SPITFIRE AUDIOのABBEY ROAD ORCHESTRAシリーズにクラリネット追加!
SPITFIRE AUDIO『ABBEY ROAD ORCHESTRA: CLARINET』
ガチ作曲用オーケストラ音源、SPITFIRE AUDIOのABBEY ROAD ORCHESTRAシリーズ。
木管楽器編としてフルートに続いてリリースされた『ABBEY ROAD ORCHESTRA: CLARINETS』は、タイトル通りクラリネット・セクション(a2)のライブラリー。コンパクトながらも幅広い情緒表現に対応するお手頃なCORE版と、より充実した内容であらゆるアンサンブルに対応するPROFESSIONAL版の2グレードが本作でも用意されています。
素早く、柔軟なSPITFIRE製のエンジンとインターフェースが、オーケストラや吹奏楽曲に鮮やかさを加えます。
- メーカー:SPITFIRE AUDIO
- カテゴリ:ソフト音源
- メーカー:SPITFIRE AUDIO
- カテゴリ:ソフト音源
PROFESSIONAL vs CORE
CORE版は2種類の美しいレガート、2種類のロングノート、10種類のショートノートといった必須テクニックを収録し、シリーズの他製品同様にABBEY ROAD STUDIOSのエンジニアであるSimon Rhodesによる、バランスの整ったミックス信号が1つだけ収録されています。
PROFESSIONAL版ではラン、スラーを含む7種類ものレガート(本作の目玉👀!)、スフォルツァンドやフラッターを含む5種類のロングノート、ダブルタンギングからクアッドタンギングまでを含む8種類のショートノートを収録し、ツリーやアウトリガー、近接など総計16のマイクシグナルを使用できます(ミックス信号は2種類)。シチュエーションに適したバランスを整えることで、サウンドは眩しく輝きます。
大雑把にいえば、通常使用の範囲でサウンドはほぼ同じ”究極を目指した“クオリティで得られ、操作感も変わりません。それを凌ぐ表現力、シチュエーションへの適応性を求めるならばPROFESSIONAL版が不可欠です。
一貫した操作性を誇るSPITFIRE ENGINEエンジン
改めて記しますと、SPITFIRE AUDIO製品にはNATIVE INSTRUMENTS社のKONTAKT(無償のKONTAKT PLAYERを含みます)のみに対応するKONTAKTライブラリと、SPITFIRE AUDIO社の独自開発によるSPITFIRE ENGINEとがあります。
SPITFIRE ENGINEはSPITFIRE製品のみを扱うため起動が速く、何より作曲家が扱いやすいよう構成されているため、必要な機能へのアクセスの良さ、制作の集中力を途切れさせない快適動作が特徴です。もちろん一貫した操作体系ですので、一定の感覚で複数のライブラリを扱うことが可能。
製品ごとに対応エンジンが異なることにご注意いただく必要こそありますが、(原則として)本製品のようなシリーズは同一エンジンを備えることで、音響や操作性の一貫性が保たれています。
また、SPITFIRE ENGINE対応製品は、製品ダウンロード用ソフトウェア(Spitfire Audio App)とお使いのDAW以外に、サンプラーのような”中間ソフトウェア”が別途必要となることは一切なく、起動してすぐに”単体のソフトウェア音源”として演奏可能。これは案外大きなアドバンテージです。
すべてのABBEY ROAD ORCHESTRAシリーズが出揃った暁には、本物さながらのダイナミクスを表現可能な”最も強力で最も情緒的なオーケストラ“が、普段の制作環境において結成されることになります。プロフェッショナル御用達となるであろうライブラリーの今後にも乞うご期待!
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label SPITFIRE AUDIO, THE PROFESSIONAL COMPOSERシリーズ, オーケストラ, クラリネット