ギタリストのための ★3 統合環境 TWO NOTES『GENOME』 上陸!
常に音楽とトーンの探求を続け、革新的な製品を提供する「TWO NOTES」の新規取扱いをSONICWIREにて開始いたしました!
TWO NOTES『GENOME』
キャビシミュ/アンプシミュとハードウェア/ソフトウェアとの最高品質のシミュレーション環境を研究開発し、代表作『TORPEDO』で世界中のギタリストを唸らせたフランスのTWO NOTES社。
先ごろリリースされた『GENOME』は、こうしたシミュレータにはじめて触れる人にも扱いやすいインターフェースを持ち、かつ同社の製品をお持ちであれば統合(インテグレーション)環境を容易に構築可能なすぐれものソフトウェアです。
本格的なレコーディングを考えると複雑化しがちな音楽環境も、TWO NOTESブランドを活用すればがぜんスッキリ!(もちろん他社製品とのハイブリッドな使用もOK)
熟練、最先端デベロッパーによる、リアンプの新次元です。
- メーカー:TWO NOTES
- カテゴリ:プラグイン・エフェクト
アンプ×キャビ×ストンプ×スタジオ = エンドtoエンド
デフォルトで、12×アンプモデル(4×チューブモデル)、CODEX(Neural Amp ModelerおよびAIDA-X, GUITAR ML互換)、自由なマイクポジションに対応するDynIR、ナチュラルな効果を誇るストンプ(PEDALS)とスタジオFX、必携のチューナー、ゲートも完備。
計128×8個のRIG(プリセット)はインポート/エクスポートに対応し、コミュニティ内での共有も簡単。シグナルパス内で信号のスプリット/マージができるほか、細かな設定でステレオダブリングを実現するTwin Trackerが地味にお役立ち。
Captor/Captor X、OPUSといった同社製ハードウェアをお持ちであれば連携動作はお墨付き(相性問題の心配もなし!)で、いま記したようにオープンソースのプロファイルの読み込みも考慮すれば、ギター、ベースを問わず、拡張性にも将来性にも信頼を寄せられます。
唯一の難点はスタンドアローンアプリがないこと。レコーディングを主目的としたものなのでDAW上での動作が既定路線です。ただし軽量のVSTホストなどDAWの代替ソフトを使用すればライブシーンで活用できる可能性もあります。
⚠ 弊社ではハードウェアや拡張プロファイルの取り扱いはございません。また動作確認の行われていないホストでのご利用については保証いたしかねます。まずはデモ版をお試しください。
実際に触ってみる
『GENOME』に収録しているアンプはTSM™アンプ・エンジンという最新技術を使いシミュレートをしています。パワー管を4種類の中から選べ「EL84」はカラッとした音色、「KT88」は太い音色になります。さらに「DEPTH」と「CONTOUR」のツマミで大きくトーンを変更できます。「DEPTH」を大きくすると低音が増え「CONTOUR」を増やすとドンシャリサウンドになります。ジャンルによってはもっとローやハイが欲しい時があるので、その時はこちらを調節してみると良いでしょう。
ブリティッシュサウンドな「Albion」とクリーントーンが得意な「Gemini」をミックスし生々しいクランチサウンドを作ってみました!
製品ページにもデモサウンドを用意しているので、是非チェックしてみてください!
次はキャビネットのDynIR™エンジンについて見ていきます。バックポジションを含む柔軟なマイク/ポジション選択を可能としており、IRデータ160,000個分に匹敵するDynIR技術によりきめ細やかなサウンドメイクを可能としています。実際に他のアンプシミュレーターのキャビネットと比べて倍音が多いように聴こえ、自然なハイがリアルな鳴りを感じさせます。繊細で肌触りの良い音のように感じました。
エフェクターで気になったのは「Studio Compressor」です。視認性や操作性が高く、これだけのプラグインが欲しいぐらい出来が良いです。リアルタイムに表示される音量に対し「THRESHOLD」をマウスドラッグで調整でき、どれくらいコンプレッションされているのか一目で判断することができます。「THRESHOLD」以外にも「RATIO」と「KNEE」は図形の点をドラッグすることで調整でき、現代的なインターフェイスを備えています。「HP FILTER」で高域だけをコンプレッションしたり、「DRY / WET」でパラレル処理ができたりとギター/ベース以外のソースにも使えそうなほど機能性も良いです。
「Klonataur」は現在プレミア価格になっている“CENTAUR”を基にしたエフェクターです。サウンドが気になっていた方は是非こちらで体験してみてはいかがでしょうか。こういったユニークなものから定番のエフェクターまでが揃っています。
断トツの臨場感は、きっと演奏能力も後押し
悩ましい”デジタル処理”感はなく、ノブを回した感覚までリアルとの海外レビューもあり。
たとえばアンプシミュの性能が出やすい’クランチ気味なセッティングでのパームミュート’は、事後処理無用で、そのままOKテイクとして使えるクオリティ。クリーントーンもファズも、『GENOME』なら他では得がたい抜群の臨場感を味わえます。
実物のアンプ、キャビから聞こえてくるのと同じ、ナマナマしい感覚で演奏や録音に臨めば、演奏と出音とがフィードバックし合って演奏精度も発想も高まります。まさしく、いいことずくめ。
デフォルトで備わったキャビに不足を感じたなら、多彩なエクスパンションやネット上で配布されているIRデータ等に手を伸ばしてみてください。きっと次の瞬間には、あなたに合った至高のセッティングを作り上げられるはずです。
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