VSL『SYNCHRON FAZIOLI F212』 室内音響を活かしたファツィオリ製ピアノ
ファツィオリ社製ピアノの包容力を完璧再現し、ユーザーもオーディエンスも魅了したVIENNA SYMPHONIC LIBRARY社の「SYNCHRON PIANOS」シリーズ前作、『SYNCHRON FAZIOLI F308』。
続編とも言える『SYNCHRON FAZIOLI F212』は、F308と同じスタンダードモデルながら、最大級とされるF308よりも幅広い用途に適した、「理想的」「汎用的」なグランドピアノを再現したライブラリです。
中規模環境でこそ映えるF212を本製品では、同社が保有する収録用ステージ「Synchron Stage Vienna」に含まれる70m2規模のStage Bに配置し、サンプリング専用のPiano Robotを使用して正確に収録しました。
- メーカー:VIENNA SYMPHONIC LIBRARY
- カテゴリ:ソフト音源
特有のしっかりとした打弦音、豊かな倍音を持つ低音、まろやかな中域、優しく語りかけるような高域、そしてファツィオリの誇る大きなダイナミックレンジが、あなたの制作環境に再現されます。
最大9系統のマイクシグナルの組み合わせ、またはバランスによって、シックなサウンドからモダンで明瞭なサウンド、あるいは完全に「ひたれる」没入型サウンドまでさまざまなサウンドカラーが簡単に得られます。
※すべてのマイクシグナルを使用するにはEXTENDEDライブラリが別途必要になります。製品ページにて収録内容をご確認ください。
以下の動画でも確認いただける通り、基本インターフェース「PLAY」に表示されたコントロール群だけでも大幅なサウンドのカスタマイズが可能。加えて詳細な「EDIT」も含めれば鍵盤一つずつという規模まで、どこまでもあなた好みのサウンドを追求することが可能です。
VSL社の弁を参考にすれば、コンサートホールを活かした荘厳なサウンドのF308はどちらかといえば聴衆目線のゴージャスさ。対してマクロ写真のような近距離(intimate)サウンドのF212は、演奏者目線での「手応え」が強く感じられる製品。それぞれの持ち味を存分に活かした仕上がりと言えます。
両者ほぼ同価格帯ではありますが、イントロセール期間中の入手が断然お得です。ぜひご検討ください。
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