おそらく今月開催されるNAMMにてその完成版が披露されるのであろう、Garritan社の最新作ソフトウェア音源『CONCERT & MARCHING BAND』の情報が公開されました。

Trumpets, Trombones, Baritones, Saxophones,Tenor Hornsといったブラス・セクションを中心に、サンプリングライブラリとしては珍しい、 Sousaphones, Marching winds, Euphoniums, Mellophonesといったブラスも収録。編成も、各楽器に合わせた1人〜6人までと、本格派ブラスバンド音源といった面持ち。

加えて、吹奏楽団には欠かせない、Marching percussion類（Bass Line, Snare Line, Cymbal Line, Tenor/Quad Drums, Police Whistle, Concert Snare, Cymbals, Mallets, Glockenspiel, Concert Toms, Timpani, Xylophone, Roto Toms, Flexitone, Impact Drum, Chimes, Field Drum, Castanets）も収録しているため、このソフトウェア一つで、ブラスバンド・アンサンブルが可能です。

譜面制作をメインとした音楽制作アプリケーション「Finale」や、GM（ドラム類）にも親和性が有るため、通常の作曲作業から、教育機関でのブラスアレンジ用アプリケーションとしても最高のポテンシャルをもっております。

・・・また余談ですが、メディアファージ事業部では、昨年の夏頃、本作にドラムサウンドを提供しております、tapspace社とソフト音源取り扱いに関する交渉を行いました。その際に、Virtual DrumlineのNFRを参考として頂いた事があるのですが、その高品位なサウンドには目を見張るものがあり、本作にその強力なドラム隊が収録されていると言う事なので、大いに期待しているところです。（Virtual Drumlineの取り扱いに関しては。結局、日本の市場でのニーズを計りかねた事もあり、話は流れてしまったのですが…）

『CONCERT & MARCHING BAND』には「Virtual Drumline」の全てのサウンドが含まれている訳では有りませんが、そのクオリティは、下記サイトのVirtual Drumlineデモソングのページでも垣間見る事が出来ます。

・tapspace社Virtual Drumlineデモソングのページ（英文）はこちら>>

・Garritan社『CONCERT & MARCHING BAND』特設ページ（英文）はこちら>>