアフリカ音楽に影響を受けたビートが含まれることが多いのが大きな特徴です。

元々はニューヨークを中心に広まっていたジャンルですが、現在は作り手が世界各地に広がっています。

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PHONK

メンフィス生まれの進化を続ける発展型ジャンル

PHONK(フォンク)は、1990年代、トラップのルーツのひとつとされるメンフィス・ヒップホップシーンに影響を受け発生し、ジャズやファンク、オールドスクールの要素を取り入れて発展し続けているジャンルです。

近年はメンフィスラップに象徴されるダークでアンダーグラウンドなサウンドから一線を画し、良さを残しつつよりメインストリームなジャンルを目指す動きも出てきました。

2010年代初頭には、ロシアで高音のベースや808カウベルといった楽器に特徴づけられる「DRIFT PHONK」というサブジャンルが誕生し、知名度拡大に一役買いました。

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AMAPIANO

南アフリカで醸成されたソウルフルでディープなビート

AMAPIANO(アマピアノ/アマピアーノ)は、ディープハウスやジャズ、ラウンジ、ソウル等が相互に影響し合ったサウンドを持つジャンルです。

南アフリカで生まれたこのジャンルは、ハウスでありながらスローなテンポや多様なリズムで進行し、中間的な音の高さを持つ「ログドラム」が特徴的な音楽です。またボーカルに英語以外のズールー語やソト語などの南アフリカ圏言語がしばしば使われることも注目すべき点です。

現在はUKを中心に世界中のクラブに広まっており、SONICWIREからもアマピアノ専門のサンプルパックがリリースされています。

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JERSEY CLUB

5つ打ちキックに象徴されるバイラルなクラブサウンド

JERSEY CLUB(ジャージー・クラブ)は、その名の通りニュージジャージー州が発祥といわれるクラブミュージックのジャンルのひとつです。

前半の四分音符と後半の三連八分音符で構成される「5つ打ち」キックと、俗に「ギコギコ」と呼ばれるサンプリング音、ボーカルチョップが特徴的です。

汎用性、中毒性の高さからリミックスで登場する機会が多いジャンルですが、特に「5つ打ち」のキックはジャンルの枠を超えてポップスやオルタナティブロックなどに流用され、聴きなじみのあるものになっています。

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ELECTRO SWING

1920年代ジャズと現代エレクトロの融合

ELECTRO SWING(エレクトロ・スウィング)は、主にヴィンテージなスウィングジャズとエレクトロハウスやヒップホップなどのモダンサウンドを融合させた音楽を指します。

スモーキーでオーガニックなブラスサウンドやクラリネット等とデジタルな低音やFXのギャップが魅力の一つです。

また、クラブやダンスフロアのみならずポップスにも進出しており、映画『ONE PIECE FILM RED』の挿入歌『ウタカタララバイ』などにも影響が見られます。

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今回は、サンプルパックの新しいジャンル区分について一気にご紹介しました!

音楽のジャンルは時代とともに増えていくもの。今回追加したものは、あくまで数あるジャンルのうちのほんの一部です。今後も随時追加していきますのでお楽しみに!

SONICWIREでは、ご紹介した製品以外にも多くのサンプルパックをリリース中!

トラックのスキマを埋めるサウンドをお求めのエキスパートな方は勿論、エッセンシャルなサウンドで新ジャンルにチャレンジしたい方も、ベストマッチなサウンドを探す旅に出てみてはいかがでしょうか?

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