自身の楽曲を世界に広めるには・・・?アーティストとして活動を始めるときにやることリスト
音楽の聴き方が、ストリーミングサービスやSNS主流になっている昨今。CD主流であった時代よりも、誰でも手軽に音楽をリスナーに届ける事ができるようになりました。
一昔前はメジャーデビューこそが所謂『音楽でご飯を食べる』ことのテンプレートでしたが、現在は完全自主でもプロモーション部分を強化する事で自身でマネタイズを成立させることが出来ます。その基本となる土台の作り方をご紹介します。
①楽曲を各種ストリーミングサービスに配信する
楽曲ストリーミングサービスとは、データをダウンロードせずに、楽曲データを受信しながら再生する音楽サービスの事です。主要なサービスは Spotify/Apple Music/Amazon Music等が挙げられます。
制作した楽曲が手元にあるだけでは非常に勿体ないので、まずは楽曲を多くの人に聞いてもらえる環境へ送り出しましょう。ストリーミングサービスで再生回数を稼ぐにはプレイリストに入ることが重要とされています。例えば、曲頭に耳に違和感を持たせるようなフックを作って見たり、イントロの尺を短く印象の強いものにしてみたりするなど、視聴した時にインパクトが残せるようなアレンジにすることを意識して作曲してみてください。
また、CDを流通させることは非常にハードルが高いものでしたが、今は誰でも数千円で全世界に配信することができます。弊社クリプトン・フューチャー・メディアでも配信を代行するディストリビューションサービス『ROUTER.FM』を運営していますので、まずはお気軽に配信してみてください。
現在、『ROUTER.FM』では2023年10月3日(火)から2023年10月31日(火)まで、シングルプラン無料キャンペーンを実施しています。キャンペーン期間限定で、配信プラン[シングル]の配信登録料(通常1,380円)が1人1回無料!『ROUTER.FM』には年会費が存在しないため、キャンペーン中にご登録いただいた楽曲は、キャンペーン期間終了後も追加料金なしでそのまま半永久的に配信することが可能です。
②Youtube にMVをアップロードする
MV(ミュージックビデオ)は、アーティストが楽曲で伝えたいこと、及びその世界観を増幅させる効果が効果があります。楽曲単体ではあまり魅力が伝わらない場合でも、MVとの合わせ技でバズるというケースも多く存在していますので、楽曲を聴ける場所を増やすという意味でもアップロードすることをおすすめします。
MVというと少し敷居が高く感じてしまいますが、1枚の写真に歌詞を表示させるようなリリックビデオであれば、フリーの映像編集ソフトでも作成する事ができますので、まずはリリックビデオからチャレンジしてみるとよいかもしれません!
また、動画の概要欄には、各SNSへのリンクや、動画の内容を補足する文章や、歌詞などを入れ込むことができるので、是非活用していきましょう!
▲各種リンク等を記載できるYoutube動画概要欄。
さらに、Youtubeでは広告も打つことができます。音楽に興味がありそうな人に対して広告を差し込むことで、より楽曲やアーティスト自体の認知を広めることができます。
③情報発信できる場所を増やそう(各種SNSアカウントを作成/ホームページを作成する)
情報の発信場所と言えば、一昔前はテレビ/ラジオ/新聞/雑誌などが主流でしたが、どれもハードルが高くインディーズアーティストが気軽に発信できる場所ではありませんでした。しかし、現在はX(旧Twitter)やInstagram、TikTokといった誰でも無料で登録して情報を発信できるSNSが発達しています。また、ホームページにおいても難しいHTMLなどを組まずとも、WiXやJimdoなどの無料で簡単に作成できるサービスが充実していますので、バイオグラフィーやディスコグラフィーなど、何者か分かるよう基本的な情報をしっかり発信していきましょう。
一番お手軽なのはX(旧Twitter)で、基本テキストベースで情報を発信できる為、リリース情報やライブ情報などをユーザーに伝えやすいです。写真や動画も併せて投稿(ポスト)できるので、リリースの告知にはMVを、ライブの告知にはフライヤー画像を添付するなど、アーティストにとって情報の取り回しがし易い印象があります。また、社会人・学生共にひと段落つく20~22時がゴールデンタイムと言われており、この時間帯にポストすると情報の拡散がしやすいので、是非参考にしてみてください。
なお、SNSの投稿はアーティストのブランディングにも影響していきますので、日常で使用しているプライベートアカウントとは別のアカウントで運用していくことをお勧めします。
今回は楽曲を世界に広める為のはじめの一歩を紹介していきました。制作した楽曲を手元に置いておくのではなく、まずは配信してみる、すなわちチャレンジしてみることが重要です。誰でも等しく『バズる』可能性を持ち合わせているので、あきらめず作曲・配信を続けていきましょう!
今後もアーティストとして活動する上でアドバイスを発信していきますので、お楽しみに!
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