HEAVYOCITYのDAMAGEシリーズ新作、『ANALOG HYBRID DRUMS』
HEAVYOCITY『ANALOG HYBRID DRUMS』
HEAVYOCITYの主力シリーズにして、壮大な実験の場でもあるDAMAGEに、『ANALOG HYBRID DRUMS』が新たに加わりました!
パーカッション(『DAMAGE 2』)に始まり、ドラムキット(『DAMAGE DRUM KIT』)、ピアノ(『UNCHARTED 88』)、ギター(『DAMAGE GUITARS』『DAMAGE ROCK GROOVES』)と、KONTAKTの仕組みを駆使してパンチやアグレッシブな歪み、グリット感(ざらつき)を追求してきたDAMAGEシリーズ。
名だたるアナログギアと生ドラムの化学反応を思わせる、まさしくハイブリッドなスタイルで、新境地の開拓をスタートさせましょう。
3種類のインストゥルメントを有効に使い分け
膨大なサンプルとプリセットは恒例。必要場面に応じてKit Designer, Ensemble Designer, Loop Designerの3種類のNKIを入口として使い分け、それぞれでスナップショット(プリセット)を呼び出します。
MPCライクな典型的なドラムパッドならKit Designerを、より多くの素材を読み込み、作り込むならEnsemble Designerを、生々しいフローを再現するループを自在に操るならLoop Designerが最適。むろん、そうした入口などお構いなしに、ユーザーの突飛な思いつきをぞんぶんに投げ込んでいただいてもOKです!
各NKIの使い分けなど、HEAVYOCITYの共同設立者 Neil Goldberg 氏による楽曲制作風景の動画もぜひご覧ください。
名品と称賛されるアナログギアが生む「役割」を持つドラムサウンド
デジタルでほとんどのものが済ませるようになりましたが、最近、揺り戻し気味に、アナログギアの不均質さをはじめとした”存在自体が個性”な部分に関心が急速に高まっています。
上の動画でも、ドラムサウンド同士の(特に音響心理的な意味で)立体的なポジショニングが楽曲の世界観を作り上げているのがわかります。
これらを成し遂げているのはミキシングセンスだけでなく、Metasonix Modular Units, Moog Modular, Soma Pulsar-23, Sherman Filterbank II, Thermionic Culture Vultureなどの貴重なアナログギアを使用した素材それ自体の作り込みと徹底した吟味です。
間接的にでも力を借りて楽曲の広がり、奥行き、あるいは時間軸に沿ったその変化を表現しようとするならば、本製品に他では代え難い価値を見いだせるでしょう。
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label DAMAGE 2, HEAVYOCITY