エレクトロからシネマティックまで幅広く!2025年の「サンプルパック」カテゴリを振り返ろう!
師走も大詰め、今年も振り返りの季節がやってきました。
日々リリースされるサンプルパックのデモサウンドを連続再生しながら、「来年の備えをしていかなければ」と考える今日この頃です。
というわけで、2025年の「サンプルパック」カテゴリの主な出来事をまとめてみようと思います。
新製品やセールなどの多彩な展開がありましたが、この記事では、“特に注目すべき3つのトピック”を紹介します。ぜひ最後までご覧ください!
ボカロエレクトロ専門レーベル「NEXTLIGHT」製品を新たに取扱い開始!
今年のビッグニュースといえばやはりこちらは外せません!
「NEXTLIGHT」は、同名の音楽レーベルを主宰する「Reno」氏によって立ち上げられた、ボカロエレクトロを音楽カルチャーとしてさらに発展させることを目指すブランドです。
ボーカロイド楽曲をはじめ、クラブミュージックの制作に最適な製品を提供すべく、シーンを牽引するアーティストが手掛けるハイクオリティかつ即戦力のサンプルパックやシンセプリセットを展開しています。
著名なボカロPによるゲストサウンドも人気を後押しし、今年の「サンプルパック」カテゴリを象徴するブランドとなりました。今後の展開にも期待大です!
ここでは、最新シーンにフォーカスした2製品をご紹介。ぜひサウンド制作に役立ててください!
HyperPop、Digicoreを中心に最新のエレクトロサウンドを収録したSerum 2プリセット集。
ゲストアーティスト:サツキ、gaburyu、nyankobrq、MIDy、MaxOTT、icesawder、Kakuly、ijimi、twitech
Techcore、Hi-Techを中心に、最先端のベースやドロップなど多彩なサンプルを収録。
ゲストアーティスト:picco、Hylen、purukichi、celtix、mused、rafutsuri、449、Meram1n
『Elements Kepler』『Ethera Gold Atlantis 3』がバージョンアップ!
壮大なシネマティック・サウンドを得意とする老舗ブランド 「ZERO-G」 から、大人気製品『Elements Kepler』『Ethera Gold Atlantis 3』のバージョンアップ版が発表されました!こちらも大きなニュースといえるでしょう。
こちらでは、バージョンアップ版となる『Elements Kepler 2』と『Ethera Gold Atlantis 3.5』を紹介します!どちらもデモを聴くだけで壮大でファンタジックな世界観が頭に浮かびそうな本格シネマティック音源です。ぜひご確認ください!
総合シネマティック・インストゥルメントの最高峰ともいうべき充実度を誇るKONTAKT対応ライブラリ。
ヴァイオリンやクワイヤ等のオーガニック・テクスチャ、レガートに対応した男女のボーカル・ドローン、パーカッション、ヒット音、FXなど、シネマティック・サウンドに必要な要素がワンパッケージにまとまっています。
シネマティックなジャンルや劇伴等、壮大な世界観の楽曲にマッチする31種類のボーカル・インストゥルメントを収録したKONTAKT対応ライブラリ。
映画音楽やゲーム作品等で活躍する6人のプロシンガーによるボーカルは存在感抜群!「エルフ」や「ヴァルハラ」「ダークセイレーン」などのファンタジックな題材がイメージされたインストゥルメントは、楽曲の説得力と魅力を増幅します。
『Elements Kepler 2』には前作ユーザー向けの優待価格が設定されており、『Ethera Gold Atlantis 3.5』は無償でアップデートいただけるようになっています。すでに前作をSONICWIREでご購入いただいている方は、ハードル低く入手可能です。
映画音楽のような壮大なサウンドにチャレンジしたい方は、ぜひ製品ページをご確認いただき、導入をご検討ください!
「サンプルパック」カテゴリに新たに3ジャンルを追加!
昨年度に引き続き、これまでカテゴリ未掲載だった注目ジャンルを追加しました!ジャンルの解説とともに、注目製品をピックアップして紹介します!
もしかすると、「聴き覚えのあるあの曲のような雰囲気のサウンド」に出会えるかもしれません。ぜひこの機会に、新しいジャンルを体験してみてください!
「MIDTEMPO」もしくは「DARK ELECTRO」は、100BPM前後の4つ打ちキックと裏拍スネア、細かく刻むシンセを中心とした、インダストリアルで重々しい雰囲気が特徴のジャンルです。
「サイバーパンク映画」をイメージしていただくと一番分かりやすいかもしれません。近年ではガンシューティングやアドベンチャーなどのゲームでも聴く機会が増えてきた注目ジャンルです。
「HARDSTYLE」は、ガバやハードコアの破壊的な音楽性を受け継ぎつつ、明確な「ブレイク→ビルド→ドロップ」構成や150BPM前後のテンポなど、大箱EDM寄りの要素を取り入れたジャンルです。
ベースと一体化してディストーションがかけられたキックは「ハードスタイルキック」と呼ばれるほど象徴的なものとなり、今では他のジャンルの楽曲で聴く機会も増えてきました。
「COLOUR BASS」は、プラグインを通してコードという「色」が付与されて、キラキラ、シャリシャリした質感になったベースサウンドの名前がそのまま定着したジャンルです。「COLOR BASS」とも表記されます。
ダブステップやリディムを下敷きにしたメリハリが効いたリズムに乗せて、乱反射した光をそのまま叩きつけるような派手なサウンドが人気を集めています。
初心者からエキスパートまで、幅広い制作環境に対応するサンプルパックたち。来年も魅力的な新製品をリリースしていきますので、ぜひご期待ください!
もちろん、もちろん「サンプルパック」カテゴリには、今回紹介したブランドや製品以外にも“サウンドプロデューサーの魂”が詰まった魅力的な製品が揃っています。この冬休みは、デモサウンドをじっくり聴き比べながら、お気に入りのサウンドを探してみてはいかがでしょうか?
folder NEWS, SONICWIREニュース, サンプルパック / サンプリングCD
label サンプルパック















