[DFHS特集]オリジナルのドラムキットを作成する8(全9回)
■ハイハットのショットの選択
ドラムキットの組み立てもいよいよ大詰め、ハイハットのショットの選択です。
ハイハットは他のドラム・パーツに比べて奏法バリエーションが非常に多く、そのニュアンスの出し方により曲全体のグルーヴを大きく左右してまいります。
「dfh SUPERIOR」には、ハイハットの奏法バリエーションが非常に多く収録されています。(画像24)
↑画像24
いくらGM配列のドラムキットを組んでいるとは言え、ハイハットのバリエーションはできるだけ多く残しておきたいものです。
今回は、”Seq Hard”、”Seq Soft”、”Closed Pedal”、”Open Pedal”、”Closed”、”Open 1″、”Open 2”、”Open 3” のショットを残し、他のチェックは全て外しました。
そして通常使うハイハットとして、”Closed” を F#1 キーへ、”Closed Pedal” を G#1 キーへ、”Open 3″ を A#1 キーへ割り当てました。
A#1 キーに割り当てるオープン・ハイハットは、”Open 2″ を選択してもいいと思います。
(デフォルトでは “Open 2” を使っています。)
これは本当に好みの問題です。
そして残りのショットは次のように割り当てております。
“Open 2″ (C3) 、”Open 1″ (D3) 、”Seq Hard” (E3) 、”Seq Soft” (F3) 、このように割り当てておくと、C3 キーから F3 キー へ行くに従って、少しずつハイハットが閉じていくような状態になります。
そして “Open Pedal” を G3 キーに割り当てました。
この “Open Pedal” のサウンドは、ドラミングの際にそれなりに使用する奏法なのですが、今までのドラム音源にはほとんど収録されておりませんでした。
さすがはこだわりの「dfh SUPERIOR」といった感じです。
これでハイハットも組み終わりました。
folder ソフト音源
label