【白戸佑輔氏レビュー】VSL『Synchron Duality Strings』のココが良い!プロが語る3つの推しポイント
作曲家として数多くのアーティストへの楽曲提供やサポート演奏を手がけ、第一線で活躍する白戸 佑輔 氏に、VSL(Vienna Symphonic Library)のストリングス音源で売上トップを誇る『Synchron Duality Strings』のレビューをいただきました!
本製品最大の魅力は、残響豊かな大ホール(大編成)とタイトな響きのスタジオ(小編成)という2つの異なる空間で同時収録されたサウンドを、フェーダー1つでシームレスにブレンドできる点にあります。
これにより、大ホールの豊かな音響成分を活かした壮大なオーケストラから、スタジオのタイトな音響成分を活かした「日本のポップスに馴染むキレのあるサウンド」まで、自由自在な音作りが可能です。
今回は、そんなかつてない自由度を誇るストリングス音源を、白戸氏が実際の制作現場でどのように活用しているのかを語っていただきました。
自分としては、ストリングス音源は「アタックの速さがどうなのか」というところがだいぶ肝になるんですが、 『Synchron Duality Strings』はアタックの速・中・遅、リリースの長・短を選びながら制作できます。
リズムがしっかり打ち出されている曲では、基本的にアタックは全部速くしていて、スタッカートからレガートへの切り替え時に、聴感上で違和感がないように調整しながら作ります。
そして、Runフレーズがとてつもなく力強いので、これはデモでかなり使います。 キースイッチを入れて切り替えるだけなのでかなり楽ですし、デモでRunフレーズの印象を残すには最高の音です。
自分でRunを打ち込むのは至難の業なので、以前はサンプル貼り付けがメインでした。
ストリングスのトラックは、デフォルトのMIXのままだと3種のマイク(A-Room-Mix / A-Mid / B-Dark)とリバーブが鳴っていますが、自分はリバーブはOFFにして、リマイクできる外部プラグインでRoomをリマイクしてEQしています。
これにより、ステムをスタジオで録音したような自分が好きな感じの質感にして使っています。

2007年に作家活動をはじめる。歌モノの楽曲提供を中心としさまざまなアーティスト、アイドル、アニソン、そしてアニメの劇伴、ライブBGM、ゲームBGMなども手掛ける。
ピアノ、ストリングスを活かしたアニソン、アイドルソング、またそれとは対照的に心に染み入るバラードに定評を持つ。
楽曲提供:AKB48、櫻坂46、
カードキャプターさくらED主題歌
魔法使いの嫁OP主題歌
LOST SONG劇伴、胡蝶綺劇伴
その他多数
folder NEWS, SONICWIREニュース, Vienna, インタビュー/レビュー, オーケストラ音源, クリプトンDTMニュース, ストリングス音源, 活用方法





