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【音楽配信Tips】DIYアーティストが配信登録後にするべきこと5選

2024年3月29日 17:00 by hmd

昨今、レーベルや事務所に所属していないアーティスト(通称:DIYアーティスト)でも、音楽配信代行サービスを利用することで、SpotifyやApple Musicなどの音楽ストリーミングサービスへの楽曲配信が可能になりました。

本記事では、DIYアーティストが音楽配信代行サービスに楽曲を登録した後、リリース楽曲の再生数を最大化させる5つの方法をご紹介します。

1.アーティスト画像の設定 / 変更

名前の表記が同じアーティストが他にもいると、配信サービス上に複数のアーティストページが存在し、楽曲が発見されにくくなる場合があります。

配信サービスが提供するツールを使用して、ファンがひと目見てアーティストページを判別できるようにアーティスト写真や背景画像を設定しましょう。

さらに、リリースタイミングのアーティスト写真の更新は、ファンを飽きさせないだけでなく、以前のファンを引き戻すカムバック再生も期待できます。SONICWIREブログでは、「Apple Music」や「Amazon Music」、「Deezer」が提供するアーティスト向けツールの利用申請方法やアーティスト写真の変更方法を解説しています。

 

【ブログ記事】アーティストのマストツール『Apple Music for Artists』の申請方法はこちら

【ブログ記事】アーティストのマストツール『Amazon Music for Artists』の申請方法はこちら

【ブログ記事】アーティストのマストツール『deezer for Creators』の申請方法はこちら

『Spotify for Artists』公式ページ

また、各SNSのアイコンやバナー等も併せて変更すると効果的だと言われていますので、忘れずに設定しましょう。

2.楽曲ピッチ

楽曲が各種配信サービスの運営する公式プレイリストに入曲すると、新規ファンの獲得に繋がります。

SpotifyやAmazon Musicなど一部の配信サービスでは、ツールを使用してリリース楽曲の魅力をプレイリストの編集者(通称:キュレーター)に直接伝えることができます。楽曲に込めた思いやフィーリング、タイアップ情報、プロモーション計画を伝えてプレイリスト入りを目指しましょう。

 

【ブログ記事】アーティストのマストツール『Amazon Music for Artists』の申請方法はこちら

『Spotify for Artists』公式ページ

3.プロフィール文の最適化

今日、楽曲やミュージックビデオがTikTok等のSNSで使用され、日本以外の地域でバイラルヒットすることは珍しいことではありませんが、楽曲に興味を持った海外ユーザーがアーティストページを訪れた際、日本語のみの表記では伝えたい内容が上手く伝わりません。

SpotifyのアーティストページやYouTubeのチャンネルぺージはプロフィール文の設定が可能です。例えば、日本語のプロフィールに加えて、英語やリスナーが多い地域の言語を使用したプロフィール文の追加を検討しましょう。

 

『Spotify for Artists』公式ページ

4.楽曲スマートリンクの発行

音楽配信代行サービスを利用して楽曲を配信すると、多くの場合、複数のストリーミングサービスで配信されますが、スマートリンク発行サービスを利用することで、それらの配信先を一つにまとめたリリースページを作成することができます。例えば、YouTubeに投稿するミュージックビデオの概要欄や公式SNSのリリース告知投稿にスマートリンクを添付することで、ファンによるストリーミング再生を促進できます。

音楽配信代行サービス「ROUTER.FM」では、配信登録楽曲のスマートリンク機能「nodee」を利用できます。新譜リリース時は積極的にスマートリンクを露出させ、次回リリース時のプロモーション戦略に活用しましょう。

 

ROUTER.FMユーザー向けスマートリンク機能「nodee」

また、スマートリンクだけでなく、主要音楽配信サービスのリンクを個別にSNSに投稿するのも効果があると言われているので、是非お試しください。

5.SNSリンクまとめサービスの活用

SNSリンクまとめサービスは、アーティストの運営するSNSやストリーミングサービスのアーティストページ、グッズ購入ページ等の各種Webページをまとめて一つのページに集約できるサービスです。

例えば、SNSのプロフィール欄にリンクを記載してホームページとして使用する方法のほか、ライブを軸にするアーティストは、名刺やフライヤーにQRコードを入れ込むことで、現地ファンによるストリーミング再生を促進することができます。

人気SNSリンクまとめサービス

lit.link

linktree

まとめ

今回は、DIYアーティストが音楽配信代行サービスに楽曲を登録した後、リリース楽曲の再生数を最大化させる5つの方法をご紹介しました。上記はあくまで一例で、実践後すぐに再生数が急増することはありませんが、ストリーミングサービスやSNS、ライブ等で興味を持ったファンが、いつでも / 世界中のどこからでも容易に楽曲にアクセスできる導線を用意しておくことが重要です。

 

 

音楽配信代行サービスなら「ROUTER.FM」

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クリプトン・フューチャー・メディア株式会社が運営する、独立系ミュージシャン向けの楽曲配信流通サービス。ユーザーはウェブ上の簡単な手続きだけで、Apple Music/Spotify/AWA/LINE MUSIC/YouTube Musicなど、日本国内のみならず中国を含む世界の主要音楽サービスでの配信を実現できる。利用料金は、1曲のシングル配信が 1,380 円(税込)、5曲までのEPで2,980 円(税込)、6曲以上のアルバム配信が4,600円(税込)。次年度以降の年会費が発生しないため、一度の登録で半永久的に配信することができる。またハイレゾ音源の配信にも対応している。
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